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考えごと日記その31 「ブラタモリ終了を考える」

いや〜、やっぱショックだなぁ〜。タモリ倶楽部が終了したときからブラタモリも、っていうウワサはあったのでそれなりに覚悟はしていたけど、いざ終了決定のニュースを見たら、やっぱりショックだわぁ。

ブラタモリはセレクションもふくめると週2回放送する。ボクはブラタモリが好き過ぎて、同じ放送を2度観るのだ。つまり週4回ブラタモリを観ることになる。

1度目は酒を飲みながらタモリさんといっしょに旅気分を味わう。家族が寝静まったあとの部屋でひとり、酒を片手に。いや、この時間のなんと幸せなことよ、うはうは❤ そして2度目はペンとノートを用意して授業のように観る。それを本放送とセレクション両方ともなので週4回となるのだ。

その後、ノートにメモしたものを今度はnoteにまとめる。最初のころは内容を箇条書きするだけだったが、いつしか感想も記すようになった。しかもだんだんと長めの文に。

そのため感想に1日、箇条書きに1日と、2日にわたってnoteにまとめている。つまりボクの一週間のルーティンに、ブラタモリ関連が6日組み込まれているのだ。そう、ほぼ毎日だよッ。ほぼ毎日ブラタモリのことを考えてるのだよッ。

それが今回終了することによって、それがまるまるポッカリ空いてしまうのだ。おおおッッ、ブラタモリロスとはまさにこのことだッ。どうすりゃいいんだよ、この空白を。

現在ブラタモリは261回放送。ボクのブラタモリ日記は50回。遅ればせながら1年前にブラタモリにハマり、セレクションでなんとかこの遅れを挽回したいと思っていたのだが、まだ全放送の1/5しか達してない。なんてこった、ぜんぜん足りんではないかッ。まだ観てない回が多すぎッッ。

とはいえ、タモリさん御年78歳。この年齢を考えるとこうして自分の番組をやれるのだから元気であるのは確かだが、それでも本放送とセレクションを交互に観てると、やはり気になるのが衰えである。この前のセレクション鎌倉編、そこには8年前のタモリさんの姿があったが、言葉のハリや身体の動きが今とぜんぜんちがうんだな。

ブラタモリではよくこんな場面がある。専門家さんが「◯◯にその痕跡がありますから行ってみましょう」なんて言うと、8年前のタモリさんったら、「え!、まだその痕跡かあるんですかッ、行きましょ行きましょ!」とテンション上げてスタスタ歩きだす。いっぽう今のタモリさんはというと「ほぉ〜、行きましょ行きましょ」とトボトボ歩くかんじ。

いやしょうがないんだけどね。これはしょうがないことなのだよ、うん。ま、そこをとなりの野口アナウンサーの若さとあのニコニコした笑顔が番組全体を明るくしてると思うんだな。ホント、なんであんなニコニコなんだろって思うくらい。

それにしても旅番組なんてほかにもたくさんあるわけだ。しかしブラタモリは他とちがって唯一無二の旅番組である。それは地質を全面にだしてるからだけではない。タモリさんのかもしだす雰囲気がまた他にないものがあり、唯一無二の番組となるのだと思う。

知識豊富なタレントさんならほかにもいる。しかし変にうるさくなく、上から目線のもの言いでもなく、本当はいろいろ知ってるにもかかわらず視聴者目線で嫌味もなく、なんだか知らんけどゆる〜い雰囲気をかもしだせる人。それがタモリさんであり、ブラタモリはタモリさんでないと成り立たない番組なのだ。

ともあれ、放送が現在のスタイルになってからというもの、70歳から全国を回り260回以上の撮影をこなしたタモリさん。スゴいッッ。そのおかげでボクみたいなド素人でも、ブラタモリがきっかけで地質や地形や歴史に興味をもったという人って全国にた〜っくさんいると思う。ありがとうッ、タモリさん。そしてありがとうッ、番組を制作したスタッフさん。

……

ついでながら、NHKオンデマンドでブラタモリ全回一挙公開か、それができないならせめてセレクションだけでも続いてくれたらなぁ……。

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