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はじめての妊娠・出産

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36歳の初産経験。妊娠・出産も本当に人それぞれだから、私の経験を余すことなく残そうと思いました。
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記事一覧

人生で一番痛くて怖かったお産〈前編〉

人生で一番痛くて怖かったお産〈前編〉

ご無沙汰しています。
気付けば、我が子はもう3ヶ月になります。

出産予定日よりだいぶ早く記事の更新を止めましたが、再開までにはちょっと時間が必要でした。

理由は色々ありますが、まず無事に出産し母子共に健康で、元気な我が子の育児に追われていることを報告させていただきます。
妊娠中に私の拙い記事を読んでくださっていた方、応援してくださっていた方に、お礼申し上げます。

36歳、はじめての妊娠出産と

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我が夫の育児休暇はどうあるべき?

出産予定日まで1ヶ月を切りました!

私の腹は朝から晩までドコドコ激しく暴れ続け、
ちょっと便秘しただけで、引き裂かれるんじゃないかと思うくらい痛くて眠れません。

我が子が元気ならいいんだけど。

育児そのものよりも考えたいこと

入院準備やベビーベッドの組み立て、衣類の水通しなど
やるべきことは少しずつ終わらせています。

だけど正直、出産育児そのものよりも産後の人生ばかりに頭がいってしまいま

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お産はフルマラソン

友人が臨月を迎え、お産に向けた準備について話したところ、衝撃的な事実を知りました。

はい、タイトルの通りです。

お産はフルマラソンと一緒だそうです。

お産はフルマラソン、その心は考えてみれば、陣痛開始〜出産までの時間て
初産なら15時間くらいかかるんですよね。
しかもこれは、陣痛が規則的になってからの話。
陣痛の間隔がジワジワと縮まっていく間の我慢タイムは入りません。

(自然分娩の場合)具

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【クラウドファンディング】映画『わたしかもしれない(仮)』製作プロジェクト!婦人科受診の大切さを伝えたい!

高校時代の同級生である千種ゆり子さんが
タイトルのクラウドファンディングを開始しました。

私がこの記事を書くのには2つ理由があります。

まず、10代の大切な3年間を共にした友人を応援したいということ。

それから、婦人科系の問題は自分にとっても身近であり、この活動に深く共感したこと。

少しでも多くの方に、この活動が伝わってほしいです。

“国籍性別立場世代関係なく”

この言葉は、今回の映画

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【おでかけ】小田桐あさぎ出版記念講演会in東京

【おでかけ】小田桐あさぎ出版記念講演会in東京

※無理やり【おでかけ】カテゴリーに入れてみた。

予告通り、小田桐あさぎさんの書籍『女子とお金のリアル』と講演会の感想をお届けしたいと思います。

こんなの初めて!体験型の講演会事前に「普通の講演会ではない」ことは聞いていましたが
開演まで多彩なブースやフォトスポットを楽しめるイベント性や、登壇者登場の派手さはさすがでした。

到着して受付を済ませると、ブースエリアへ案内されました。
受付でいただ

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妊娠は変化のチャンス(10)まとめ

このシリーズ、当初の想定より長くなりました、、
36年間を振り返っているので当然ですし、
なんならここには書いていない呪いたちもたくさんあります。

今回は「妊娠は変化のチャンス」という結論のために書いてきたので
この点について、3項目に分けてまとめたいと思います。

①時間的変化がもたらすチャンス私の場合ですが、会社を辞めたと同時に妊娠し、そのままほぼ無職となりました。
それにより、自分と向き合

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妊娠は変化のチャンス(9)自分を大切にするとご褒美がやってくる

タイトルが若干スピリチュアルな感じになっていますが
私自身は霊的なものやパワースポットなどは全然知覚できない(ピンと来ない)方です。

なんですが
不幸中の幸い!
ピンチがチャンスに!
なんか助かった!ラッキー!
みたいな経験は多く
何かに守られてるのかな?と思うことはあります。

この何かってなんだろう?
もしかして、知らぬ間に徳を積んでたってことなのでは?
そんなふうに最近は考えられるようにな

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妊娠は変化のチャンス(8)辞めるなら迅速に辞めて余裕をつくれ

後ろ向きなモチベーションでは人は動かない前回の記事で、私が自分的働き方改革に乗り出したのは34歳の秋のことでした。

まず、会社を辞める準備を始めました。

仕事に忙殺されながらも考えたことは
「武器を手に入れるべく、新しいことを学ばなくては」ということ。
そして、流行(?)しつつあったウェブ系のオンラインスクールに入ります。

マーケティング、ウェブデザイン、ライティングなどの勉強は
当時の仕事

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妊娠は変化のチャンス(7)収入を得ることは我慢と引き換えでなくてもいいと気づくまで

前回、夫との出逢いによって人生が変わったと書きました。

それは私の仕事観、特に働き方や人生における仕事のあり方についても、大きく影響を与えることになります。

自分を低く見積り過ぎていた、卑屈な会社員時代呪いその6:低収入なりに自由を謳歌している。
呪いその7:私レベルならこの条件で我儘は言えない。

就職を機に私の年収は上がりました。
インセンティブやボーナスももらえる会社で、ありがたかったで

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妊娠は変化のチャンス(6)夫との出逢い

妊娠は変化のチャンス(6)夫との出逢い

前回の記事では、就職したことやお金との向き合い方の変化について触れました。

その続き「会社を辞めるまで」について書こうと思いましたが
その前に重要なターニングポイントがありました。「夫との出逢い」です。
30代前半を語る上で重要な出来事なので、今回はこのテーマでお届けしたいと思います。

人生100年と仮定すると、おそらく夫との出逢いは
私の人生のトピックスTOP10には入るでしょう。(もっと上

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妊娠は変化のチャンス(5)自由と不自由

21歳で大学中退しフリーターとなり、
24歳で束縛彼氏と別れ、自由恋愛を謳歌。
そんな20代前半までの出来事をお届けしてまいりました。

大学中退後すぐに、カフェ開業の修業という目的のため
都内のおしゃれカフェで働き始めましたが、1年後に閉店を告げられ転職します。

転職先は老舗喫茶店。
この時は既に修業云々は正直どうでもよくて
とにかく無職になってはまずい!という気持ちで、求人誌で見つけた1軒目

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妊娠は変化のチャンス(4)学業編

前回は恋愛にフォーカスしてお届けしました。

今回は同時期の学業について振り返りたいと思います。

挫折だらけの学生時代小中学校は公立に通い、地元の模試結果を見る限りでは成績上位だった私は
姉も通っていた進学系の公立高校を目指して受験しました。

ところが見事に本番で失敗し、滑り止めとして合格していた私立女子校へ進学します。

今思えば
絶対に共学に行きたいと言っていたのに滑り止めに女子校を受けて

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妊娠は変化のチャンス(3)

↑前回の記事

今回は20代前半までの恋愛にフォーカスしてお届けしてまいります。

恋愛は、呪いの影響を特に受けやすいと思います。
個人の感情や価値観と直結しているからです。

私の場合、2つの呪いが特に恋愛に影響を与えていました。

呪いその1:私は熱しやすく冷めやすい子だから、何事も続かないダメな子。

熱しやすく冷めやすい性質は、恋愛においても同じでした。

相手をよく知らなくても直感で惚れ

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妊娠は変化のチャンス(2)

前回、幼少期にかかった呪いその1についてお届けしました。
その呪いは私の無意識の行動指針となり、20代前半までの人生を左右していきます。

自分が嫌い。
でもそんなことは人に言えない多感な中学生時代、私は暗い子どもでした。
呪いその1の影響で、自己肯定感が低く、自分のことが嫌いでした。

家族や同級生にはそう見えなかったかもしれません。
なぜなら、もう一つの呪いが、私に別の人格を演じさせていたから

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