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考え方

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自分にとって、好き嫌い、支持不支持、善悪などの評価如何にかかわらず、考えさせられた、新たな視点を学んだ、考えるに値する重要さがあったと感じた記事を記録しておく場所です。この記事リ…
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#仕事

どんな仕事にも誇りを持てますか

どんな仕事にも誇りを持てますか

昨日、Twitterでこんなマンガをアップしました。

昔、自分は木工の職人をやっていました。
男に負けたくない、女でも男と同じようにやれるんだと思っていた思考が、職人さんたちによってほぐれていったときの話です。

このマンガは、コミックエッセイのマンガ賞に応募するために描いたもので、最終選考には残ったものの入賞は出来ませんでした。

そしてSNS上にはアップすることもなくただ埋もれていました。

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「才能」の定義

「才能」の定義

先日、とあるコピーライターさんとお話しする機会があった。その話の中で、「ある若手の面倒を何年かみているが、どう考えてもコピーライターの才能がない。でも本人に自覚がなく、どうしたものか考えあぐねている」という話を聞いた。

最初こそ「才能がないのではなくまだ未熟なだけなのでは?」「1人の師匠がダメ出ししたからといってその人に才能がないとも限らないのでは?」と思ったのだが、いくつかの「ダメだと思った」

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斧を砥ぐことの価値

斧を砥ぐことの価値

仕事では日々の忙しさに追われ、根本的な問題解決に手が回らないことがよくあります。

やらなきゃいけない大切なことがある。でも、日々の業務が忙しくて着手できない…このような問題を『樵のジレンマ』と呼びます。

昔々、樵が木を切っているところに、旅人が通りがかりました。
ある樵が、必死に木を切っていました。

そこへ通りがかった旅人が、

樵の斧は長く手入れがしてないようで、刃がボロボロです。
これで

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仕事に美学を、生き様に華を。

仕事に美学を、生き様に華を。

「おい、ランチ行かねえか」

最近、会社に行くだけで全身が汗ばむ。一年で最も苦手な季節、夏。冷房の効いたオフィスから一歩も出たくない僕は、いつもコンビニの弁当でランチを済ませていた。よりによって、35度を越すこんな日に外を歩いてランチに行くなんて。

僕に声をかけてきたのは定年が近い50代後半の他部署の室長補佐だった。僕の会社はいわゆるフリーアドレスというやつで、どこに座っても自由だ。声をかけてき

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「普通」にがんばれる力が、結局は一番強い。生まれ持った才能よりも。

「普通」にがんばれる力が、結局は一番強い。生まれ持った才能よりも。

「自分には特別な才能もないし... 」と、多くの人が嘆きます。しかし、冷静に周囲を見渡してみると、「自分には才能があり過ぎる」なんて思っている人なんてほとんどいません。たとえ皆が認める成功者であっても、です。

仮に「自分には才能がある」と自負していた人がいたとしても、その多くは、将来において自分が予想していたほどは成功しないものです。

学生の頃など、周りにいなかったでしょうか。 やたらに、いつ

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