田中靖浩

世界数カ国でヒット中「会計の世界史」や「名画で学ぶ経済の世界史」の著者であり、落語家・講談師と共演する風流人であり、カルチャーセンターで絵画を説明し、フリーランス塾を主宰する自由人。ロックとプリンが好物です。https://www.yasuhiro-tanaka.com/

田中靖浩

世界数カ国でヒット中「会計の世界史」や「名画で学ぶ経済の世界史」の著者であり、落語家・講談師と共演する風流人であり、カルチャーセンターで絵画を説明し、フリーランス塾を主宰する自由人。ロックとプリンが好物です。https://www.yasuhiro-tanaka.com/

最近の記事

20年後、日本でオペラは観られるか?「ジュリオ・チェザーレ」

2022/10/2 新国立劇場 オペラ「JURIO CESARE」観劇。 過去、オペラ観劇について良い思い出がありません。何度となく「香水おばさん」のお隣になってしまい苦痛を味わったからです。 今日もドキドキでしたが、幸いなことに香水被害には遭いませんでした。 会場を見渡せばふつうの服を着た、ふつうの皆さん。ただ年齢層はかなり高め。見た感じの推定だが平均年齢は60歳を超えている様子。 新国立劇場オペラパレスはほぼ満席。しかも高いS席(27,500円)の方が安い席より埋まっ

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    • やっぱりフランス女優はすごかった。「ガラスの動物園」

      2022/9/29 新国立劇場 「ガラスの動物園」観劇 新宿から一駅、初台の新国立劇場。こちらを訪れるのは数年ぶり。 コロナ明けムードもあって、建物の入口付近には外国人学生の集団がいます。なんだかみんな楽しそう。今回の観劇が楽しいのか、それとも外に出られることが楽しいのか。 今日のお芝居「ガラスの動物園」はフランス国立オデオン劇場から招いた海外招聘公演。すぐれた海外演目を演出家・出演者・舞台装置などをまるっと招き、日本の関係者や観客に「海外の名作」を見てもらう企画です。

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      • 「自分の力でなんとかしなければ気質」を悔い改めよう

        今日のようにのんびりした気分のときはnoteを書こう。 きのう「お金にふりまわされず生きようぜ!」感謝祭をオンライン開催しました。 その感想を含め、「脱サラに成功する秘訣」について。 3種類の職業本書では職業を3つのグループに分けて説明しています。 グループ① 運動神経や美ぼうで勝負! スポーツ選手 グループ② センスやアイデアで勝負! フリーランス グループ③ 努力とまじめさで勝負!  会社員 子どもたちのほとんどは就職活動を経て「グループ③:会社員」になります。その

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        • 「おうち銀行」のはじめかた -その1:通帳をつくろう

           拙著「お金にふりまわされず生きようぜ!」から面白いプロジェクトが始まりました。  それが「おうち銀行」です。  小学生のお子さんがいる方、ちょいとお話をお聞きください。 「おうち銀行」とは? 「おうち銀行」とは子どものお金を親が預かる家庭内の仮想銀行です。  子どもが預金者、親が銀行の頭取となり、預金にはちゃんと金利をつけてあげます。  「おうち銀行」のねらいは3つあります。  ①子どもに「お金の管理する大切さ」を教えること  ②子どもに金利(複利効果)について教えるこ

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          「お金にふりまわされず生きようぜ!」(田中靖浩/ウサミ著・岩崎書店)冒頭公開します!

          試し読みリクエストにお応えして、「お金にふりまわされず生きようぜ!」第1章途中までを公開します。 「このテーマと絵柄なのに帰宅途中の電車で、不覚にも涙腺緩みました」 (27歳女性) 「よかった! 仕事って、そうだよね。そういう仕事、したいよね」 (40歳男性) 「子どもたちに届けたいメッセージがあふれて、胸が熱くなってしまった」 (52歳女性) 児童書のはずが、なぜか大人からの反響が多い本書の冒頭をどうぞ!

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          25年の伴走者~編集者へ感謝を込めて~

          ”いつもの”編集者A氏と一緒にオンライン・ミーティング。 参加者より「田中さんとAさんは、いつから仕事されているんですか?」とご質問。 「20年くらい前かな?」私が答えると、「いや、最初の本をつくりはじめたのは25年前ですね」とAさん。 あとから聞いた話では、「新人著者の会計本」を担当することになったAさん、「なんだ、会計か」と思ったそうな。 そこから25年が経ちました。彼とは長い付き合いの中で20冊以上の本を世に出しました。業界通の質問者は、「ええっ!25年で20冊以

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          「自由に・楽しく・長く」働けるフリーランスを目指して

          皆さま、明けましておめでとうございます。 新年のご挨拶が2月になってしまうほど、忙しく過ごしていました。 年末年始もなく、週末もなく、ずっと働き通しでした。経験のない仕事漬けストレスはすさまじく、爆発寸前の精神状態で毎日を過ごしていました。 フリーランスは基本的に仕事貧乏性にできています。 仕事が来ると、つい「ありがたい」と思って受けてしまう。今回はそれで地獄を見ました。 ただ、そんな日々から、新たな気付きがあったことも事実。これからその気付きと反省、そして今後の展望につ

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          「お金にふりまわされず生きようぜ」メイキング その2:なぜ私たちは「お金の話」を避けるのか?

          発売間近「お金にふりまわされず生きようぜ」(岩崎書店)。 もともとは2年前に受けた「小学生向けの『お金の実用書』を書いてください」というオファーでした。 これまで会計士としてお金周りの仕事をし、いま原稿仕事の多い私にとって、「子供向けお金の解説書」はもちろん大歓迎。「やります!」と即答。 さっそく、その日から「どんな構成にするか」考え始めます。最初は楽しかった。初めての小学生読者を想像しながら、ワクワクしていました。でも、それは最初のうちだけでした。 長い長い苦しみの日

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          「お金にふりまわされず生きようぜ」メイキング その1:お金物語のハッピーエンド?

          「小学生向けに『マネー勉強本』を書いてもらえませんか?」  その依頼を受けたのは、ちょうど2年前のこと。  長い執筆の日々を経て、やっと完成しました。それが「お金にふりまわされず生きようぜ」岩崎書店(2021/12/17発売)です。  この本のオファーを受けたとき、「とうとう来たか」と興奮しました。  しかし、やる気やワクワク感とは裏腹に、制作は経験のない苦労の連続。私自身が本書に込めた思いを忘れぬよう、そして今回の仕事を成し遂げた仲間たちへの感謝を込めて、ここに「汗と涙と

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          独立開業した専門家が乗りこえるべき「壁」

          昨日の夜、スペース(clubhouseのtwitter版)にて、友人の弁護士・伊藤毅さんのお話しをお聞きました。人のキャリアを聞くことには、たくさんの学びがあります。これは新たな発見。せっかくなので、昨晩お話しして感じたことをつれづれなるままに。 独立開業して意識した「10%ルール」人間、自分の過去については美化しがちです。自分がインタビューを受けたときなど、いつもそう思います。ああ、またつまらない自慢話してしまったなと、いつも若干のうしろめたさを覚えます。飲み会の席であれ

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          専門性で稼ぐ人、専門性で稼げない人

          「専門性」 それは誰でも知っている言葉であり、自分でもさんざん使ってきた言葉です。しかしさいきん改めて考えているのです。「専門性」とは一体なんだろうと。 資格という専門性があれば会社を辞められるのか?「自分には『専門性』がないから会社を辞められない」 サラリーマンの友人知人たちがよく口にします。 そんな彼らの幾人かは「資格」の勉強をはじめます。たとえば中小企業診断士とか、社会保険労務士とか、あるいはファイナンシャルプランナーであるとか。 しかし、資格を取っても彼らが会社を

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          Clubhouseの登場にみる「自慢」の変遷と組織の未来

          注目のClubhouse。新プラットフォームをめぐるプチ騒動をすこし離れた場所から眺めつつ、いろんなことを考えていました。変わらない人間の性(さが)、そして転機を迎えるかもしれない組織の未来。 人間は自慢したい生き物である私が学生の頃、「金歯を自慢するおじさん」がいました。バイト先や親戚の集まり、いろんなところで、 「この奥歯、24金なんだよ」 と、ニカッと笑いながら汚い大口を開けて、奥の金歯を指さすおじさん。私からすれば、なぜそれが自慢なのかサッパリ意味不明でしたが、

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          変化に強い「Bの学び」とは?

          コロナ騒ぎが起こってわかったことがあります。 それは世の中に「変化に強い奴と弱い奴」の2種類がいるということ。 平和な時には見えなかった人間のタイプがコロナで見えてきました。私自身を含め、仲の良い友人には「変化に強い=変化を歓迎する」タイプが多いようです。 昔ながらの「火事と喧嘩は江戸の華」と変化に血が騒ぐタイプ。伝統や前提が崩れようとするとき、財布がカラなのも忘れて「うおう、やる気出るぜ!」と燃える人間。 ここで”現代の江戸っ子”には共通点があることを発見しました。 そ

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          「会計の世界史」制作裏話その3:著者は孤独だと思っていたがそうじゃなかった

          「会計×絵画」という構想から、おおよその目次ができました。 編集者に見せたところ好感触で早くも祝杯。あとは書くだけ。 このへんですでにテンションが高くなっていたので、「会計書にしてはありえない書き出し」で始めてみようと決意しました。孫子の兵法でいう「奇襲」攻撃をいきなり繰り出す作戦。 およそ会計書ではありえないシーンや言葉からのオープニングにすべく、「妊娠」エピソードをもってきました。これが1章1ページ目にあることがポイント。これまでも、これからも、会計書に冒頭にこれが登

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          「会計の世界史」制作裏話その2:専門家のメンタルブロックをぶち破れ!

          とかく専門家というのは「自らの専門」を磨こうとします。その専門分野の知識こそが自らの身を助け、ブランドとなると信じて。 それは一面正しいのですが、しかし、大きな落とし穴もあります。 その専門知識がネットで手に入り、しかもライバルがいる場合、価格競争によって報酬下落が避けられません。 それだけではありません。専門家にはふだん自分でも意識していないメンタルブロックが存在します。 私も「会計の世界史」構想段階で壁にぶつかったことを自覚しました。 勝負どころの手抜きは後から

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          異例のヒット作「会計の世界史」、制作裏話 その1

          ありがたいことに今年最後の講演ラッシュ。 今週来週と「会計の世界史」講演が続いています。 受講者からの声もたくさん頂いていますが、なかには私からすると「おや?」と思うものがちらほら。 「『会計の世界史』の構想についての話が面白かった」 そんな感想を数件頂戴しました。 著者の私からすれば「そんな話が面白いのだろうか?」と思うのですが、でもまあ、会計書としては異例と言われる売上を記録中であり、海外翻訳版も各国で売上好調。 だとしたら、この本の構想をまとめるまでの苦労は「

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