創作大賞感想 母すのうは、いったい何刀流なのだろうか。
こちらのノンフィクション作品を何度も読んでいる。読み直してしまう。どうしてこんなに読むのか分からない。日常が家族が「野球」というスポーツを通して変化していく過程をただ見ているのだが面白い。
文脈は記録を主に記しているので感情は極力排除されている。だから、たんたんと記録を読んでいく作りなのだが、文章の端々に「母すのう」の愛情が溢れているのを感じてしまう。努めて客観的に書いているのに子供、そして「母すのう」の成長が感じられるから面白い。日記の余白に思わず色々と考えてしまう。そも