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【不登校支援】メンタルフレンドのお話②初訪問(実話)

こんにちは!
ひまわりと申します🌻

開いて見てくださって
ありがとうございます✨

私は学生の頃、しばらく学校に行けていない小・中学生のお子様のお家を訪問してお勉強を見守ったり、お菓子作りをしたり、お絵描きをしたりして、一緒に過ごすアルバイト(メンタルフレンド)をしていました。

引き続きその頃のお話を当時の日記を読み返しながら書いていこうと思います。

※実話ですので、名前は(仮)とさせていただき、個人が特定されないよう充分に配慮しつつ書いてまいります。画像はイメージです。
後半は有料記事となっております。
宜しければ是非ご覧ください💐

【これまでのあらすじ:大学の先輩の誘いでメンタルフレンドを始めることを決めた私。私にも誰かの役に立てることがあるかもしれない!と意気込んでいました。】

初訪問

金子さんと連絡先を交換し、その日は解散となりました。

数日後、金子さんからメールをもらいました。

金子さん『明日、3年間不登校のお子さんのお母さんと会うので一緒にいてください。』

〝…さ、3年間…不登校…か………〟

初ミッションに緊張しながら待ち合わせ場所に向かいました。


駅近くの喫茶店に着くと、金子さんの隣に緊張した様子で立っている女性がいました。

金子さん「これから訪問していくことになるお子さんのお母さん。工藤さん(仮)です。」

工藤さん「工藤です。宜しくお願いします。」

私は簡単に自己紹介をしました。


3人で席につくと、金子さんから促されて工藤さんは、いま娘さんが小学5年生であること、その子が小学2年生の夏休み明けから不登校になり今も行けていないということ、娘さんは絵を描くのが好きだということを私に話してくれました。

そして金子さんは、私がこれからどうしていくのか話してくれました。
はじめのうち、しばらくは週3日程度、1時間(午後4時〜5時くらいまで)訪問することになりました。
その時、コンビニ等でお菓子を買って訪問し「一緒に食べよう」といったところから仲良く過ごせたら良いということでした。

工藤さんは物腰柔らかで、学生の私に対して、
「すみません、どうぞ宜しくお願いします。」
と頭を下げておっしゃっいました。
「こちらこそ、どうぞ宜しくお願い致します!」
私は慌てて勢いよく頭を下げたのでした。

このときの私はまだ、緊張はしていても新しい挑戦にワクワクする気持ちがありました。

この先、自分の無力さを目の当たりにして落ち込んだり、将来の夢がゆらぐほど悩んだりすることになるとは思っていませんでした。

ついに、初訪問の日がきました。

ここからは有料とさせていただきます。宜しければ是非ご覧ください✨


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