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見えないものを伝える
この一ヶ月に一度だけの日記のようなものを書く時、今月のカレンダーアプリに入れた予定を見直してみる。ふと一年前と比べてみると、全く様子が違っている。途切れ途切れにいろんなことが起きていた日常から、途切れなく何かしらが起き続ける日常へと変化している。何かしらの変化は得られたということなのだろうし、その変化はおそらく今までの自分の変化よりも自覚的だ。
何につながるというわけでもないが、自分なりに得意と
『re:sort』sora
私の音楽趣味の師匠であり友人からは、本当にいろんな音楽を教えてもらった。その教えてもらった中に含まれているはずだと思うのだが、フランス人アーティストであるジュリアン・ロケのプロジェクトの一つであるDoline Murailleの『Mani』というアルバムがある。ずいぶん昔に教えてもらい取り寄せてまでCDを買ったが、今でも定期的に聴き返す一枚だ。この感じが一般的にどう表現されるのかあんまり分かってな
もっとみる『Infinite Window』窓辺リカ
すっかり最近のアーティストかと思っていたら、もう数年前から出てきているようで、相変わらず最近の自分のアンテナの低さに愕然とするばかりだ。まぁ別にいつのタイミングだろうと良いアーティストとの出会いは良いことなので別に良いのだけど。
まずそもそもにしてVirgin Babylon Recordsの名前を久しく聴いた。レーベルの主催者であるworld's end girlfriendには非常に複雑な感情
『nell』Joint Beauty
リリースからは随分と遅れて聴いた『Special Days(feat.藤井隆&ピーナッツくん)』は久々に自分の中で大ヒットを飛ばし、ことあるごとにいろんなところで良いぞ良いぞと投げかけて回った。ピーナッツくんから知ることになったわけだが、ピーナッツくんが関わった楽曲の中でも5本指には間違いなく入るくらい好きになった。藤井隆も相変わらずいい塩梅で音楽活動をするよなぁ、いいよなぁと思っていた。
だが、
『Light In August,Later』aus
色々なものを聴きたい欲が久々に上がってきたので、「自分のライブラリに入れてあるけどいつ入れたかも分からないしあまり聴いていないもの」を聴いてみようと思った。で、最初にチョイスしたのがこのアルバムだった。
ざっと調べてみると、2010年代初頭に出てきた日本人アーティストで、エレクトロニカやアンビエントに分類される音楽を奏で、界隈では結構話題になったようだった。同時期にまさしくそういう音楽を結構聴いて
『from here to there』Ryu Matsuyama
ご近所さんで音楽好きのジマーマン氏が自宅で開く「OMIYAGE TRACKS」に初めて参加した際、どなたかがかけた『kid feat. 優河』がとても耳に残った。優しいピアノ、美しいコーラス、リズム隊のないまま進行する穏やかな空気感がとても心地よく、しばらくこの曲だけをリピートしていた。Ryu Matsuyamaの名前は(なぜか個人名のようでバンド名であることも含めて)ちらっと聞いたことはあったが
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