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映画日記その311 「コヴェナント 約束の救出」
2021年、米国はアフガニスタンからの撤退を完了した。しかしこれで平和が訪れるのかというと、残念ながらそんなことはない。アフガニスタンに米軍がいなくなったことで、政権はタリバンが掌握することとなる。
そして米軍に協力してきたアフガン人は家族もろとも虐殺されるという悲惨な事件がおきることとなる。それは国連が把握しているだけでも160件にのぼるというのだ。
そんなアフガニスタンでは今なお数千人(映
ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その1 「亀田砂丘」
今回から「ワシ流 にいがたブラタモリの旅」なる日記を記していこうと思う。ブラタモリが終了したということで、今度は自分でブラタモリするのだ。
本当は全国をめぐりながら、タモリさんが見た景色、タモリさんが歩いた道を確認する旅をしたいのだが、いかんせんワシにはまだ新潟での生活がある。
子どももまだ学生だし、住宅ローンもたっぷり残ってるしで、そうやすやすと家を開けられない。そこで一応「旅」と称しながら
映画日記その310 「ボーはおそれている」
上映中の映画をネットで調べていたら、本作が目に止まった。ホラーでありながらコメディともあったからだ。若いころはホラーやサイコサスペンスの映画を好んでよく観たが、年老いてきたせいか最近はコメディを観たくなる。本作はどうやらそのホラーとコメディの両方を楽しめそうなのだ。よし、これにしよう。
狂気じみていながら愛嬌ある主人公ボーがコケたりドジったりするドタバタ騒ぎの笑えるホラー。ボクはそんなイメージで
読書日記その555 「謎の独立国家ソマリランド」
10年くらいまえ、ノンフィクションの本でおもしろい本はないかとネットで検索したら、旅・紀行もののオススメで本書があった。とりあえず購入してみたものの、そもそもソマリランドに興味はなく、また500ページという分厚さに負けて、本棚にしまったままずっと放ったらかしにしていた。
しかし普段の読書生活においてノンフィクションを好んでいると、いやでも著者である高野秀行氏の名は目に入ってくる。誰も行かないよう
映画日記その309 「ゴジラ−1.0」
【ネタバレあり】
ボクは正直ゴジラ世代ではない。「シン・ゴジラ」を鑑賞したとき、ボクはそれほどおもしろいとは感じなかった。それはゴジラ世代ではないため、きっとゴジラに思い入れがないことが原因なのではと思っていた。そのため本作は当初鑑賞する気はなかった。
しかしどうしたことか、国内はおろか海外でも大ヒットを記録しているということで、しょうがねえ、どんなもんか観てやろうかと、謎の上から目線で重い腰
ブラタモリ日記その49 「黒部峡谷 #258 #259」(2024.1.13)(2024.1.20)
今回のブラタモリは富山県の黒部峡谷。先日放送されたセレクション「黒部ダムスペシャル」の#86、#87は長野県側から黒部ダムへ向かったが、今回は今年6月から一般開放予定の富山県側のルートから。
番組冒頭、タモリさんは日本一美しい扇状地といわれる黒部川扇状地に立つ。これが個人的には地味ぃ〜にそそるのだ。というのは扇状地は川から流れてきた土砂が長い年月をかけて積もり積もってできた平地。そう一朝一夕でで
考えごと日記 その29 「 ” 第二次世界大戦∶最前線より “ を観ながら考える」
エピソード6まですべて観了ッ。カラー化というのは想像以上に感情移入してしまう。白黒だとはるか遠いむかしの出来事に感じて、心のどこかで人ごとのように思ってしまうところがある。
ところがカラーだとめっちゃ身近に感じて、しかも自分の子どものころの出来事のような錯覚におちいる。とりわけ終戦のエピソード6 は涙してしまった。ま、いつもながら酒がはいってたこともあるかもしれないが。
本動画はイギリス制作な