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#文章力
「共感される文章」を書くには、「感情」を書くな。
感情が動かされる、
共感される文章
というのは、
書き手が感情をぶつけて書いたものではない。
よく知らない人が、
感情的に
自分語りをしているのを
わざわざ読みたい人は
いないだろう。
「エネルギーを乗せて書け」と言われましてもね、
独立してすぐのころ、
ライターの勉強会みたいなところに行ったことがあった。
ライターの方が数名、
文章の書き方を教えておられた。
そのうちの一人が、
「文
年末年始は、「あれ、それ」で話が通じない人と会話しよう
私たちは、ふだん
自分と似たような
属性や価値観を持った人と
過ごしている。
だから、
「あれ」と言えば「あれ」だし、
意識せずとも
業界用語とか
お仲間内にしか伝わらないような
言葉でコミュニケーションをとっている。
言葉を尽くさなくても、
分かり合える環境にずっといると、
その「狭い枠」から一旦出ると、
自分の言葉がいかに伝わっていないか
に愕然とする。
▷ 自分の言葉が通じない相手と
「伝える」の前に、「伝えたい」がないと言葉にできない
思っていることが
うまく言葉にできないんです、
という相談を毎日のように受けます。
仕事でも、
プライベートでも、
自分の思いを言葉にして
スラスラと相手に伝えることができたら、どんなにいいか。
でも現実は、会議で
「何か意見はないか」と言われても、
自分なんかがこんなことを
言ってもなあと尻込んでしまう。
映画を観た感想を友達に伝えたいけど、
何を言っていいかわからなくて
映画のタイトルを
「思いがうまく言葉にできない」人に、圧倒的に足りないもの
「思っていることがうまく言葉にできない」
という人に必要なのは、
うまく言葉にするテクニック
じゃなくて
「自分の話は面白い」と思える?
何を話しても大丈夫
という環境で
自分の言葉に興味を持って聞いてもらうこと。
受け入れて肯定されること。
「うまく言葉にすること」
が大事なんじゃなく、
「思いが相手に届くこと」
が大事なのだ。
自分の言葉が肯定される経験を重ねていくと、
安心安全な
人を動かす文章は、ロジック✖️感情
人がものを買うとき、
ロジックと感情
どちらも必要だ。
感情だけが動いても、
ロジック(理屈)で理解だけしても、
どちらかでは、
人は動かない。
<Aパターン>ロジックでは理解しているけど、感情が動いていない
それが必要だとわかってはいるけど、
欲しくない。
(ロジックでは理解しているけど、
感情が動いていない)
たとえば、
健康のために
運動が必要だとは
わかっているけど、
やる気がし
うちの会社(商品・サービス、私がやっていること)は説明するのは難しいと感じたら。
セミナーや企業研修をしていると、
ほぼ全ての業種・業界の人が
「うちの会社は(仕事は、業界は、商品は)人に説明するのがむずかしいんです」と言う。
特別な事情があって、わかりにくいんです。
特別なわけあがあって、説明しにくいんです。
みんながみんな口を揃えてそう言うのを、
もう10年以上ほぼ毎日みてきたので、
「とくべつ」って世の中にいっぱいあるんだなぁ。
っていうか、人ってみんな「自分は特別
その言葉では、伝わらない。
同じような業界の、
同じような年齢や属性で、
おんなじような感性や価値観を持った人
とばかり付き合っていると、
語彙力も表現力も説明力も
磨かれない。
仲間内の言葉、でしか話せない怖さ
なぜなら、「あれして」
「こういうこと」
で全部伝わるから。
自分のやっていることや、思い、
仕事や商品サービスを
誰かに伝えたいなら。
「あれ」「それ」「これ」や
仲間内では通じる言葉
では伝わらない相手
伝わらないのは、「自分の知識や見解が絶対だと思い込んでいるから」かもしれない。
新しい問題解決の方法を知り得ると、
それで全てが解決するような気持ちになって、
「私はわかっている人」
「あなたたちはわかっていない人」
となり、
「わかっていない可哀想な人にこれを教えてあげなくちゃ」と考えてしまう。
私が知っていることが、世界のすべて、と考える恐ろしさ
でも、
何か一つの方法や手法が、
「世界の絶対的な法則」であるわけはなく、
もしそうならば、
なんでこの世にこんなにたくさ