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猫にまつわるおはなし

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我が家の愛猫、いっとくんに関すること。
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#保護猫

猫とお掃除事情。

猫とお掃除事情。

掃除が好きだ。

散らかっていたり、汚れているのが苦手である。
(B型のくせに、とよく言われる。うるせえ)

年齢と共に潔癖気味になっているのだが、猫を迎えてさらに掃除の熱量が上がったように思う。

と言うのも、綺麗好きなお猫様に、汚い環境で過ごさせるなんて言語道断だからだ。

愛猫というものは、自分の存在よりも大切で、尊い。
ゆえに、落ちているゴミを誤飲したり、ほこりやハウスダストでアレルギーを

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冬の記憶と猫のおはなし。

冬の記憶と猫のおはなし。

9月。少しずつだけど、秋を感じるようになった。

朝、蛇口から出る水が少し冷たく感じるようになった。
早朝に外に出れば、頬に当たる風がひんやりとしている。

私は、猫の次の次の次くらいに秋冬が好きだ。
肌寒い朝に淹れるホットコーヒーや、肺いっぱいに冷たい空気を吸い込む感覚、全てが愛おしい。

そして何と言っても、猫と過ごす寒い時期が大好きである。

寒くなってくると、猫は冬毛へと衣替えをする。

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喋る飼い主、喋る猫。

喋る飼い主、喋る猫。

猫を迎えて、よく喋るようになった。

元々あまり言葉数が多いほうではなく、一人で家にいる時なんかは一切声を出さない日もある程だった。
しかし、猫を迎えた瞬間、自分でも驚くほどに一人で喋るようになった。
そんなお喋りな下僕と、それに答えてくれる優しい愛猫の話を綴ろうと思う。

事あるごとに、猫に話しかける。
朝は「おはよう」から始まり、続いて「うわあ、今日も可愛いね」と息をするように褒める。
大体毎

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猫にまつわる辞められないこと。

猫にまつわる辞められないこと。

愛猫を迎えてもうすぐ丸っと4年。
生後2ヵ月で我が家にやってきた愛猫は、今月めでたく4歳を迎えた。

そんな可愛い猫との生活で、辞められない事がたくさんある。

まず、収集癖。
おもちゃだのおやつだの、ついつい買い漁ってしまう。
おやつは健康面を考えてセーブするが、おもちゃはお店やネットで見る度に「これで遊んでる姿、絶対可愛いよなあ…」なんて妄想して購入してしまう。

しかし、お猫様にお気に召して

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猫との信頼関係の築き方

猫との信頼関係の築き方

人間には、猫に好かれる人と嫌われる人の2種類存在すると思っている。

かたや、猫をこよなく愛しているはずなのに永遠に片想いの人。
かたや、猫をこよなく愛し、猫からもこよなく愛されている人。

この違いは何なのか考えてみた。
あくまでも憶測なので、気軽に読んでいただけたら。

まず、猫に嫌われてしまう人。
猫嫌いならまだしも、猫の事が大好きなのに、彼らに嫌われてしまっては本当に可哀想だ。

しかし、

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あざとい猫ちゃん

あざとい猫ちゃん

うちには、もうすぐ2歳になるキジトラの男の子、いっと君がいる。
これまでnoteにもその愛らしいエピソードを沢山綴ってきた。

猫は可愛い。
とても可愛い。
目に入れても痛くないし、何なら自分から進んで目に入れたいくらいだ。

しかし愛猫に翻弄されるのは、「可愛い」や「愛おしい」といった自分自身の感情だけではないんじゃないかと最近思い始めた。

ついつい猫に振り回されてしまうのは、猫によるあざとい

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コロコロ変わるよ、猫の表情

コロコロ変わるよ、猫の表情

「猫って、犬に比べると無表情だよね」

先日、知り合いにそんな事を言われた。
私は心底驚いた。猫が無表情だと思った事が一切無いからだ。

確かに、猫を飼った事のない人から見ればそういうイメージはあるかもしれない。
言われてみれば、SNSなどで拡散されているわんこの写真は、「表情豊か」という言葉が当てはまる気もする。

しかし、猫もかなり表情豊かだ。
猫ちゃんによってはあまり顔に出さない子も居るかも

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猫のごはんを変えたお話

猫のごはんを変えたお話

先日、猫のご飯の見直しを行った。
というのも、ペット保険のアニコム損保さんが実施している、無料の「腸内フローラ診断」で、少し気になる結果が出たからだ。

わたしは膝から崩れ落ちそうな程ショックだった。仕事の休憩中にスマホから診断結果を見たので、なんとか崩れ落ちずに耐えたが、心のダメージはかなり大きかった。

すぐに動物病院で診てもらったが、幸い異常は無かった。上記のような診断は、結局は目安でしかな

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猫と夫の不思議な関係

猫と夫の不思議な関係

わたしは結婚2年目の夫と1歳半のキジトラの男の子、いっと君との2人+1匹暮らしである。

音楽関連の仕事をしている夫は毎日忙しく、早朝に家を出て夜中に帰宅するという事も珍しくない。故に、わたしと比べると愛猫と接する時間はどうしても短くなってしまう。

今日はそんなうちの夫と猫の関係性について綴ろうと思う。

忙しい夫は、なかなか家でゆっくり過ごす時間が無いため、猫のお世話はわたしがメインで行ってい

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うちの猫はせっかち

うちの猫はせっかち

タイトル通り、うちの愛猫はせっかちだ。

自分の撫でてほしいタイミングで撫でてもらえないと噛むし、トイレをした後はすぐにお掃除の催促に来る。
少しでもタイミングがズレようものなら、猫の逆鱗に触れてしまう。

なので猫に激甘なわたしは、猫をお待たせする事が無いよう必死に様子を伺っている。奴隷だ。いや下僕だ。

そんなせっかちさも「可愛いなあ」なんて思ってしまうのだが、先日はもっと可愛い事件が起きた。

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猫を飼う上で辞めたこと

猫を飼う上で辞めたこと

わたしは心配性だ。とことん心配性だ。
可愛くてたまらない愛猫に対しては、より一層心配性になる。

去年の秋、夫に猫のお世話を任せて友人と旅行に行ったのだが、心配で心配で眠れなかった。夫を信頼してない訳じゃないが、なんだかもうとにかく心配だったのだ。帰りは友人と別れた後、ダッシュで新幹線に乗った。

そんな心配性のわたしが、猫をお迎えするにあたって辞めた事をお話しようと思う。

まず1つ目に、[香り

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猫を飼って良かったと心から感じる事

猫を飼って良かったと心から感じる事

可愛い仔猫を迎えて早1年数ヶ月。
仔猫はすっかり成猫へと成長し、怪我や病気も無く元気にすくすくと育っている。

たまに「猫ってどういうところが良いの?」と聞かれる事があるが、そんなの「全部」に決まっているではないか。
しかしこんな答え方では頭が悪い。猫飼いとして、猫の良さを存分に伝えなくてはならない。

冷静になって猫の良さや猫を家に迎えて良かったと思う事をじっくり考えてみた。今日はそうして出た答

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凄まじいスピードで懐いてくれた愛猫との出会い①

凄まじいスピードで懐いてくれた愛猫との出会い①

2019年7月7日。

万年ぽけっとしている私が、
とても鮮明に覚えているあの日。

可愛い可愛い、うちの子と出会った日。

遡ること1年と数ヶ月前。
母親がふと「友達の家で仔猫が3匹産まれたらしい」と言った。

わたしはシンプルに「へー」と思った。
興味が無かった訳ではないし、元々猫は大好きだ。

学生の頃、公園の清掃ボランティアをした事があるのだが、足元にすりすりとやって来た野良猫に夢中になり

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凄まじいスピードで懐いてくれた愛猫との出会い②

凄まじいスピードで懐いてくれた愛猫との出会い②

母の友人宅で仔猫が産まれた。

小さな小さな仔猫が、
[うちの子]になるまでの思い出の物語。

未だ仔猫の写真を見た事がなかった私。
今か今かと待ち構えていた。そして遂に、母から1枚の写真が送られてきたのだ…!

どぎまぎしながらLINEを開けば、そこにはふわふわの3匹の小さな仔猫が写っていた。

実際の写真 ☝︎

あまりの可愛さに、意識は宇宙まで飛んでいたと思う。
なんて可愛いんだ。こんなに可

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