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記事一覧

クラフト•エヴィング商會

クラフト•エヴィング商會

『すぐそこの遠い場所』晶文社 (1998.12.25)

AZOTH事典「A 」アルファベットの第一文字
「Z」 ラテン語系の第一文字
「O」 ギリシャ語系の第一文字
「TH」 ヘブライ語系の最終アルファベット

意図:すべての最初であり、また最後であるもの。
アゾットは、7つのエリアと3つのサイドの合わせて21のエリアを持つ。

詳しくは、本文で。
pp.13〜121.

『ないもの、あります』

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BookCafe で出会った本

BookCafe で出会った本

先日(1/10)の BookCafe で購入した『雲をつかむような話』

僕が クラフト•エヴィング商會の本を好んでいる事を知る shokabooksの店主の薦め。

こう云うイベントでは、本に当たる(出会う)感動を、出店者(店主)と共有出来る楽しみがある。

『クラウド•コレクター 雲をつかむような話』
クラフト•エヴィング商會 著
筑摩書房 (1998.11.25)

【Ameblo】2022

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「How to Win Friends and Influence People」

「How to Win Friends and Influence People」

人を動かす・リードするスキルは、機械的なタスク、仕事がAIの発達に伴い
置き換えられる中、ますます重要なポータブルスキルとなりうるだろう。
 この記事では、デールカーネギーの名著をもとに人を動かす方法の大原則について、原則を見ていこう。

・人を批判をしない
・自己重要感の欲求 (重要感を持たせる)
・相手の立場に身を置く

小学生や中学生は、Chat gptに聞けばすぐにわかるような"無駄な歴史

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改訂文庫版『人を動かす』を読む

改訂文庫版『人を動かす』を読む


【はじめに】

『人を動かす』D.カーネギー 著

▶ ビジネスに携わった人なら一度は、読んだであろう本。
『人を動かす』
日本で初版が出版されたのは1936年(昭和11)
1981年(昭和56)改訂版を経て、このたび改訂文庫版が発刊されました。
これまで、じっくりと読む機会が無かったが、今回 時間が出来たので、読んだ。

『人を動かす』は、人間関係の中で恣意的に人を動かす30のポイントが述べら

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D・カーネギー『人を動かす(完全版)』を読む

D・カーネギー『人を動かす(完全版)』を読む

人間関係の原則について記され、80年以上に わたり 読み継がれてきた不朽の名著『人を動かす』

この本の 英語タイトル(原題)は、
『How To Win Friends And Influence People』

日本語に翻訳すると、人々を恣意的に動かすのではなく「良き友を得て、人々(友達)が能動的に動くためのノウハウ」といったところでしょうか。

買ってから、パラパラ読みをし、創元社版が 積

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立花隆『知のソフトウェア』

立花隆『知のソフトウェア』


【立花隆『知のソフトウェア』】

【読書百遍】立花隆『知のソフトウェア』

【読書メモより】

1984年(昭和59)の読書メモが出てきた。立花隆さんの「情報に當たる」意味(,本意)が、解った。

▶ 情報のインプット
情報の意味を読み取るスキルを磨く
ひたすら雑念を捨て集中する
「目的先行型読書法」本に當たる

読むに値(あたい)しない本とわかったら直ちにやめる。
始めからノートを取らない。

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【読書百遍】立花隆『知のソフトウェア』

【読書百遍】立花隆『知のソフトウェア』

はじめに

これまでにも、いろいろな著者の【情報のインプットとアウトプット】に関する本を読んできました。
それぞれの分野での、指南書的な内容で、著者の特徴があります。
ジャーナリストの立花隆氏は、情報のウラ取りを重視する。
最近は、現役時代に読み漁った本を、懐かしがりながら読んでいる。(笑)
梅棹忠夫や川喜田二郎、などの定番中の定番。また、加藤秀俊や板坂元。
そして、立花隆や松岡正剛などです。

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立花隆『知のソフトウェア』を読み返す

立花隆『知のソフトウェア』を読み返す

『知のソフトウェア』立花隆 著
講談社現代新書 (1984.03.20)

今回、1984年(昭和59年)の読書記録に加え、さらに加筆しました。

【情報のインプット】インプットの二つのタイブ p.17
① アウトプットの目的が先行していて、その目的を満たすためのインプット
② 取り敢えずインプットしている

▶ 情報の意味を読み取る能力 → 精神の集中力の関数
▶ 速読術 → ひたすら雑念を捨て

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梅棹忠夫氏と立花隆氏

梅棹忠夫氏と立花隆氏



梅棹忠夫氏と立花隆氏
「知の巨人」と言われた二人が亡くなった。

昨年 没後10年の【梅棹忠夫】
1920年6月13日〜2010年7月3日(90歳没)

Note【梅棹忠夫】2020.07.01.

Note【情報化時代とクリエイティブ】
2020.07.20.

Note【読書百遍】『知的生産の技術』
2020.09.21.

Note【読書百

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【読了】『歴史の屑拾い』

【読了】『歴史の屑拾い』


はじめに

著者 藤原辰史さん
1976年(昭和51) 北海道 旭川市生まれ。
島根県奥出雲町で育つ。
京都大学 准教授
専門は、食と農の現代史

【京都大学/公式サイト】

【関連】
「好書好日」2018.07.28 より
藤井誠一郎 『ごみ収集という仕事』

歴史の断片が、大きな歴史的物語に吸収されないように。
キーワードは、現場主義を貫く。
歴史は、危機の時代の勝者や生存者によってしか描か

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「情報リテラシー」を養う

「情報リテラシー」を養う


【情報リテラシー】

情報リテラシーとは?
(英: information literacy)
情報(information)と識字(literacy)を合わせた言葉で、情報を自己の目的に適合するように使用できる能力を意味しています。

「情報活用能力」とも表現しますが、文部科学省が定義する「情報活用能力」とは意味合いが異なります。
情報リテラシーの定義には、情報機器の操作などに関する観点から定

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【読了】『ネット情報におぼれない学び方』

【読了】『ネット情報におぼれない学び方』

この本の目的
1) 確かな情報源を探す方法を学ぶ。
2) ネットだけで何でもわかると云う思い込みを解き、本や図書館を活用(利用)した方法を身につける。
3) 確かな情報を集め、自分ならではのテーマを探究していく面白さを知る。

情報リテラシーを身につける

情報リテラシーとは、世の中に溢れるさまざまな情報を、適切に活用できる基礎能力のことです。
リテラシー(literacy)は、英語で文字の読み

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【情報を集めすぎて困らないために】

【情報を集めすぎて困らないために】

情報の収集と整理

【はじめに】

『情報の収集』に関する本は、これまで何冊か出版されています。

しかし、情報を集める前の心構えや、集めた情報を捨てることについて書かれた本には、なかなか会えない。

そんな中、手元に
『情報整理学』川勝久 著(1970)
『考える技術•書く技術(続)』板坂元 著(続/1977)
『企画力が身につく本』岩崎隆治 著(1987)の3冊がありました。

出版年は19

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【読了】『情報化社会』

【読了】『情報化社会』

はじめに
情報が氾濫する社会に、私たちは どう対応していったらよいのか・・・
現代社会で言われている事が既に50年前に問題提起されている。
古書店で見つけた。
読んでみることに。

情報化社会とは

情報化社会とは「インターネットなどの通信技術の進歩やコンピュータ利用の普及、 情報産業 の発達による情報の大規模な生産・加工・処理・操作・消費によって、従来の工業化社会における社会規範や価値観がかわり

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