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雑記

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何となく思ったことを脈絡なく書きます。
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映画『さらば我が愛/覇王別姫』と現代日本について

映画『さらば我が愛/覇王別姫』と現代日本について

 中国映画『さらば我が愛/覇王別姫』を映画館で見ました。少し古い作品ですが、テーマは現在でもぜんぜん有効なものでした。この映画は、1993年に公開された中国の歴史ドラマ映画で、京劇役者の程蝶衣と段小楼という主人公二人の壮絶な愛と友情を描いています。蝶衣は女性役、小楼は男性役の俳優として一緒に舞台に立つ仲間として育つのですが、稽古は厳しく、折檻も日常的に行われ、段小楼に事あるごとに助けられるうちに程

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2年ぶりの日記(死ぬの怖いことについて)

2年ぶりの日記(死ぬの怖いことについて)

 2年前になるみたいです。最後に投稿したのは。昔の投稿見て、4年前に考えてたこと、全然今も悩んでいるなってのが面白かったです、見返してみて。堂々巡りしている感覚が結構続いていますね。
 あ、でも、死ぬの怖いなっていう感覚が30歳を超えたら薄まったみたいで、「ああ、あれって一過性の感覚だったんだ」って思ったというのが結構大きな変化かもしれません。30歳になるかならないかぐらいの時に、夜通し、鎌倉から

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日本語と英語が交互に現れる詩。について(20200212)

日本語と英語が交互に現れる詩。について(20200212)

 最近の取り組みについて書きます。日本語と英語が交互に現れる詩を作ったらどんな効果が出るのだろうと思って、作ってみております。まだ、英語のレベルも高くないため、違和感はあるかもしれません。欲を言えば、ネイティブの方とか、英語話せる人とかにコメントもらいたいです。もちろんそれ以外の人の意見も嬉しいです。
 以下の2つが書いてみた日本語と英語の詩です。

・―うみべ ふゆ winter fool―

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先延ばししないために~第三週~(20200104)

先延ばししないために~第三週~(20200104)

 前回から間が空き、さらに、年まで越してしまいましたが、先延ばししないために~第三週~ということで、こりずに書いてみます。昨年、自分は「準備」が苦手だと思い、その一番の原因と思われる「先延ばし癖」の対策をnoteで報告して、シリーズ化できないかと書いております。もはや、自分のための備忘録という感じです。人に伝えるつもりで書くのが一番の勉強。。ということで書きます。
 前回→先延ばししないために~第

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―庭のオブジェ― (20191111)

―庭のオブジェ― (20191111)

カリカリカリ
唇を噛んでコートを着込んで
庭の周りにゃ人だかり

100人、ぎっしり肩を寄せ合い
黒い革靴、土踏んで

庭の周りの、ウォール街
ガリガリ、オブジェを削ってる

カリカリカリ
噴水口から飛び出して
つむじみたいな朝くもり

7つのベンチが、微妙にずれて
黒いズボンに踏まれつつ

庭の周りに、デスメタル
ガリガリ、オブジェに削られて

カリカリカリ
ペンを握ってノートを広げ
庭師みたい

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翻訳2(20191109)

 翻訳チャレンジ第二弾です。いつか詩の翻訳に取り掛かるため、手近なところからどんどん言語を変換していこうと思い立ち、始めてみました。前回はこちら⇩
翻訳(20191106)

 今日は、自分で書いた簡単な日記を英語に変えてみようかなと思い、書き始めてみました。それでは、早速。

・今日は、バスでファミリーレストランに行きました。
 Today, I went family restaurant b

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翻訳(20191106)

 翻訳をしてみたいです。できれば、仕事になるような形で。現時点では、日本語以外では、簡単な会話もできないレベルですが。。それで、とりあえず動いてしまえ。ということで、簡単なところから自分なりに変換してみます。思い当たったばかりなので、クオリティよりとりあえず始めることを優先します。何を訳してネットに載せたら法律に抵触するのかとかがまだよく分からないため、著作権のない、単語とか挨拶とかからひとまず、

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先延ばししないために~第二週~(20191103)

先延ばししないために~第二週~(20191103)

 間が空いてしまいましたが、先延ばししないために~第二週~ということで書いてみます。10月上旬に、自分は「準備」が苦手だと思い、その一番の原因と思われる「先延ばし癖」の対策をnoteで報告して、少しずつ変えていけないかと思い立ち、シリーズ化できないかと書いております。もはや、自分のための備忘録という感じになっておりますが。。まあ、それならそれで意義もあるので、第二弾。行きます。
 前回はこちら→先

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旅行(20191102)

 フランスに行こうとしています。ちょっと怖いですが。今まで触れてきた文章とか作品で好きだなと思うものを作っているのがフランス人が多い気がして文化に触れてみたいという理由です。サルトル・フーコー・モネとか。フランスにあこがれるというのは若干ありふれていて、恥ずかしいような気持ちもありますけれど。本の中だけで(しかも翻訳で)知っているより、実際行ってみたいなと思っています。不安はありますが。あまり比較

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11月(20191101)

11月(20191101)

 11月に入りました。ぐっと気温も低くなってきましたが、すごく快適な空気が広がっているような気もします。このくらいの時期の空の感じがとても好きです。高校くらいの時から秋になると、空を何回も見上げるようなことを繰り返していたような気がします。雲が全くなくて青いだけの空がなぜか心惹かれるものがあり、見てしまいます。理由も意味もきっとないんでしょうけれど。魅力の正体って何なんでしょうかね。意味とか考えず

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-散歩-(20191030)

-散歩-(20191030)

公園の全体を見渡せる視点
白から青にかけての時間

平日、街路樹は後ろに過ぎて
少しずつ思いだす池、模型

見たものを縁から忘れる画面
枝と葉っぱと幹の婦人

書きなぐって人差し指でなでた
少しずつ変わっている花、館

まんまるでも楕円でも
点でしかない人間、のんきな

麺類が噴水の周りに這って
色で埋め尽くされているだけで

死んで間もない絵具
屋上から地面まで眺めまわす

同じ色で書かれた頭上

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―移動―(20191026)

―移動―(20191026)

 英会話教室の広告
 有名な女優と青い文字
 誇張されたキャッチコピー
 広告が落ちないようにする銀色の縁

しゃこん、ばったん
しゃこん、ばったん

薄暗い車内
帽子をかぶった男性

腰をかがめ
手元の機械を注意深く

白い線を床に落として
拾い上げるようにたぐる

しゃこん、ばったん
しゃこん、ばったん

窓の外では、鳩が飛び
何度も目にした風景に変わる

光の強さが目に入り
騒がしくなる車内

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-物心-(20191023)

-物心-(20191023)

深夜、魔法使いの
物語に
目を通して、朝

お笑いの仕組みを
官能小説の
ダリの頭に探して

シェイクスピアはすぐに
人の死ぬ
長たらしい詩を出し

文字がぼやけていて
肝心な
モチーフはあいまい

なんとなく思いだせる
頻繁な
しつこく塗りつぶし

ダダをこねる日本人
鐘のシュールが
追いかけ回してサインが

目玉の作り出すリズムだけが
物心の 
しおりのしっぽ部分

言葉よりも?(20191020)

言葉よりも?(20191020)

 音楽。の方が共有するのに適している気がしてしまいます。どんなに遠い国のものでも音楽なら楽しむことができて。どこに住んでいても関係なく。こうして書いている日本語は、外国の人が見ても何が何やらさっぱり分かりません。少し無力さを感じます。言葉で表現することに。僕は英語でも簡単なあいさつでさえぱっと思い出せないレベルで(昔勉強したはずなんだけど)。。詩が好きだとは思うので、外国の詩を読んでみたいと思うこ

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