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『時ひらく』を読む

三越創業350周年・文藝春秋 共同企画
6人の作家が紡ぐ三越物語り


『時ひらく』を読んだ感想

単なるエッセイではなく、三越ライオン像の由来や、三越の屋上にある三井家の守護社 三囲神社(みつめぐりじんじゃ)の話など、内容は濃いです。文学的なエッセイの域を越えていました。

『時ひらく』
文春文庫 (2024.02.10.)

目次

「思い出エレベーター」辻村深月
階下を見下ろしている泣きそうな顔の子どもがもし、いたら。

「Have a nice day!」伊坂幸太郎
三越のライオン、知ってる? あれに跨ると夢が叶うんだって。

「雨あがりに」阿川佐和子
三越でしか買い物をしないなんて、どこかのお嬢様のすることだ。

「アニバーサリー」恩田陸
ざわざわするというか、ウキウキするというか。

「七階から愛をこめて」柚木麻子
私の本当の願いはね。これから先の未来を見ることなの。

「重命(かさな)る」東野圭吾
草薙は思わず声をあげて笑った。
「いいねえ、湯川教授の人生相談か」

文藝春秋ブックレビュー

三越包装紙「華ひらく」

三越創業350周年スペシャルサイト

2023.03.22.

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