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写真の読み方

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大学生活で学んでおきたい「写真の読み方」について 刺激となる記事を集めました
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記事一覧

自分らしいはたらき方ってなんだろう。

自分らしいはたらき方ってなんだろう。

自分らしいはたらき方ってなんだと思いますか? こどもの頃からの夢を叶えて仕事にする人もいれば、趣味が高じてそれが仕事になる人もいます。でも、誰もがそうやって望んだ仕事に就けるわけでもないのが現実です。

そもそもやりたいことが見つからなかったり、好きだけでは生活できなくて別の仕事をすることになったり... 幸せだと思える仕事を見つけるのはほんとうに難しいですよね。

3つの要素長い間、自分らしいは

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写真は詩

写真は詩

写真と「詩」はよく似ています。両方とも、見えるものより見えないそれを語ろうとするからですね。例えば、匂いや手触り、音や温度に味、それから時間や感情だって。どれも視覚以外の感覚で目には見えないものばかりです。でも写真や詩ならそれを感じてもらうことができるはずです。

だからなのか写真と詩の作り方には共通する部分があります。 実際に写真に対して「poetic(詩的な)」という表現が使われたりもします。

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写真と、私。

写真と、私。

こんにちは!桜田 真碧( @sakurada_mao )です。

私は、高校三年の頃から写真を撮り始めました。
あれから、もう 4年 が経とうとしています。

本当に色々な出来事がありました。

写真ではなく保育を学び、
とある写真家のアシスタントを経験し、
心身のバランスを崩し、
映画館のお仕事で様々な人と出逢い、
ファッションのお仕事を始め、
現在に至る。

上記は、まだまだ ほんの一部です。

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愛とは何か

愛とは何か

たいそうなタイトルですが、すごいことは書きません。昨日、東京都写真美術館で「荒木経惟 センチメンタルな 旅 1971– 2017–」を見てきました。

経惟さんから妻の陽子さんへの愛が、写真から溢れでていて、見ていて恥ずかしくなるくらいでした。

台所の写真とか、ベランダの写真とか、なんでもないところの写真のなんでもない表情が、ものすごく可愛く、愛しく見えました。
陽子さんはわたしの恋人でもないけ

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「なんで写真を撮るんですか?」

「なんで写真を撮るんですか?」

この記事に掲載してる写真は、ぼくが本当に見せたかった写真じゃない。本当に書きたいことも書いていない。なぜかといえば、読んだ人に大きなストレスを与えてしまうからだ。

人は受け入れられないストレスを感じると、現実から目を背けようとする。現実から目を背けても、現実が消えるわけじゃないのに。

現実から目が背けられなくなると、現実を見せてきた相手を叩くことで心の安定させようとする。つまり撮影者であるぼ

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154:写真の「向こう側」を考える

デジタル写真のパラドクス───複数の平面の重なり写真研究者の村上由鶴は「デジタル化以降の現代写真における写真メディウムの可視化」のなかで,写真はデジタル化以前から「操作性」を持つメディウムだと指摘している.

デジタル写真術の普及は写真の操作を可能にしたのではなく,写真が潜在的に持っていた「操作されるものとしての性質」を解放したと言えるのである.pp.81-82

村上由鶴「デジタル化以降の現代写

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