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人生切り売りいたします。

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介護とか死とかうつ病とかパワハラとか怪我とか病気とか性癖とか犯罪に巻き込まれた話とか騙された話とか、もうなんでもばっちこーいな波乱の半生を恥ずかしげもなく披露してお金をもらうマガ… もっと読む
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記事一覧

せん妄という痴呆症状

母親が3月に体調を崩して1週間寝込んでいたのですが、なんにも食べないし病院に行けと言っても返ってくる返事は「うるさいわね!」で、このまま死ぬのかなーと思ったから、嫁に行った姉に来てもらい病院に連れていったら肺炎でした。

その日のうちに入院、その日のうちに「せん妄」という老人によくある一時的なボケが始まりました。
翌日に病院へ行くと部屋替えをされていて、脱走を知らせるマットが敷かれてました。
看護

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【無料】差別だのなんだの

最近Twitterなどで女性差別やら障害者差別やらと出てくるけど、私は女性で障害者だけど「あー、はいはい」で済ませられる程度の差別しか受けてない。
そんなものをいちいち真に受けてもなんの得にもならない。
ブスと言われても「そうですが何か?」ぐらいにしか感じない。

自分を卑下してるわけでもなく、他人の特徴を差別だなんだと言うような人を相手にするほどバカバカしいことはない。
「あの人障害者だから」な

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完璧主義

今はうつ病もあって部屋の中は中の下ぐらいの汚さですが、元より完璧主義な面があったので「捜し物はあそこらへん」というぐらいにはわかるようになっています。

完璧主義だから部屋に落ちている髪の毛は拾って歩くし、ゴミの分別は完璧だし、趣味のニードルフェルトは納得するまで作るし、洋服のコーディネートもしっかり決めます。
それが仇(なのか?)になって「完璧にうまくやれなかった時」は凄い落ち込みます。
うつ病

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父親入院3回目 そして死亡まで

夏だったか秋だったか冬だったか忘れましだが、まぁ当時は春夏秋冬なぞ頭にないぐらい働くロボと化していたため覚えているわけがない。

ある夜に廊下でバッターン!!と音がして、急いで行ったら父親がぶっ倒れていた。
音に驚いて家族全員集まって、父親を立たせようとしたけど様子がおかしい。
ああ、3回目の脳梗塞だ、死ぬんだ、きっと、と思いながら救急車を呼び、母と姉が乗って、私は母達が帰るまで留守番。

死ぬん

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だからさー

苦労した人生を切り売りして包み隠さず書いて、今後同じような人を出さないために書いてるのに、購入してない人がなんでスキを送ってくんの!!??全然スキじゃないでしょ?

宣伝を狙ってるなら無駄だから!!
やめて!!

父親退院2回目

脳梗塞2回目でまた入院したバカ親父。
食事がようやく取れるようになった日に、父親が戦時中にトマトばかり食べていたため嫌いになったトマトベースの野菜ジュースが出ました。

野菜ジュースはどうなったのか
トマトだけではなくセロリも嫌いだから、野菜ジュースはさすがに飲まないだろうと思っていたら、ガブガブ飲んでいて、そこまで食べ物が欲しかったのかー!!と思いました。

それから約1ヶ月で退院したのですが、

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周りに迷惑ばかりかけて反省しない元友人に疲れた

知らないよ!他人の恋愛なんか!自分の恋愛もうまく行かないのにさ!!
などと常々思うわけで、勝手にやってろと毎回思います。

今回はほぼストーカーと化した友人(既に縁切り済み)に多大な迷惑をかけられた話をします。

処女はストーカーになりやすいの?22歳頃、長年知り合いのバンドが大阪で初ライブを行うというわけで、有給休暇で大阪へ向かいました。大阪には友人がたくさんいたので会いたいし、いい機会だったん

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友人から詐欺にあった

いまだに付き合いがある親友の幼馴染が詐欺をしました。

服飾専門学校を卒業してからすぐに、親友と2人でファッションのコンテストに出ることにした。
テーマは攻撃的で先鋭的なファッションだったような気がする。
私たちのコンセプトは「サキュバス」で、セクシーな悪魔を表現しようと、デザインを提出したら入選。

さっそく作り始めたけど、ふたりだけだと厳しいから学友にも手伝ってもらい、親友の家や自分の家で黙々

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アイスランドに行った話

父親が2回目の退院をしたので、気晴らしに退職金の一部でアイスランドに行きました。

一人暮らしの時は毎年沖縄や伊豆の離島にバカンスという名の「冒険」に行っていて、滝を求めてジャングルを歩いたり、イルカを求めて漁船に乗り込んだり、体験スキューバという名の本格的なスキューバをしたり、ボートが遭難したりと、まあまあ荒っぽいことをしてました。

さあ本題です。
アイスランドです。アイスランド、それはイギリ

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無知は損をする。家を取られた話。

戦前から商店を経営していた祖父はかなりの金持ちで、店をいくつも持っていて豪邸に住み、女中さんたちを雇い、伯父伯母父親は小学校と幼稚園に通い昼は女中さんが温かいお弁当を持ってくるという、とんでもない家庭だった。

しかし戦争で困窮し、なんとか商店街の借地で商店を再開。それでも丁稚さんがいる大きめの商店だった。

ところが!!
道路を整備するとか、裏の家がビルを建てるとかで、土地を3割ほど譲った。

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ある日父親が倒れた 2回目

都立病院を退院した父親がまた倒れた!と連絡があったのはいつだったか。
まだ私は一人暮らし中。
確か退院してから半年も経たないぐらいでまた再入院。
いい加減にしろ。

ようやく喋るのも歩くのもどうにかできるようになったのに!
前回都立病院だったから、今回はスムーズに同じ都立病院に入れました。

脳の血管がまた詰まって体はさらに硬直しましたが、都立病院の適切な処置と厳しいリハビリで2ヶ月で退院しました

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取捨選択してください

アラフィフ人生を切り売りしているので、役に立ちそうな話だけを購読してください、という意味で一話100円にしてあります。
全話買う必要はないのです。
私の話、家族の話を包み隠さず切り売りしていますから。

父親入院 2院目

先日の続きになります。
3ヶ月で追い出される仕組みの医療制度について異議がある!!

ケースワーカーに相談しなかったせいで、次の病院へ行くことができず、暫定的に入院する病院との手続きする2日間、仕方なく最高個室が空いていた病院に入れました。

一晩ごまんえん……。

そして暫定的受け入れ病院の準備が整い、半月ぐらいそこへ。
そうしてやっと念願の都立病院へ。あー、これでお金が安くなる。
父親の友人の

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突発性難聴になった話を赤裸々にする

まだ25歳だった会社員時代、ポップライターとして働いていた会社で「あなたは定時で帰るから」という理由で帰宅前に事務所全員のゴミを集めてくれと言われた。

定時で帰るのは私が定時までに仕事をすべて終わらせるからであって、他の人の残業なんて定時で終わらせられない無能だと思っていたし、今も思っている。

その「定時で帰るからゴミ集め」が理不尽に感じたせいか翌日から耳鳴りが。高速道路の音のような。2日続い

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