記事一覧
【明け六つと暮れ六つ】明るい日中を活動の時間とする合理的な時間の考え方
冬至が近づき、日が短くなった。日が西に傾いたかと思うとあっという間に暗くなる。午後5時半にはもう真っ暗。ついこの間までは明るかった時間帯である。
そこで思い出したのが江戸時代の時の刻み方だ。現代は「定時法」といって、1日を24等分し、それを1時間としているが、江戸時代は日の出の少し前を「明け六つ」、日没の少しあとを「暮れ六つ」として、その間を6等分して一刻(いっとき)とした。季節によって明け
【存在する理由】自分はなぜ存在するのかは「不可思議」=考えても仕方がないこと
もしも私たちの体の細胞の一つひとつが考える力を持ち、言葉を持っていたら「私たちはどこから来て、何のために生きているのだろう」と言うかもしれない。心臓なら「私はなぜひと時も休まずに働き続けなければならないのだろう」と考えるかもしれない。でも細胞も心臓もきちんと調和を保って元気でいてくれないと、私たちは生きていけない。
同様に、人間誰しも「私たちはどうせいつかは死んでしまうのに、何のために生まれ