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詩116 レスポンス

なにぃ?… も~…… やめてぇぇ…。


そういいながら、 3分後には
娼婦になる。

そんな君が、 好きだった。


あの頃の君は、 もう いない。


娼婦は 母親になり、
アンパンマンの 恋人になった。


四六時中、 アンアン言うようになった。


私に残されたのは、


人知れずの 膨張や、

想像や、

懐古や、

摩擦や、

小さな 小さな 殺戮まがいや、

萎え、や、

虚無感や、

膨満感や、

逆流。


マンさえつければ出来上がる
男たちに、


私は、負けたのだ。


責任と義務を着たまま ひとり

眠り落ちるのだ。


また朝が来て、
膨張がはじまるのだ。


限りある 永遠ではない、
膨張が…。


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