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伝わらないのは、「自分の知識や見解が絶対だと思い込んでいるから」かもしれない。

新しい問題解決の方法を知り得ると、
それで全てが解決するような気持ちになって、
「私はわかっている人」
「あなたたちはわかっていない人」
となり、
「わかっていない可哀想な人にこれを教えてあげなくちゃ」と考えてしまう。



私が知っていることが、世界のすべて、と考える恐ろしさ



でも、
何か一つの方法や手法が、
「世界の絶対的な法則」であるわけはなく、
もしそうならば、
なんでこの世にこんなにたくさんの方法や手法があるのだろう。

自分が絶対だと信じているものは、
世の中のたくさんのうちの一部である
という意識は持っていたいなと思う。


今、正しいと思っているものは、更新されていく



そして、今現在、自分が良いと思っているもの、
信じているものは、更新されていくものであるという意識を持っていたい。
変わることを恐れないでいたい。

学問も宗教も何かのノウハウも同じだろう。


断定的に言われると、人は安心するけれど





自分が持っている知識や見解が、
絶対的なものであると思っていると、
〜なのは〜だから。
Aすれば必ずBになる。
のように断定的な思考になる。

ズバリと断定されると、人は安心する。
不安だった人は、ああこれこそが私の救いだとそこに光を見る。
洗脳の始まりである。


「とにかく言い切れ」に対する違和感




ビジネスではそれが意図的に使われてきた。
集客できる文章を書くには、とにかく言い切れ、という教えと共に。

2010年代までは、そうやって、断定的に伝えることが
カリスマ性や強さだったんだと思うが、
もうそろそろ、そういうことに懐疑的な空気感が流れているような気がする。






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