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“これが最善” がん治療の選び方 その5-3
「がん治療の選び方」、特に進行がんにおいて、抗がん剤治療を勧められた時にどうすればいいのか?について考えてきています。
今回も、「治療を選択したら、それで終わりじゃないですよ」というお話しのつづきのつづきです。
「つづき」ですので、最初にこちらにたどり着いてしまった場合にはお手数ですが前々回分から(お時間があれば『その1』から)ご覧いただけますと大変嬉しいです。
最後までお読みいただけたら嬉しいの
“これが最善” がん治療の選び方 その1
進行がんと診断され、腫瘍内科に紹介されていらした方の最初のハードルは、何といっても「どの治療を選べばいいか?」だと思っています。
“がん”になってしまっただけではなく、“進行している”と言われて不安や焦りを感じない方はまずおりません。
そして、そのようなこれまで経験したことのない極度の不安や焦りを感じている状況で、いくつかの選択肢を提示されても、「どれを選べばよいのか?」、迷うのは当然だと思います
抗がん剤の副作用はどうしてでるの? その4
抗がん剤治療による副作用には個人差が大きいので、実際にはやってみるまでどうなるかわからない状況なのではありますが、そうはいっても、以下のような人は副作用が出やすい、ということがわかっております。
それは、
①高齢(70歳以下に比べて、70歳以上)
②全身状態(パフォーマンスステータス:PS)が悪い人
③栄養状態が悪い人
でしたね。
前回①高齢者に関してお話ししましたので、今回は②からお話ししていき
抗がん剤の副作用はどうしてでるの? その2
抗がん剤治療にもし副作用がなければ、受けたくないという人もほぼいないだろうし、やめるか続けるかで迷うこともなくなるのでしょうが、
現実的には抗がん剤には困った副作用がたくさんあります。
何とか頑張って続けたいという思いから、少しでも副作用が軽くなればと担当医に相談してみたが、「ガマンするしかない」と言われ対応してもらえなかったり、「じゃあクスリ使ってみましょうか」と言われて飲んでは見たものの、全く