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【本の感想・レビュー】『迷子のコピーライター』 著:日下慶太


モザイクアートなコピーライター

『迷子のコピーライター』 日下慶太 /(イースト・プレス)


広告界の王道コースから途中で我道コースへと路線変更し、その道でも大活躍されているコピーライター日下慶太さんの半生が綴られている本『迷子のコピーライター』

本書を読んで、日下さんのコピーはなんだかモザイクアートみたいな作品の作り方だなと感じました。

広告とかポスターとかって、それ1つでモノとして成り立たせるイメージだったけど、日下さんのコピーや取り組みは、全員で一つの作品をつくりあげているようなそんなイメージ。


低予算でシャッター街に広告をつくって、その経験を元にまた別の街を、地域をおこしていく。


それは眠れる街を起床させていくような、一種の奇祭みたいなユニークさがあるなと。


あらためて、コピーライティングやコピーライターに興味がでてきたし、もっと知りたいなと思いました。宣伝会議の講座もうけたいし、広告代理店についてももっとよく調べていきたい。


29歳にして、新しいジャンルの働き方に興味をもてて幸せです!


広告の無限の可能性と、おもしろみ、裾野の広さを感じる最高の1冊でした。


大分1番の書店、カモシカ書店さんで見つけた日下さんのこの本。ほんとうに出逢えてよかった。

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