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「ペルソナ」◆HSPさんにもおススメです◎ユングのペルソナについてくわしく紹介します◆

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今回は「ペルソナ」◆ペルソナとは?ユングのペルソナについて解説◆についてお話していきますね。

あなたはこのようなことを感じたことはないですか?

「家と職場の自分自身の姿のギャップを感じる」

「プライベートでも仕事モードの自分でいる気がする」

「家族に対しても職場で接するような対応をしていた自分がいた」

等、誰でもこのように感じることや、相手にそのように感じたことはあるのではないでしょうか。

人前で演出している姿を「ペルソナ」とスイスの心理学者、カール・G・ユングは言いました。

今回はユングの述べた、ペルソナについて知っていけるようなお話をしていきたいと思います。

1.「ペルソナ」とは?

◆ユングのペルソナ◆
「人前で演出している自分の姿」

「ペルソナ」とは人前で演出している自分のことです。

仕事の立場上の自分をそこに作り上げている姿。このような姿は誰でも持っている姿と言えます。

ただ、その場面を離れている時にもこのもう一人の自分、ペルソナが現れてきたりとか、全く逆の人格のようなものが現れる場合があります。

自分と自分自身のペルソナとの関係とはどのようなものでしょうか?人には誰でも社会的な役割や地位があり、人前で演出している自分の姿というものがあると感じることはありますよね。

もちろん、プライベートも外でも同じ自分でいるという方もいらっしゃると思います。

ペルソナとは本来はローマの古典劇で役者がつけていた「仮面」のことを指す言葉だったんですね。

日頃自分がつけているペルソナという仮面について深く考えてこれらと対話をすることで、「本当の自分の姿」が見えてくるのではないか?とユングは考えたんですね。

その仮面の下の本当の自分という姿は一体どういった姿なのか?というのをこのペルソナを考えることで見つけていくということです。

例えば教師や医者といったとても指導的な職業に就いている人が居たとします。

その立場上の人格とそのペルソナを取っている本来の自分とを混同してしまうとどうなるとイメージできますか?

混同してしまった結果、仕事やその立場を離れた時にも例えば、そのような職場での教師のように家でも指導的に振る舞うようになっていたり、医者のように振る舞ってしまってしまいます。

家庭でもその仕事の時の顔の「ペルソナ」をつけた自分が取れないままなので、周りからすると一緒にいて窮屈な気分を感じたり、堅苦しいなと思われる人になっていたりする場合があります。

それが自分が気付かないうちになっていたりするんです。またあるいは立場上の人格をあまりに無理して作り上げていってしまって、そのことによってストレスフルになっていつも辛い、苦しいという思いを抱えたまま生きているという人もいるんですよね。

職場を離れるとその反動で全く逆の性格になって、周りからしてもとても驚くような人格を見せてしまうというような場合もあります。

これらはすべて、自分自身のペルソナとの関係がうまくいっていないのではないか?と考えてることができます。

2.「ペルソナ」との付き合い方

ではいったいペルソナと本当のありのままの自分との関係にバランスをとるにはどうしたらよいのでしょうか?

まず、自分自身がペルソナとの混同に気づいていなくても、このようなペルソナとの関係に問題がある場合は、職場の同僚とか一緒に住んでいる家族は何かしらのサインを感じ取っているということがあります。

自分自身の周りの人と「対話をする」ということが自分自身とペルソナとの関係にバランスをもたらすきっかけになったりするんですね。

ただ、そのように対話ができる環境があればよいのですが、なかなかそのようにいかない場合もあります。

その時は自分自身でそれを知るためには自分自身の夢と対話をするという方法があります。

例えばこのような夢にはペルソナを暗示した内容の可能性があります。

◆ペルソナの夢の例◆
①仮面を外そうとしても外せない夢
②職場の中で無理をしている自分でいる夢
③服を着たままシャワーを浴びている
④集団の中で自分だけ服を着ないで一人で立ちすくしている夢

このように夢は私達の無意識の情報を意識化して夢として現れてくると心理学の中では考えられてきました。

このような夢を見るということは、自分のペルソナと自分との関係がうまくいっていないということを表すと考えることもできます。

夢の中に表現される自分の在り方を知っていくことや、その夢と対話をすることで今の自分の状態を知るということができます。

そして、ペルソナとどう向き合っていくべきなのか?というヒントが得られる可能性があります。

ただ、これらはあくまで例なので、すべてがこのような意味を持った夢とは限らないということです。あくまで一つの目安として自分自身の夢と向き合ってみることです。

3.まとめ

今回は心理学者、カール・G・ユングの提唱した、人前で演出している姿「ペルソナ」についてお話してきました。

また、夢に現れてくる無意識の情報からもペルソナについて対話できる例なども紹介させていただきました。

先ほども述べた通り、これはあくまで例ですので、すべての人のパターンに当てはまるものではないということです。

ただ、夢にはそのように私達が普段の生活で意識化できない情報を意識化してくる側面はあるのではないか?という視点から考えていくこともできます。

そのように夢には自分自身を振り返ったり、客観的にとらえる目安になることはあるのではないでしょうか。

誰でも人前で対応する時の自分や、職場での自分というペルソナ、仮面をつけているのではないでしょうか。ただ、この仮面はなにも全否定するものではないのですね。

ペルソナを持つことで、私達は複雑化した社会の中でさまざまな人間関係を構築して生きているのですよね。

大切なことは自分に合ったペルソナを身に着けていくことであったり、また、その仮面を上手に取ったり、つけたり、取り替えるたりするバランス感覚を養うことなのではないかと感じます。

あなた自身はこのペルソナの概念、どのように感じましたか?一度あなた自身のペルソナについて考えてみるのも、良いのかもしれませんよね。

今回は「ペルソナ」◆ペルソナとは?ユングのペルソナについて解説◆についてお話しました。

今回の記事がなにかあなたにとって一つでも参考になることがあったらとてもうれしいです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

私は現在、心理カウンセラーとして活動しています。

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それではまた次回の記事でお逢いしましょう。

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