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音楽、その道

茶目っ気のあるブレザー着てはめられた高校一年目、チャールズ・ミンガスのプレイに殴られた登校の道で、いま思えばだが正しく殴られた、忌ま忌ましさから逃れて聴いていた、

夏休みもすでに終わったな、ふりかえるのももうやめらどうかな、大人になったが、子供であったし、かつては幼く、いまでも怪しく、道しるべをきたのだが、みちがえるほどではなく、

人生に文句はない、日常に文句がある、退屈が許しがたいらしい、ゲーミングなごまかしをているらしい、快楽が欲しいのではなく刺激が欲しいのだと、傀儡政権つまり手先がコーラのなかに仕込めと、

ILLコミュニケーションふたたび斬るカラオケージョンなパーティ、カラオケなんか用なし飽き飽きな空き箱、どなる豚箱の豚も失せろ、吠える虎箱の徒党もうっせえ、いみじくも自分の宿泊は、いい感じの自由で祝福せよ




ちゃんとしたみんなの鬱陶しげなあの視線、チャールズ・ミンガスのウッドに支えられたこの視点、いま思えばだが正しく決めてくれていた、いばるのではなくkeep it realだった、でもrealは大義だった、realityが大事だった

有給も捨てたようだな、憂鬱でもしかたないな、断ったら? 大人だから。こだわったな。この道をいくから。道なき道をいくのは高村の「道程」、みな勘違いしているのが猪木だとか断定、

世界に失望はないのである、世間にむかついている、同調がきもちわる、過激さも居心地わる、ため息の意味は信仰の放心、ため池に映る人工の楽園、昂ぶりへ向けた音とあかりと香り、導きで出会うことになるであろう旅路、

JILLヴァニララストふりまく自由とやっと一緒になる、ラスト馬鹿らしくならぬような自在で一生もののモティーフ、ラッセンには用がない、ランドセルの頃からない、ライムライトと花束と音楽、愛あふれる部屋を染めてONにする

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