聖なるズー

『聖なるズー』を読んだらもう猫は飼えないと思った

読んだ感想としてはタイトルの通りだが、その他雑多な感想も含めて。

獣姦、は知っていたけど「zoophilia(動物性愛)」は初めて聞いた。著者が受けた性暴力体験からの始まりは読んでいるだけでつらいものがあったけど、”zoo”たちへの興味関心が必然から生まれたことがよくわかる。

”zoo”とは、動物性愛者を意味する「zoophile」の略称であり、彼ら自身の呼び名でもあるという。動物とsexする

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H a p p a n o U p d a t e s - No.212

音楽家と音楽業界を後押ししたスペシャリストたち❶
シカゴのブロードキャスター、ブルース・ダフィーが聞く
ウィルマ・コザート・ファイン(レコード・プロデューサー)
だいこくかずえ:訳

このシリーズでは、レコード・プロデューサー、音楽出版者、パトロンなど音楽業界の5人のスペシャリストのインタビューを紹介していきます。

第1回は名盤で知られるマーキュリー・レコードのプロデューサー、ウィルマ・コザート

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「聖なるズー」

最近読んだ本で、一番衝撃を受けた「聖なるズー」。2019年 第17回 開高健ノンフィクション賞を受賞した、動物性愛者「ズー」について書かれたノンフィクションで、主にドイツの動物性愛者の団体に属する人たちへの取材で構成されている。筆者自身の性暴力の経験から、人間にとってセックスとは何なのかという問いを、多くの人にとってアブノーマルに見える動物性愛という指向の持ち主から分析していく本。言葉の通じない、

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『聖なるズー』から考えるコミュニケーションのあり方

濱野ちひろ著『聖なるズー』を読み終えた。ズーとは動物性愛者のことである。ズー自体に関しては、そういうセクシャリティの人たちがいてもおかしくはないなと思った。というのも本に登場するズーの人たちがとても繊細で、人間的にもいい人たちなのでそう思ったのかもしれない。

むしろ興味を持ったのは、ズーたちが動物たちの気配を常に気にかけていて、彼らが何を望んでいるかに常にアンテナを張っていることだ。動物たちは当

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聖なるズー?タイの事件記事から

開高健ノンフィクション賞を受賞した「聖なるズー」のテーマは獣姦ではなく動物性愛だそうだ。私は読む前に著者が取材したというドイツの動物性愛団体ZETAのオフィシャルサイトを覗いてみた。

    そのリンクをフェースブックに貼ろうとしたら「コミュニティ違反」という警告が出て貼れなかった。内容が特殊過ぎるのだ。おそらくダークウェブにミラーサイトがあってより露骨な情報交換がなされているのだろう。とにかく

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『聖なるズー』濱野ちひろ著:ドイツの動物性愛者団体に迫った開高健ノンフィクション賞受賞作

動物性愛(zoophilia)は、「精神疾患」とされることも「性的指向」とされることもある。小児性愛と同じように捉えられ、忌み嫌われることの方がおそらく多い。ヨーロッパ諸国を含む国々で、人間が動物と性的関係を持つことは、動物保護の観点から動物虐待と見なされ、違法だという。

しかし、ドイツでは、世界唯一の動物性愛者団体「ZETA(ゼータ)」が活動している。メンバーたちは、実名と顔をカミングアウトし

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