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考えごと。

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考えごと集です。テーマはバラバラ
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考えごと日記その32 「酒飲みながらブラタモリ最終回を観る」

考えごと日記その32 「酒飲みながらブラタモリ最終回を観る」

ブラタモリ最終回、たった今、鑑賞を終えました。酒飲みながら😆 いま酔っぱらってるので、めっちゃ乱文かもしれませんがどうか目をつぶってくださいませ。

いや、最終回めっちゃ良かったッ。場所は鹿児島県指宿(いぶすき)。なんかこれだけ聞くと、え、最終回なのにそこ?? どこそこ、せっかく最終回なんだから、もっと有名な場所がいいのでは?? って思いそうですが、いやいや、最終回にめっちゃふさわしい場所でした

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考えごと日記その31 「ブラタモリ終了を考える」

考えごと日記その31 「ブラタモリ終了を考える」

いや〜、やっぱショックだなぁ〜。タモリ倶楽部が終了したときからブラタモリも、っていうウワサはあったのでそれなりに覚悟はしていたけど、いざ終了決定のニュースを見たら、やっぱりショックだわぁ。

ブラタモリはセレクションもふくめると週2回放送する。ボクはブラタモリが好き過ぎて、同じ放送を2度観るのだ。つまり週4回ブラタモリを観ることになる。

1度目は酒を飲みながらタモリさんといっしょに旅気分を味わう

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考えごと日記その30 「パークス伝」「岩倉具視」を読みながら考える

考えごと日記その30 「パークス伝」「岩倉具視」を読みながら考える

いま「岩倉具視」「パークス伝」の2冊を交互に読んでるのだが、まだ序盤にもかかわらずおどろく内容が2点あったので記しておく。

まず1点目(パークス伝より)。外国人を討ちはらえと攘夷の先鋒だった長州藩。じつはなんと外国大好き藩だったのだ。では列強四国と戦った下関戦争はなんだったのか。それは単に嫉妬からくる幕府への嫌がらせだという。

貿易で栄えた長崎のように、長州も外国と貿易をしたがっていたというの

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考えごと日記 その29 「 ” 第二次世界大戦∶最前線より “ を観ながら考える」

考えごと日記 その29 「 ” 第二次世界大戦∶最前線より “ を観ながら考える」

エピソード6まですべて観了ッ。カラー化というのは想像以上に感情移入してしまう。白黒だとはるか遠いむかしの出来事に感じて、心のどこかで人ごとのように思ってしまうところがある。

ところがカラーだとめっちゃ身近に感じて、しかも自分の子どものころの出来事のような錯覚におちいる。とりわけ終戦のエピソード6 は涙してしまった。ま、いつもながら酒がはいってたこともあるかもしれないが。

本動画はイギリス制作な

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考えごと日記その28 「能登半島地震・新潟西区の液状化現象について考える」

考えごと日記その28 「能登半島地震・新潟西区の液状化現象について考える」

今回の能登半島地震でボクの住む新潟市も大きく揺れた。元日ということもあって、家族そろって自宅でくつろいでいたところ、16時10分ころに地震が発生。さいわい自宅は何も被害はなく揺れもすぐ収まったので、新潟市はたいした被害はないだろうと思っていた。

ところが次の日、西区のバイパス道路が通行止めだという。知人からも西区には行かないほうがいいというDMがきた。それでもボクは、まあ道路がところどころヒビ割

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考えごと日記その27 「文化大革命 上巻」を読んで、なぜ若者たちが決起したのかを考える

考えごと日記その27 「文化大革命 上巻」を読んで、なぜ若者たちが決起したのかを考える

文化大革命を最初に知ったとき、なぜ一度失脚した毛沢東がまた政治の最前線に復活してきたのか、なぜ多くの若者が毛沢東を支持し決起したのか、不思議でならなかった。

まだ本書を読み中だけど、なんだか少しずつわかってきたぞ。文化大革命のときの若者は、子どものころは中華人民共和国の建国時にあたる。そのため、彼らはもともと「毛沢東は素晴らしい!」と洗脳(マインドコントロール)されていたという下地があるのでは。

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考えごと日記その26 「陸奥宗光」を読んで、日本が初めて結んだ対等条約について考える

考えごと日記その26 「陸奥宗光」を読んで、日本が初めて結んだ対等条約について考える

明治維新後の日本の本当の戦いは不平等条約の改正ではないか、という個人的な推測のもとで、夏前まで陸奥宗光を調べていた。ところがそれから幕末にハマってしまい、すっかり陸奥宗光がおざなりになっていた。

そして今、久しぶりに佐々木雄一著「陸奥宗光」を読み始めたのだが、不可思議な点がでてきた。本書には1888年メキシコと結んだ条約を「日墨修好通商条約は、日本が初めて結んだ対等条約であった」とある。

え?

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考えごと日記その25 「フェルマーの最終定理」読了。ありがとう、あっちゃんッ!!

考えごと日記その25 「フェルマーの最終定理」読了。ありがとう、あっちゃんッ!!

読了ッ!!

ノンフィクションの名著として名高いサイモン・シン「フェルマーの最終定理」。本書を購入したのは、じつは10年くらい前。レビューでは数学がわからなくても大丈夫とあったので、躊躇することもなく購入しました。

しかしそのころのボクは、まだ今ほど本を読み慣れてなかったのもあって、読み始めてからすぐに断念。ずっと本棚のすみに放ったらかしてました。

それから10年の時を経て、この夏ころからなん

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考えごと日記その24 「新・幕末史 完全版」を観て、幕末明治維新を考える

考えごと日記その24 「新・幕末史 完全版」を観て、幕末明治維新を考える

「NHKスペシャル 新幕末史」 の「完全版」を観た。こうして世界の視点で幕末明治維新を見ると、戦争の主導権は完全に英国が握っている。そして世界は英国を中心に動いていて、日本は英国の手のひらの上で転がされていたのがよくわかる。英国の都合によって「局外中立」を宣言したり、破棄したりってなんなん!?もうやりたい放題じゃんッ。

そして、番組内容とは関係ないところで気になったことがひとつ。番組冒頭で「世界

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考えごと日記その23 「新・幕末史 第1集 第2集」を観て、戊辰戦争を考える

考えごと日記その23 「新・幕末史 第1集 第2集」を観て、戊辰戦争を考える

「NHKスペシャル 新幕末史」の第1集、第2集を観た。ヤバい。なんだこのおもしろさは。ボクの知りたい知りたい病と妄想病がどんどん大きくなっていくではないかッ。

というのは……いや、あまりの興奮で何から書いていいのかわからないぞ。まず、幕末明治維新の黒幕は、英国のパークスであることはもはや揺るぎないものであろう。

そして英国と米国は日本を植民地ではなく、従属国として支配しようと考えていた。しかし

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考えごと日記その22 「ロシアについて」を読んで、北前船を考える

考えごと日記その22 「ロシアについて」を読んで、北前船を考える

司馬リョウ先生「ロシアについて」を読んでいたら、思いもかけないところで、日本の江戸期に発達した北前船について語られていた。ロシアがシベリア開発で、もっとも苦労したのが陸路による輸送だったというくだりのところでだ。

本書では、その点で日本は北前船という精密な海運によって、ロシアとは比較にならないほど熟した文明社会をきずいたというのだ。おおッ、北前船。このまえのブラタモリセレクション山形酒田であった

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考えごと日記その21 「パレスチナ問題で気になった点」

考えごと日記その21 「パレスチナ問題で気になった点」

パレスチナ問題について、軽くネットで調べている。だいたいがまだちんぷんかんぷんでよく理解できてないのだが、ひとつ気になる点があった。

1915年〜17年の英国による「三枚舌外交」だ。もちろん問題はこれだけではないのだが、この外交がのちのパレスチナ問題の元凶になったひとつであることは間違いないようだ。

英国……またかよッ。またお前かよッ。

ボクが歴史に興味をもった初期のころ、歴史上の悪というと

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考えごと日記その20 岩倉使節団のお金の出どころを考える

考えごと日記その20 岩倉使節団のお金の出どころを考える

岩倉使節団のお金についての記述を見つけた。「欧米から見た岩倉使節団」。そこには米国視察の費用のうち、5万ドルを米国が負担したようだ。

当時の5万ドルが今の日本円でいくらなのかとか、実際にかかった米国視察費用の何パーセントなのかが残念ながらわからない。ただここには米国の気前の良さが強調されて記されているので、かなりの高額だったことがうかがえる。

そして欧米各国のなかでも、とりわけ米国は岩倉使節団

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考えごと日記その19 岩倉具視と幕末明治維新を考える

考えごと日記その19 岩倉具視と幕末明治維新を考える

明治維新という革命の中心にいたのは、岩倉具視とパークスのふたりであろう。とりわけ岩倉は多くの事柄にかかわっているようだ。たしかに蟄居期間もあるにはあるが、その間も薩摩や朝廷と接している。ただの蟄居とは思えない。そこでボクは、岩倉を追えば幕末明治維新のほんとうの姿が見えてくるのでは、と考えた。

岩倉は公家のなかでは身分は低い。その岩倉が一躍注目をあびるようになったのが、1858年の廷臣八十八卿列参

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