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写真と言葉と

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自分のことや 日々の気づきを つらつらと。
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母の口癖

母の口癖

「どうせわたしなんて」が、母の口癖だった。

父と喧嘩した時、よくそう言い返してた。
喧嘩はしょっちゅうだったから
多分死ぬほどこの言葉を聞いてきたはず。

口に出さないまでも、態度にも出ていたように思う。
だからと言って、家で大人しく小さくなっていたわけではなくて
同居の義母(ここちょっと複雑で母の母でも父の母でもない。私にはおばあちゃんが3人いた。)や父にも自己主張していた。

でもどこか卑屈

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お母さんになってよかったと思うことは何ですか?

お母さんになってよかったと思うことは何ですか?

小さい頃からキャリアウーマンに憧れていた。
キャリアウーマンって、今はあまり言わないのかな?バリキャリ?

何の仕事で、とかではなく、仕事であちこち飛び回っている人に憧れていた。
電車が好きで新幹線も好きだったから、毎日新幹線であちこち移動しているような。

従姉妹がバリバリ働いていて、お正月になると私にお年玉を届けに来てくれた。
元々シュッとしてる人だったけど、バッチリメイクと素敵なロングコート

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はじまりのとき①

はじまりのとき①

あり方スクールは、子どもの頃の自分に戻って、今、忘れてしまっている、自分の良いところや才能に気づく講座。

そのはじまりは2015年。
この頃は今みたいなガッツリな講座ではなく
あり方に気づいてあり方で過ごす場
というもっと全然ライトなカンジだった。

みんなが生徒
みんなが先生
そんなカンジで
全員が参加費払ってた

親子だったり家族だったりの参加も多かったから
どちらかというと、今のオンライン

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同じモノは見ていない

同じモノは見ていない

ヤブカラシ

正確にはヤブガラシと言うらしい。

子どもの頃よく見かけた植物で
蔓性でいろんな木に巻きついていた。

このヤブガラシを見ると、小学校の同級生だった中村くんを思い出す。
彼は昆虫がめっちゃ好きで、めちゃくちゃ詳しかった。
私が尋ねると何でも答えてくれた。
夏休みの自由研究では昆虫の標本をつくってきてた。
勉強が苦手で、クラスで目立たない存在だった彼だったけど、昆虫のことでは、クラスの

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母親から自立するということ

母親から自立するということ

今日もあり方スクールの話を。

あり方スクールでは「聞き方」というものをやる。

「聞き方」とは、ざっくり言うと母親から受け継いだ習慣や考え方のクセなど、行動様式のクセのこと。

私たちは自分が思っている以上に、母親の影響を受けている。
大人になった今でも。

母親から引き継いだモノ(習慣、考え方のクセ)を、あたかも自分のモノのように当たり前にやり続けながら過ごしている。
本当は、それをする、しな

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自分のように育って欲しくないって思うから苦しくなるんだね

自分のように育って欲しくないって思うから苦しくなるんだね

前回に続き、あり方スクールの話を。

あり方スクールは、子どもの頃に戻って
今、忘れてしまっている
自分の良いところや才能に気づく講座。

講座では、子どもの頃、主に小学校の頃の自分に戻る。

小学校1、2年生は親のコピー期
小学校5、6年生は親の社会性のコピー期
その狭間の小学校3、4年生が、一番自分らしさを表現している時期

講座前半では小学校3、4年生の頃のことを思い出していく。
で、この頃

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ひたすら自分を漂白してた頃の話

ひたすら自分を漂白してた頃の話

あり方スクールは、子どもの頃の自分に戻って、今、忘れてしまっている、自分の良いところや才能に気づく講座。

小学校3、4年生の頃は、その自分の良いところや才能をつかって、当たり前のように自分と周りを幸せにしていた。

でも、大きくなるにつれて
例えば
それをして親に叱られたとか
それをして友達に笑われたとか
そういう経験から
「これってやってはいけないことなのか」と
勘違いして
自分の良いところや

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家族って不思議

家族って不思議

結婚して今年で25年になる。
妊娠を機に、旦那さんの実家で同居を始めたので、旦那さんだけでなく義父母と25年一緒に暮らしていることになる。

四半世紀。
私が実家を出たのが18歳のときだから、両親と暮らした年月をとっくに超えてしまった。

これだけ長く一緒にいると、考えることとかも似てくる。

キャベツがもうないなぁと思って一玉買ってきたら、義母も買ってきて、更に宅配サービスでも頼んでいて(注文し

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「できないけど好き」って大事

「できないけど好き」って大事

小学校の頃から運動が苦手だった。
体育の成績はいつも悪かった。
だから体育の授業は嫌いだった。
小学校5年生の時にミニバスと出会って
そこからちょっとだけ体育が好きになった。

苦手な中でも好きだったモノはあった。
縄跳びや大縄は好きだったし
水泳もクロールは好きだったし
(平泳ぎはできなかった)
マット運動も好きだった。
(跳び箱は飛べなかった)
鉄棒も、逆上がりができるようになってからは割と好

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役割を自分に合わせるんじやなくて自分に合った役割を見つけるのがいいよねという話

役割を自分に合わせるんじやなくて自分に合った役割を見つけるのがいいよねという話

私は蒸したて熱々の茶碗蒸しを素手で持てる。
これって特技だと最近気づいた。

私がこの特技を以前パートしてた和食屋さんで手に入れた。

パートの面接時からホール担当で採用されたのだが、ある時、店長から「中にも入って」と言われ、調理場にも入るようになった。

調理場に入ると言っても、ガッツリ調理をするわけではなく(そこはもうバリバリ職人さん達のお仕事)
調理場とホールを繋ぐカウンターに立ち、盛り付け

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あなたの【かかり】は何ですか?

あなたの【かかり】は何ですか?

よかよか学院では
「あなたにしかできない【かかり】がある」
と、伝えている。

【かかり】と聞くと、小学校の時やってた、生き物係とか、黒板係とか、自分に与えられた仕事の役割を思い浮かべると思う。
でも、そうではなく、その人のあり方や才能、その人らしさで命名するのが【かかり】だ。
(故にひらがな表記)
で、自分の【かかり】に気づくための時間が「かかりの時間」

一回やって気づくだけでも全然いいんだけ

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自分の人生の映画をつくってみた

自分の人生の映画をつくってみた

ここでも書いたんだけど

現在あり方スクールレクチャーという講座を受けている。

で、あり方スクールの2日目に
「映画のポスターを描く」
というワークをやるんだけど

今まで何期ものあり方スクールを見てきたんだけど、撮影だったりスタッフ参加だったりで
このワークをやったことがなくて。

今回初めて自分で描いてみた。

この映画のポスターを描くというのは
・自分が主人公の映画
・主演:自分
・監督:

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自分の全部を受け入れる

自分の全部を受け入れる

小学校1、2年生は親のコピー期
小学校5、6年生は親の社会性のコピー期
その間の小学校3、4年生は自分の本質を表現する時期。

あり方スクールは、その性質を活かして
小学校の頃の自分に戻り、自分の本質や親からコピーしたモノに気づく講座だ。

加えて、小学校卒業〜中学校入学にかけて、背負ってしまったモノにも気づいていく。

まとめると
①小学校3、4年生=本質、あり方
②小学校5、6年生=親から受け

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子育てで後悔していることは何ですか?

子育てで後悔していることは何ですか?

お母さんになってよかったと
思えることはありますか?

子育てで後悔していることは
ありますか?

物心ついた時から、両親は喧嘩ばかりしていた。
暴力的なことはなかったけれど(ドアをバーンって閉めるとかはあったけど)
罵り合うような、まぁまぁ激しめの喧嘩で。
子どもとしては、やっぱりそれを聞きながら生活するのはしんどかった。 

他所の家が羨ましかった。
家に居るのは好きじゃなかったから、屋内で遊

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