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Canberra ここがオーストラリアの首都だとさ

こんばんは。僕は今日、これから千葉にバンドの練習に行ってきます。

この時間の快速電車に乗るのは久しぶりです。

まだ明るい街が窓の外を流れていく。そこかしこに生活がある。

今度の日曜日のワンマンライブに向けた最後のバンド練習だ。

セットリストも最高のを用意して、みなさんをお待ちしています。

そんな約9年ぶりのワンマンライブがあるなんて、メルボルンからキャンベラへと旅立っていった青年は知る由もない。

キャンベラは実はあまり知られていないんですが、オーストラリアの首都なんです。シドニーじゃないんですねー。

地図を貼ってみましょう。ぺたっと。

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メルボルンでの生活があって、アデレード、そしてタスマニアの旅も経た。

何も失うものなんてない。キャンベラへ、そしてシドニーへと進んで行く。

あの時も、あの時が一番若かった。だったら、今じゃん。

「年齢はただのナンバーよ」って言い放つ旅の友達の感覚が好きです。

今日もいってらっしゃい。

Canberra ここがオーストラリアの首都だとさ

朝、荷物をまとめて部屋を出た。荷物って言ってもバックパックと手提げ袋とカホンくらいで、この時まで仕事の時もいつも着てたGAPのダウンジャケットも暖かくなってきていらないからって、メルボルンの部屋に置いて来たんだ。

荷物を軽くして「グレイハウンド」のバスに乗り込んだ。慣れ親しんだ街を出る寂しさと、この街で過ごした時間とかを懐かしんでた。

そうだね、タカとも何度も会ってた、タカの家行ったりさ、あいつ今では「タトゥーアーティスト」やってるよ。いかついけど、繊細な男だったな。

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そんでさ、バスはキャンベラへ向けて走るんだ。

キャンベラの街は何があるってわけじゃないんだ、オーストラリアの首都なのに土のパワーがなくてさ、やっぱ人工的に作られた街なんだなぁって印象がある。

ここら辺一帯を「オーストラリア首都特別地域」って言うらしい。

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バスで街に着いてから、YHAホステルにチャックインする。もう、旅をし続けるのも疲れてきた。少し休みたいのに、体は動いちゃうんだ。

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果物と、少しの飯を食べて街歩きに出る。何も見どころもないんだけど、地図を頼りに歩く。バーリー・グリフィン湖っていう人工湖から、キャンベラを見渡せる山を遠くに見上げる。

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もうメルボルンにもどこにもいない。俺はどこにもいないんだ。

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夕日が落ちてく、あたりは暗くなっていき僕はいきいきしていない芝をかさかさと音たてながら歩く。

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せっかくだからやらないけど、カジノは見ておこう。小さくて狭いカジノ。煙たくて、変なにおいのした場所。お金をかけるならゲームになんてかけてる場合じゃないよな。

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ホステルに帰って、ハンモックにぶら下がりながら本を読もうとしたけど集中できない。何かが欠けてる。ずっとそう。なかなか埋まらないんだ。
こんな夜でも俺はぐっすり眠れる。

ドミトリーの部屋で、めずらしく日本人に会う。その人は俺と同じ名前だった。メルボルンの寿司屋で働いてたらしい。半年くらい住んでたと言っていたが、一度もみなかった顔だ。そりゃそうなんだけどさ、知らない人の方が多いんだし、でもさ、なんかメルボルンを離れて、同じタイミングでキャンベラで会うのが不思議で。お互いの旅の事を話せて少し気持ちが滑らかになった。

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同じ気持ちの人は世の中に五万と居るようで、そんなこともねぇんだ。

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朝が来てる。遅く起きていいんだけど、8時くらいかな、俺の動き出しはけっこー早い。今日も一日キャンベラを堪能する。

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戦争記念館はやけに広く作られてた。壮大なスケールで街を切り開いたな。たくさんの学生が、たぶん修学旅行かなんかで来てたんだ。

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戦争記念館の展示物はやけにリアルで戦争の生々しさが伝わってきた。

広島や長崎でみた展示物の方がショックだったけど。あぁベトナムでも見た。そう、ショックだった。もうやめてください。

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戦争はもう二度と繰り返しちゃいけないよ。絶対だよ。頼むから。あんなの耐えられないんだよ。

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日本のために、若者っていうたくさんの希望を持った尊い命が失われた。

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俺がそこにいたあの日、セキュリティがついた偉い人が記念館を訪れていたらしい。

戦争記念館から真正面に道路が伸びてて、その遠く反対側に国会議事堂が建ってる。

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コーヒー飲んで休憩してから歩き出した。青空の中にひょうたんみたいな形の雲が浮かんでた。

相当距離あって足が疲れたけど、なんとか国会議事堂まで辿り着けた。

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政治的な事ではここがもうキャンベラの中心だし、オーストラリアの中心。でっかい旗が揺らめいてたから、拝んできた。

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芝生に寝っ転がっててもすぐに退屈しちゃうから、寄り道しながら宿まで帰った。ほらね、キャンベラはこんなもんだよ。もうすぐ終わる。

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これは早かったべ、アデレードとか、タスマニアに比べるとね。

もうオーストラリアで過ごす時間も半年切ってる。早くシドニーに行って、生活を立て直したい。

これから念願のシドニーに向かえる。やっとだ。もう少し、あと少しだ。

よー。明日は「俺たちの夏16」だ。今年も御宿に行くけどさ、台風がっつり来てんだよな。

さて、シドニーに行くかー!

編集後記

メルボルンから、シドニーに向かうちょうど中間くらいの場所にキャンベラがあったから寄り道したっけな。

こうして振り返ると、キャンベラでの事も少し思い出せる。

書いている時も、思い出している時も静かです。

メディテーションミュージックをかけながら書いているので、瞑想しているようなもんです。

それにしても最近暑いですね。みなさんはもうエアコンをつけてますか?

僕もつけようかな。今は扇風機からの風を浴びながら書いてます。

こちらオーストラリアを移動していた時によく利用していたグレイハウンドというバス会社のHPです。

オーストラリアを周遊する時の選択肢の一つとしてどうぞご活用ください。

よしっ!! ありがとうございます。

次回からはシドニー前編が始っていきます。

やっぱり、オーストラリアと言えばシドニーみたいなところあるから、これから海外にワーキングホリデーに出て生活してみたい方は、僕のnoteでもイメージ掴めると良いなぁと思ってシェアさせていただきます。

なんとかなるもんです。やってみなければ何もわからないし。

不安よりも、どうしていこうか考えてた方がその分楽しめます。

お元気で。またね。スキです!!

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先月から毎回2021年7月25日までnoteで宣伝してます!!


僕等のバンドが今でもライブができていて、バンドマンでいられているのは、完全にライブハウスのおかげです。

今回の日曜くらいじゃないかな、俺たちの初ライブの日にみんなの時間が合って、ガチのワンマンが出来るのは。いつぶりだ、稲毛k's Dreamの15周年を祝わせてもらった時以来か。ワンマンって、その時俺達が10周年。

それから2012年の店長の誕生日も俺たちのワンマンで祝わせてもらってる!! 活休中のワンマン。でもって、今回9年ぶりのワンマン。

2021年7月25日(日) 稲毛K's Dream
SSIZE presents 
「祝!エスサイズ21周年!
今が一番最高祭り!ワンマンスペシャル!」
SSIZE
OPEN 16:30 START 17:00 adv¥2,000+D doors¥2,500+D
TICKET取扱/K'S DREAM

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ライブ会場はもちろん、僕らの初ライブからずっと出ている稲毛k's Dreamです。

俺達は奇跡的にバンドメンバーが変わってない。

その濃さはむちゃくちゃ自信持ってる。

もう、誰でもそうだと思うけど、一人じゃできないし、そんなにみんな強くないし。バンドってのがあるだけ、バンドがあるだけで、なんだかかっこいい気分になれる。

どんなにださくても、いけてなくても、世界中旅してたって、あぁこれって音楽になる。ステージで滲み出る汗とか、音とか、光になる。

それって、もうなんだって糧に出来る。

今しかないからさ、いつだって。

活動休止もいろいろ経て、バンドのライブ回数もスピードもスローにはなってるけど、毎年ずっとライブができているのは、ライブハウスのおかげ。

店長も超優しいしな。ライブで恩返しだ!!!!!

みんなが好きな、どんなアーティストも、売れない時期を経て、世に出てる。そんなみんなが好きです!! 

売れようが、売れまいが関係ない、応援してる。

そして、俺達もここで踏ん張って頑張る!! 

ギターのマコがめっちゃ濃いポストカードをつくってる!!

こちらライブ情報も載ったNEWバージョンです。

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これを!! 毎回2021年7月25日までnoteで宣伝する!!

みんながんばれ!! よろしくお願いします。

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