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「伝える」の前に、「伝えたい」がないと言葉にできない



思っていることが
うまく言葉にできないんです、
という相談を毎日のように受けます。

仕事でも、
プライベートでも、
自分の思いを言葉にして
スラスラと相手に伝えることができたら、どんなにいいか。

でも現実は、会議で
「何か意見はないか」と言われても、
自分なんかがこんなことを
言ってもなあと尻込んでしまう。

映画を観た感想を友達に伝えたいけど、
何を言っていいかわからなくて
映画のタイトルをSNSで検索して、
それを参考にしてしまう。


「伝え方」の前に「何を伝えるか」を決めよう



伝え方の本や文章の書き方、
話し方の本を読んでも、
結局、うまくいかないのは、

「伝え方」の前に、
自分が何を言いたいか=
主張

を自分で把握していないからです。

(何が言いたいか、の時点で、
アレもコレも、
あああっちもこっちも、
となっている=主張がない)





自分が何を言いたいのかを、
自分でもよくわからないまま、
なんとなくそれっぽいことを、
綺麗なまとまった言葉で
書いたり話したりするから、

「自分でもしっくりこない」し、
それを読んだり聞いたりした人も、
「他の人と同じだなぁ」と思ってしまう。

なんとなくそれっぽい意見を、
みんなと同じような言葉で、
うまくまとめるだけなら、
AIの方が得意です。

誰が言ってもいっしょの意見ならば、
あなたが言う必要はありません。

どう伝えるかの前に
「何を伝えるか」を
掘り起こしていくことが必要です。


言葉にできると、人と深いところで繋がれる




そして、
「こんなことを言って馬鹿にされるのではないか」
「考えが浅い奴と思われたくない」
というような恐れや、

「自分の意見なんて、誰も求めていない」
「私の話をわざわざ聞いてもらうなんて申し訳ない」
という不安がなくなっていくと、

表面的な付き合いではなく、
人と深いところで繋がれるように
なります。

他の誰でもない、
自分の言葉で、
誰かと深いところで繋がれることで、
自分はこれでいいんだと
自分を肯定できるようになってきます。





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