堀部やすし(杉並区議会議員)
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【杉並区敗訴】いまだ全貌が明かされない杉並区の「偶発債務」を考える
「偶発債務」。台湾に本社を置く鴻海(ホンハイ)精密工業がシャープを子会社にするにあたって注目を集めたことがありますので、ご記憶にある方もいらっしゃることでしょう。
地方公会計においても、この「偶発債務」は明確化する必要があるものとされています(総務省:統一的な基準による地方公会計マニュアル)。
適正に算定し、財務書類(財務諸表)の注記に記載しなければなりません。
○生活保護費 減額変更の違法
相次ぐ「ばらまき経済政策」に反対する/2022プレミアム商品券(紙商品券)は予算計上の約半分が発行事務経費
ばらまき型の経済政策が続いています。表面的には「お得」にみえます。
しかし、合理的でないバラマキ経済政策を選択すると、間接経費が激しく積み上がるのです。費用対効果なども考慮し、今後は再考が必要です。
2022プレミアム商品券(紙商品券)は予算計上の約半分が発行事務経費
例えば、杉並区で一般会計補正予算(第4号)に計上された「プレミアム付商品券(紙)の発行」予算2億2889万円の内訳は「プレミア
【杉並区長選挙2022】このままでよいのか 杉並区の将来が心配だ
杉並区長が4選に向けて立候補表明を行った翌日、直面する諸課題について、区長の見解をただしています(本会議・代表質問)。
先日発行の杉並区議会だより最新号(年5回発行)にその一部が紹介されました。目前の選挙だけを乗り切ろうとした経営判断は非常に危険で、これに強く警鐘を鳴らしているものです。
先行きは予断を許しません。杉並区長選挙(6月)を前に、改めて冷静に考えてみてほしいのです。
なお、この議
議会改革についてパブリックコメントを実施してみた(報告)
杉並区議会で議会基本条例・議会改革に関するパブリックコメントを実施しました(2022年1月)
民主党都議から転身した杉並区長も既に在任12年近くに及んでいます。この間、なかなか進展なく苦慮していたのが「議会改革」だったのです。
都議から転身した現区長はよくも悪くも老獪で、議会対策が巧妙でした。
議員出身であるがゆえに、最初から「議会対策のツボ」をよく心得ていたのですよね。議員を手懐けることに