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50年代に音楽的に融合したBlackMusicと、CeltMusicの歴史を辿る旅 / ジャズ、ゴスペル、ブルーズ、R&B・ソウルミュージック発祥の歴史

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1950年代のBlackとWhiteの融合に向けての動き

1950年代に、アメリカに現れた一人の青年が、黒人文化からのブラックミュージックと、イギリス由来のバラッドからのカントリーミュージックを自然と融合させて、結果としてロックンロールを誕生させるに至ります。

これについては、以前書いておりますので、その記事をご覧いただくとして、、、


1950年代という時代

50年代というのは、第2次世界大戦が終わって約5年後~15年度で、戦争の荒廃からの復興がなされて、新たな経済の枠組みがグローバルでなされ始めていたような時期。1945年の国際連合の登場もそうだし、日本の国際社会の復帰、といったことがありました。

また宇宙開発競争も進んだ時期。

復興や未来技術という明るい未来の出来事の反面、、朝鮮戦争からの北朝鮮誕生、キューバ革命など、各地域の戦争は止む気配がありませんでした。


また、米ソ対立から冷戦に向かい、冷たい壁の向こうでの出来事は、厚いベールに隠されていて、旧共産圏ではソ連のスターリンの独裁政治の強化によって、文化活動も大きく制限されていきます。

そして、原発の開発競争からの第五福竜丸事件など原子力問題も大きくなっていきました。

50年代から60年代に向かう歴史はこのような大きなベクトルの中にあります。

それでは、この時代に融合されることになる、1️⃣ブラックミュージックと2️⃣英国由来のフォーク・カントリーミュージックという大きな2つの潮流はどのようにして、アメリカに侵入し、進化していったのか。。それについて書いてみます。

ブラックミュージックの流れ

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