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#創作大賞感想

「#創作大賞2024」に応募された作品を読んで応援しませんか?すてきな感想を寄せてくださった方には「ベストレビュアー賞」を贈呈。10月末に開催予定の創作大賞授賞式にもご招待します。7月31日まで

人気の記事一覧

目指せ!ベストレビュアー賞! 

急に何を言ってるの?・・と思った方もいるかも知れません。僕も、タイトルを書いてから、本当に書けるのか・・、と怖気づいています。ふだん使わない“!”も使ってしまいました。 昨年の創作大賞2023において、幸運なことにベストレビュアー賞をいただきました。今年も創作大賞が始まって、何か恩返しのために書かねば!と筆を執った次第です。 ベストレビュアー賞は「創作された作品に触れた感想文等」に与えられる賞。”感想文等”と書いたのは、文章だけでなく、ファンアートも受賞されていました。

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このラストで本当にいいの?<小説の書き方>

7/7、七夕で完結を予定している『紫に還る』(note創作大賞ファンタジー小説部門応募中)ですが、実はラストはまだ迷っています。本命と思っている締めくくりのほかに何通りものラストがあるのです。 実のところ、どの終わり方が良いのか、自分でもわからなくなっています。 迷っているのは、『ラストに含みを持たせるか』です。 ミステリー作家だからかもしれませんが、謎とその解明にはこだわります。 『紫に還る』のファンタジー世界にも謎があります。そのすべての謎をラストで解き明かすべきなの

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初めましての人間関係が難しい <小説の書き方>

先日は、一刻も早く主人公を苦境に突き落とそう、と言う趣旨の記事を書きました。 それと同時に、主人公を取り巻く主要なキャラクターを紹介し、どういう人間関係なのかを上手に説明することがとても大事だと思っています。 ところが、これが難しくて、人物紹介をするとストーリーが停滞しがちです。紹介のためのエピソードが退屈だったり、長すぎたりすると、これはなんの小説なのだろう、と思われてしまいます。 私が今、連載している『紫に還る』では、主人公カンターと数名の重要キャラの関係が大事で、

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メビウスの輪にのまれて

noteというのは宇宙のようなもので、500万人とも言われるnoterさんの、人数分の銀河系がある。私たちは同じ銀河系の中にあるのではなく、それぞれのnoterさんを中心とした個性的な固有の銀河系を有しているのだ。 その無数の銀河系に対して、数多くの接点をもって位置している銀河系が山根あきらさんのnoteであろう。もちろん、フォロワー数の多さは言うまでもなく、記事の多彩さや、投稿数や企画の多さから、様々なnoterさんとの交流をもたれている。 御本人は御自分のことを、「非社

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共作小説【白い春〜君に贈る歌〜】第2章(5・6・7話)完結!制作秘話🌸読者感想のご紹介🌸

いつも私の記事をご覧くださり、本当にありがとうございます♪ 今回は共作小説【白い春~君に贈る歌~】の振り返りnoteの回になります! 昨日、【白い春〜君に贈る歌〜】の第7話が公開されました💖 これにて、第2章「海を眺めていた」がめでたく完結しました🌸 応援して下さる皆さまのお陰で、乗りきることができております! 本当にありがとうございます💖 第2章「海を眺めていた」は、5話、6話、7話の3話構成なのですが、できれば5~7話を続けて読んでみてほしいです🌸 というわ

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苦手なこと

𓂅𓇢𓆸 職場の同僚や上司に、 "愛に飢えてるみたいだね" と、言われた。 にこにこと接客している姿や、 お客さんとの壁を作らない関わり方に 隙があって、期待させてしまうようだ。 そんなこと一切考えていなくて、 自分の取り柄といえば、 明るいところと笑顔だと思っているので そこを封印しろと言われると、 自分って何者だろうって思えてくる。 昔から、人付き合いは苦手で 人との距離感が分からないまま大人になった。 いわゆる、愛着障害である。 仲良くなればなるほど、その

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エッセイを書くときは孤独 #創作大賞感想

noteの街に暮らし始めて、あなたはどのくらい経つだろうか。いや街って何?と思われる方もいるだろうし、いや図書館でしょとか、noteは単なるSNSだというご意見もあろう。みなさん、正解、大正解である。 noteを楽しむ、とひとくちに言っても、マネタイズだとか書籍化だとか、メンバーシップだとかって、成功している人たちならいざ知らず、何者でもない多くの人は「楽しいです」と描いてあるお面を張り付けているような心境かもしれない。 いわんや、誰にも頼まれていないのに、面倒くさがり屋

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路地裏からの叫びを受け取って

※本日の記事は、↓の作品の創作大賞感想文です。 この記事を読みに来てくれたあなたは、きっと「なんのはなしですか」をご存じだと思う。 わからなければ、一度上の記事を読んでほしい。 「なんのはなしですか」の存在を知ったとき、すごく使ってみたいけど、自分にはまだ早いのではと考えていた。 当時私は、noteを始めて2か月ちょっとの、まだ初々しさが抜けないnoterだった。 「なんのはなしです課」通信に取り上げられる方々の、洗練された表現を読む限り、新人noterの私はまだ足元にも

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創作大賞感想 母すのうは、いったい何刀流なのだろうか。

こちらのノンフィクション作品を何度も読んでいる。読み直してしまう。どうしてこんなに読むのか分からない。日常が家族が「野球」というスポーツを通して変化していく過程をただ見ているのだが面白い。 文脈は記録を主に記しているので感情は極力排除されている。だから、たんたんと記録を読んでいく作りなのだが、文章の端々に「母すのう」の愛情が溢れているのを感じてしまう。努めて客観的に書いているのに子供、そして「母すのう」の成長が感じられるから面白い。日記の余白に思わず色々と考えてしまう。そも

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創作大賞感想 ユキミとペローとレオンさん

書いている本人が楽しそうに書いているのが、読み手に伝わる時がある。本人はどういう気持ちで投稿したのかは私には分からないし、それは分からなくても良いことだと思っている。でも今もきっとドキドキしていると思う。おそらく本人の中でも一方向に振り切る覚悟で書いた作品なのだろうと思った。 彼女の普段の文体は、テーマにそった考察、エッセイ、食、多種多様に文体を変化させる。どれもが面白く、手を抜いていそうに見えて核心をつくような独自の視線でユーモアを入れつつ、彼女だけが持つ文体に惹き付けら

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魔法の言葉について思うこと【創作大賞感想文 #なんのはなしですか】

 吉穂みらいさんが↓の記事を投稿なさいました。 この記事は、コニシ木の子さんの記事を踏まえたものなのですが… みらいさんの記事の中で、私はこんな風に語っています。  あれというのは、#なんのはなしですかをつけた記事がnote界隈を席巻している状況のこと、「魔法の言葉」「強烈なパワーフレーズ」と定義されているのは「なんのはなしですか」というフレーズです。  吉穂さんにこんなことを言ったのか定かではないのですが、コニシさんへのコメントでも「なんのはなしですか」を評して「万能

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路地裏に流れ着き、拾われてわたしは踊る。

(本日は内容と時間を変更してお送り致します) #なんのはなしですか 今やnoteのアクティブユーザーでこのタグの存在を知らない者はいないのではないだろうか。 これまで数多くのタグを記事に貼ってきたが、わたしにとってこのタグは、今のわたしを作った特別なものである。 そして、これからも何よりも特別で、大切で、大好きなものであり続ける。 わたしは今年の3月中旬にここ、noteの街(わたしの感覚では大海原なんだけれども)に降り立った。否、派手な水しぶきをあげて無様に着水した。

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[創作大賞感想] これ母さん著『すべての子どもは消耗品じゃない』/いつか誰かが直面した時に思い出してほしいお話

多くの人に読んでもらいたい、という私の勝手な熱意から、今回はこれでも母🐿みんみんさんの『すべての子どもは消耗品じゃない』の感想を書きたいと思います。 このお話は、ある二つの家族の物語です。 冒頭の何行かで衝撃を受ける人もいることでしょう。 今どき、こんなことあるのか??? って思うでしょう? なかなか障がい者に対して差別的なことを、面と向かって言ってくる人はさすがに減ってきてはいると思います。思いたい…。 ですが、このような考え方を当たり前にする人は実際にいます。

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【白い春〜君に贈る歌】外伝

かつて、歌い手として、 そして作家として活動していたミツル。 現在は静かに暮らしていた。 彼の作品は、かつて多くの人々に影響を与えたが、今となってはその名前を知る人は少ない。 時々、短編をネットに投稿しながら過ごす日々。 かつての刺激は無くとも、 穏やかな日常がある。 熱い想いへの刻は止まっていた。 それでも、今に満足している。 一方、ミツルの短編に触れることで その作品から、ただならぬものを感じ取った女性。 彼女の名前はヒカリ。 ヒカリはミツルの世界観に興味を持

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『元気がなくっても作りたくなるレシピ』はやさしくたのしく元気になります #創作大賞感想

毎日作るご飯は、気持ちや時間のやりくりで手間暇かけて気合をいれてつくりたいときと、そうでないときってありますよね。 気合があるときはこんなの。 おうちにあるもので気軽にさらっと簡単につくりたい。『元気がなくっても作りたくなるレシピ』が笠原なつみさんのnoteにたくさんあります。 にんじんを皮付きのまま切って、オリーブオイルとクミンシードを温めてにんじんを投入、塩を加えてできあがり。10分もかからない。 赤い色は元気になるし、見た感じもやさしい。クミンシードのスパイシー

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noteは異種格闘技戦? <小説の書き方>

(今日は「おはよう、私」さちさん をご紹介します) メディアミックスすることで想像力は数倍に! 私は読書中に、そこで書かれていたり紹介されているものを調べながら読み進むことがあります。 たとえば 恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』ではピアノコンクールで奏でられた楽曲を聴きながら読みました。 佐藤究さんの『テスカトリポカ』は地図と首っ引きでした。 『ダ・ヴィンチ・コード』はヴィジュアル愛蔵版を入手して、作中に登場する絵画や紋章、地図や写真を見ながら再読しました。 道尾秀介さ

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思わず読んだ、このタイトル <note創作大賞>

小説のタイトルは本当に難しくて、私はいつも四苦八苦しています。 デビュー作の『幻の彼女』の時も何十案も考えました。内容を表せば良いというものではなく、そのタイトルで店頭に並んだときに、手に取ってもらえるかという観点が必要なのです。 この辺のことは以前、記事に書きました。 こんな感じなので、私はとても『タイトルはこう付ける!』などと言えませんが、今回、note創作大賞の応募作を読むときに、やはりタイトルで選んでいることに気づきました。 67000件も応募されているのですか

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松下友香(作) 君と見た海は [創作大賞感想]

 松下友香さん(作)、恋愛小説「君と見た海は」の感想文を書きます。作品の中身には深く立ち入りません。  仁海(ひとみ)と翔太という同級生の恋物語。物語は、この二人の「視点」を往復しながら、展開していきます。   奇想天外な事件が起こるわけではありません。物語はたんたんと進んでいきます。  私が「君と見た海は」という作品を読んで思い浮かべたのは、(今までに私が読んできた長編小説で言うと) ジェイン・オースティン「高慢と偏見」、ジョルジュ・サンド「愛の妖精」、黒井千次「春の

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連載小説、次を読ませるには? <小説の書き方>

今週からnote創作大賞に『紫に還る』というファンタジー小説を応募しています。 毎日、連載という形で公開しているのですが、その合間に他の方の作品も読ませていただいています。そこで気づいたことを書いてみます。 前提になりますが 一回に公開する文章の量 基本的にはシーンごとに節という区切りをつけていますので、それが公開の単位になります。私の場合、一つのシーンは3000~5000字になります。これは決めているわけではなく、このくらい書くとシーンが変わっていくのです。 シーンの

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意見 | note投稿・長編小説へのコメント

 創作大賞2024の応募が始まってから、長編小説の投稿が大幅に増えた印象がある。まだ応募はしていないけれども、私も「漂白ちゃん」というSFっぽい作品を書いている途中である。脱稿したら、まとめて1つの記事にして投稿するつもりでいる。頓挫して半端に終わるかもしれないけど。  noteは小説や詩などの文学作品だけが投稿されるわけではない。イラストや写真、エッセイなど様々な作品が投稿される。多くの人は、1人のクリエイターだけを追いかけているわけではないから、日々更新される記事の中で

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