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『百年の孤独』が生まれた小さな家
前回の記事では、ガルシア=マルケスが『百年の孤独』で得た資金で建て、亡くなるまで暮らした家について書いた。
今回、ついに彼が実際に『百年の孤独』を書いた家を訪問することができた。こちらもメキシコシティ南西部の閑静な住宅街にある。
家の中に入ると、小さな応接間のようなスペースがあり、ガルシア=マルケスの肖像画が飾ってある。
反対側の壁には、いくつかの写真。管理人の方によると、ガルシア=マルケス
ガルシア=マルケスの家に行ってきた ~『百年の孤独』がヒットして建てられた美しい家~
2024年はガルシア=マルケスの年
今年はガブリエル・ガルシア=マルケスが何かと話題になる年だ。3月には遺作となる『出会いはいつも八月』が出版され、今月末には満を持して『百年の孤独』の文庫版が日本で発売される。そしてNETFLIXで百年の孤独の映像化が進められていて、年末に公開されるという噂だ。今年で没後10年ということで様々な企画が進んだのだろう。
30年以上住み続けたメキシコシティの家