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猫とお掃除事情。



掃除が好きだ。

散らかっていたり、汚れているのが苦手である。
(B型のくせに、とよく言われる。うるせえ)

年齢と共に潔癖気味になっているのだが、猫を迎えてさらに掃除の熱量が上がったように思う。

と言うのも、綺麗好きなお猫様に、汚い環境で過ごさせるなんて言語道断だからだ。

愛猫というものは、自分の存在よりも大切で、尊い。
ゆえに、落ちているゴミを誤飲したり、ほこりやハウスダストでアレルギーを起こしてほしくない。
愛猫が元気に健やかに育つためには、人間がしっかりと環境を整えなければならないのだ。

ペットに愛情を注ぐということは、自分自身に対して多少は厳しくないといけないと思う。
たとえそれが自己満足に近いとしても、守るために。

そんな熱血ねこ大好き下僕。猫を迎えたことで毎日お掃除スイッチがONになる。

毎日のお掃除は、まずは埃が舞わないようにクイックルワイパーで水拭きをして、掃除機。
仕上げにドライシートで軽く拭いて、カーペットやベッド、キャットタワーを粘着テープでコロコロ。

定期的に、ダニなどを吸ってくれる温風クリーナーでベッドやカーペットなどの布製品をお掃除。
ベッドシーツやお布団カバーやカーテンも小まめに洗濯をして、空気清浄機を常に付け、エアコンのフィルターは週1で掃除。

床やテーブルに、物や服は絶対に放置しないようにしている。
例えば、パーカーの紐とかコスメとか貰ったチョコレートとか、誤って猫が食べてしまったら大変なものが沢山ある。
少しでも不安に思うものは、猫の手が届かない場所にすぐにしまうようにしている。

些細な事しかしていないけれど、きっとこんな日常を送り続けると思う。
これで猫が健康に過ごせるのであれば、わたしは熱が出ようが足を折ろうが、掃除を続ける。

それにしても、今は猫のために血眼になって掃除をしているものの、やはり部屋が綺麗だと心も頭もスッキリする。

「部屋の状態は心の状態」とはよく言ったもので、綺麗にすればするほど、思考もクリアになっていくのだ。
…掃除のおかげか、猫と暮らして万年ハッピーだからかは分からないが。

とにかく、猫への愛情と、掃除へのこだわりは紙一重。猫ラブ、お掃除ラブ。ああ、なんて美しい日々なのでしょう。

もはや、掃除で思考をクリアにし過ぎて、知能まで無くなったように思う。

そんなこんなで、今日もせっせと掃除をする。
そして、失った知能は、ゴミ箱からでも探そうと思う。
そんな滑稽な姿も、愛猫が優しく見守ってくれることを願って。


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