昨日のつぶやきを読んで下さった方から 「(動物の置物がいっぱいで)ガラスの動物園ですね」 という感想を頂きました。 私はこの作品のローラのように繊細な心の持ち主ではありませんが…。 引きこもり、非婚、毒親などがモチーフの古くて新しい、普遍的激痛戯曲。読むと心が出血する名作です。
春学期以降、その時々つぶやいたり流せる思考がなくあまり更新できずにいました。また少し落ち着いたので観劇レビューなどしていきたいと思います。直近で観劇が叶った素晴らしい舞台ふたつ。生身の人間であることの痛みや苦悩、生と死、何よりその根底にある愛について、変わらずに考え続けています。
三割打者というと野球では、一線級になる。物書きも同じくらいかな。以前、評論家の先輩に、三割いい文章を書ければ、プロとして生きていけると教えられた。私自身はというと、二割八分くらいでしょうか(笑)。イーヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出の「ガラスの動物園」評は、よく書けたと満足しています。