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【napo_fitness】ダイエット入門⑧ ダイエットの目標は体重ではなく、○○

ダイエット入門8回目はズバリ、ダイエットの進捗のはかりかたです。

今回は、「ダイエットの進捗は体重ではなく他の方法で確認したほうがいい」説についてお話していこうと思います。


●KPIを体重においた場合の弊害

皆さん、「今の体重が何キロだからいつまでに何キロになろう!」
と決めてダイエットしているのではないでしょうか。

でも考えてみてください。
今60kgだとして、ダイエットして体重が55kgになったけど見た目はあんまり変わらないしなんか身体も重い…みたいな状態って、理想的ですか?

そもそもダイエットするのは、

・好きな服をおしゃれに着こなしたい!
・見た目がスマートになって異性からモテたい!
・健康な身体を維持したい!

という想いからではないですか??

そのためには、体重よりも見た目や中身が大事なのです。
皆さんがなくしたいのは体脂肪ですよね?

例えば、「断食して3kg痩せた!」みたいなのは、体内のグリコーゲンと水分が減っただけです。
体重をKPIにしてしまうと、断食してとりあえず数字だけ減れば目標達成!ということが起きてしまいます。

栄養が足りていないので健康的じゃないし、筋肉量が減っているので代謝が落ちるし、良いことないですよね。。。
皆さんの本当の目標はそこではないはずです。
当初の目的に立ち返り、適切なKPIを設定しましょう。


●KPIとは?

ここでKPIという言葉が出てきました。これはなんでしょうか。

KPI=Key Performance Indicator
目標の達成に向かってプロセスが適切に実行されているかどうかを計測するための、目標値に対する状況を示す定量的な指標。
つまり、成功の鍵を数値目標で表したもの。

前述したように、ダイエットのゴールは健康的な見た目を手に入れること。

しかし、「健康的な見た目」という主観的な目標に近づいているかどうかって測りづらいですよね。
そこで、数値的な通過点を設定して、経過が順調かどうかを確かめようという話です。

そう、数値は手段であって目的ではないのです。


●ダイエットしたいなら筋トレしろ!

ちょっと話は逸れますが、ダイエットするなら筋トレです。
筆者が筋トレ好きだということを差し引いても、やっぱり筋トレです。

・筋肉と脂肪の重さの違い
これは有名な話かもしれませんが、
同じ重量でも、脂肪よりも筋肉のほうが見た目が小さく見えるのです。
つまり、60kgのデブと60kgのマッチョがいた場合、体重が同じにも関わらずマッチョのほうが小さく見えるのです。

・ウサギとカメ理論
ランニングの消費カロリーは、ランニングしているときにしか消費されませんが、筋肉量の増加で代謝が増えた場合、座っているときも寝ているときも消費カロリーが増えます。
ランニングも筋トレももちろん継続は必要ですが、普段の消費カロリーをじわじわと増やし、長期的に底上げしてくれるのが筋トレの良さです。

・健康の知識や経験は一生モノ
一回でも正しいダイエットで成功体験をつくることができれば、その経験はまさに自分の血肉になります。
食べたものを記録する「レコーディングダイエット」が良いのもそこで、成功例を自分の中に溜めておけるんですよね。また痩せたいと思ったら、成功したときの食事を見直せばいいので。


●ダイエットのKPI

そうそう、ダイエットのKPIの話でした。
ダイエットの目的は、身体の見た目や中身を良くすること。

そう考えると、ダイエットのKPIは以下の方法で測れると考えられます。

・体脂肪率(%)
ダイエットの本来の目的は、体重を落とすことではなく体脂肪を落とすこと
そう考えると体脂肪率で測るのが一番良いでしょう。
ダイエット開始時に自分の体脂肪率を把握し、体重ではなく体脂肪が減っているかをきちんと確かめながら進めていくことが大切です。

ただしデメリットとして、体脂肪率を正確に計測する方法は難しく、体内の水分量などによって変動してしまうため、過信しないこと。
まあ誤差がでてしまうのは体重も同じですね。。。

これを防止するには、毎日決まった時間に測ることです。
日によって夕食の時間はずれるかもしれませんが、起きる時間ってだいたい毎日同じですよね。
なので、毎朝の一定のタイミングで体組成計に乗ることをおすすめします。

ちなみにタニタは優しく、オムロンは厳しく数字が出るという傾向があります。

・ウエスト(cm)
こちらは見た目によりフォーカスした方法です。
目視だと感覚的になってしまうので、これも数字で比較することでダイエットが上手くいっているのか上手くいっていないのかを知ることができます。

デメリットとしては、測るタイミングや位置によって誤差が出る可能性があること、あまり違いが出にくいことです。

・トレーニングの重量(kg/回)※中級者以降向け
トレーニーにとっては、筋肉を落とさずに体脂肪だけを落としたいもの。
初心者の場合は筋肉を増やしつつ体脂肪を落とすことも可能ですが、中級者以降のトレーニーだとそうもいかなくなってきます。
ですがトレーニングで扱う重量が落ちなければ筋肉が維持していると考えられるため、それを目安にするのも一つの手です。

逆に、トレーニングで扱う重量がどんどん落ちてきてしまうようであれば、減量のペースが早すぎるなど、計画を見直したほうがいいでしょう。


●まとめ

・ダイエットには筋トレ!
・ダイエットの目標を明確にしよう
・ダイエットのKPIは体重ではなく体脂肪率で設定しよう
・毎朝起きたら体組成計に乗る習慣をつけよう


●終わりに

ダイエットで体重にとらわれすぎる人があまりに多いと思い、この記事を執筆しました。
ダイエットで一番大事なのは、リバウンドしないこと無理しないことです(2つあるやんけ。。。)

目先の体重にとらわれず、一歩ずつ目標に向かって進んでいきましょう!



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