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-- hiderina -- 森山 来妙 Raimi Moriyama
2018年12月6日 02:45
拘束されるの嫌いなんだ君は不思議な女の子だった。時間を共有するし、体も共有するけど、君は僕の彼女じゃなかった。「私は誰の所有物にもなりたくないの。」そう言って微笑む君。「だから心はいらないから温もりをちょうだい。」何度も君を独占するけど、心だけはくれないんだ。だから僕は未だに君がつかめない。それでも僕たちは"別れる"ことはない。別に付き合っているわけでもないから
2018年12月7日 13:35
僕はどうやらまっすぐ歩けないようで真っ直ぐに歩いているつもりなのに歩けていないようで人ごみを歩くとすぐに誰かにぶつかってしまう「ごめんなさい」そういう僕に、自分の道を乱されたことに 少しむっとした人たちはすぐに軌道修正して真っ直ぐ歩いていくそんな人を見送りながら僕はまた歩き始める「なんで僕はまっすぐ歩けないんだろう」そんな事をぼんやりと考えながら歩いていくするとまた
2018年12月8日 20:52
思い描いているものがあるこうありたい自分とそうでない自分色んな人に囲まれて笑っている君を見てそうなりたいと願って望んでないものねだり今の自分で十分じゃないかそう思えたら楽なのにどうしてこうも君の中に見出してしまうのだろうかないものねだり人はみんなないものねだり完璧じゃないからきっと理想としている君にもないものねだりきっとあるとはわかっているけど
2018年12月13日 12:59
僕は大切な命が失われるのを真近で見た足元がぐらついたような感覚に襲われ頭の中が真っ白になって耳鳴りがしてた今自分が置かれている状況を把握するのを拒絶してたひたすらにひたすらに拒絶してた誰かがそっと手を握ってくれたその手がとても温かくて、痛いほど温かくてああこれは夢じゃないんだとぼんやり思った現実に引き戻されてただひたすらに涙が出てきた言葉は何一つでなかったけど思
2018年12月19日 11:20
じっと僕を見つめる君そしてふと口を開く「ねぇ、知ってる?」半分眠っていた僕は、無言で君を見た「人間の視覚って不変なものは見えなくなっちゃうんだって」「・・・ふーん」眠気に勝てずにおざなりな返事をした僕そんな僕を見て、君は怒っていたのか、悲しんでいたのか、今となってはわからないただ、眠りに落ちる前の君の言葉だけははっきり覚えてる「ずっと見てるから、あなたも見え