イン

好きなことを書きます。たまに短編小説を書いたりしてます。

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マガジン

  • 曲の感想等

    好きな曲の感想等書いていきます。

  • ネタバレあり感想

    自分の記事の内、感想を書いたものをまとめました。

最近の記事

BOOKOFFにて6冊購入

家の近所のBOOKOFFではBUMPが良く流れています。それもアルバム曲多めで。そんな場所へ、車を走らせました。車内でもBUMPを流します。 『たかが殺人じゃないか』辻真先 『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ 『死体について』野間宏 『名探偵外来 泌尿器科医の事件簿』似鳥鶏 『イニシエーション・ラブ』乾くるみ 『その可能性はすでに考えた』井上真偽 以上6冊を買いました。『死体について』は完全にタイトルで買いました。その他はミステリーで、名前を聞いたことがあった

    • 読むにはハッピーエンド、書くにはバッドエンド

      タイトル通り、好きな結末はハッピーエンドです。読後はやはりスッキリして、ハッピーな気分で締めたいですよね。胸に残る悲しみも作品を噛みしめることが出来て好きですが、やはりみんな笑顔で終わった方が気持ちが良いですよね。 僕は主人公に感情移入して読むので、悲しい結末だとこっちまで悲しくなってしまって嫌なんですよね。川上未映子さんの『ヘブン』とか面白かったですけど、ちょっと苦手です。あれがバッドエンドだったかも覚えていませんが読んでいて辛くなりました。 逆に大好きな伊坂幸太郎さんは

      • 「他界隈から」となぜ書くのか

        アイドルの楽曲のコメント欄で見受けられる「他界隈のアイドルオタクですが…」「○○(他アイドルのファンの名称)ですが…」といったコメント。 あれは何のために書いているんでしょうかね。 わざわざ書かなくても好きな気持ちや応援していることは伝わるのに。 僕の好きなロックバンドの動画でのコメント欄では他界隈からのコメントを見たことがありません。 バンドでは見たことがないのにアイドルではよく見る他界隈からのコメント。この差異に関して、幾つか理由はあげられます。 まずジャンル違い。

        • =LOVE『絶対アイドル辞めないで』感想

          =LOVEの新曲の感想を歌詞と共に、つらつらと書いています。 まずはじめにタイトルの字体から。「辞めないで」の右上がりの手書きフォントは、僕は好きではありません。紋切型で、手軽にエモさを演出しているようで。ですがそれは流行りものを嫌悪してる天邪鬼なだけかもしれません。とにかく他にもう少し良いフォントがあったのでは、とも思いますが、代替案も思いつきません。 続いて歌詞の感想を。 歌い出しからファンの心を掴んできます。むしろファンの気持を代弁しています。「アイドル」という職

        BOOKOFFにて6冊購入

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        • 曲の感想等
          5本
        • ネタバレあり感想
          13本

        記事

          短編小説『センターキューブ』

          ◇◇◇◇◇◇ “こんな可愛い二十八歳見たことない” “てかキスシーンの相手の人うらやま あんな近くでケースケの毛穴見れるなんて”  SNSで次々と、好きなアイドルへの想いを語る。  昼間は初夏の様相だが、斜陽と共に人々の足を潜り抜ける風が、変わりきっていない季節を思い出させる。自販機の下すらも照らす程の角度で入り込む西日も、私の並ぶ列までは届いてこない。黄色い点字ブロックの内側で、大人しく私たちは並んでいる。電車を待ちながらも、指は忙しい。好きなアイドルへの愛をつらつらと、徒

          短編小説『センターキューブ』

          久しぶりの小説執筆

          僕はこの前の4月から社会人になりまして、平日は仕事、休日はだらだら、という日々を過ごしています。大学時代と違うのは趣味に使える時間が圧倒的に短くなったこと。平日は寝るためと食べるために帰宅しますし、休日もなんやかんや仕事の調べ事をしたり、ダラダラとYouTubeを見たりしています。すると不思議なことに、絵を描いたり小説を書いたり、と趣味の時間が無くなっていました。もっともYouTubeの時間を趣味に使えれば良いのですが、趣味は少しエネルギーが必要になるので億劫でした。 しか

          久しぶりの小説執筆

          短編小説と近況報告

          「メッセージボトル」 同期、部下、上司ら十数名でのキャンプの帰り、高速道路。俺の隣では二つ上の杉原さんが運転している。後部座席には同期が一人、部下が二人乗っている。ナビには解散場所まで一時間半と表示されている。俺はガムを口に放り込み、眠気と戦う。杉原さんが運転してくれているのに、俺が寝たら会話相手がいなくなってしまう。後ろで熟睡する三人を羨望の眼差しで見ていると 「ちょっと、寄りたい所があるんだ」と杉原さん。 「良いですよ、サービスエリアですか?」 「いや、高速を降りるんだ

          短編小説と近況報告

          『日日是好日』感想

          『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』を読みました。 僕は抹茶や饅頭は大好きですが、その作法は一切知りませんでした。 簡単にまとめてしまえば、「お茶は「今この時」を体で実感するためのもの」ということが本書で書かれていると感じました。しかし実際に感じた著者の言葉と、それを介して想像する読者にはものすごく深く大きな溝があると思います。著者の感情を直接実感できないのは残念に思います。 以下ネタバレがあります。 作中で「すぐにはわからないもの」の中に「お茶」は分類

          『日日是好日』感想

          『聯愁殺』の感想、ネタバレ

          主人公である一礼比梢絵(いちろいこずえ)が自身を殺そうとした犯人の動機を明らかにするために、ミステリー作家らに推理をしてもらう、という話。 ストーリーには関係ないですが、名前が独特ですね。何か由来を感じます。殺人が絡んでくる話であれば、実在しない名前の方が適していますが、それにしても特徴的です。 登場人物らが独自に調べた証拠と推理で連続殺人の動機や被害者の共通点を明らかにするも、矛盾点を突かれ、論者は次の人へと移ってゆく、という構造は面白いですね。『虚無への供物』にも似た

          『聯愁殺』の感想、ネタバレ

          「都合の良い友達」という二重表現

          非常にまとまらない内省が以下に続きます。 題名にある「二重表現」とは「頭痛が痛い」や「犯罪を犯す」みたいなもので、同じ意味の言葉を繰り返し使う事です。 「都合の良い友達」も二重表現ではないか、と考えました。 こう思ったきっかけは、先日「お前は友達を都合よく使っている」と言われたことです。否定も肯定も出来ないな、とその時は考えていたのですが、よくよく考えたら「友達とはそういうものだろ」と思い立ちました。 もちろん一般的に用いられるような、お金や車、体を出してもらうためだけ

          「都合の良い友達」という二重表現

          『ラストチャンス、ラストダンス』感想

          昨日公開されたノットイコールミーの楽曲、『ラストチャンス、ラストダンス』を視聴しました。「僕」と「君」の曲です。 徐々に湧き出る高揚感を元に、感想を書いてみます。 まず衣装が可愛いですね。青色の透明感が際立つ衣装。シーンの切り替えが早いので停止しながら見ています。 この歌詞から始まります。 「知らない人 知らない君」という箇所が良いですね。前者は「君」に出来た恋人のことで、本当に知らない人なのでしょう。後者は「僕には見せない顔で笑う君」だから、「知らない」と表現しているの

          『ラストチャンス、ラストダンス』感想

          「変わってる」って言わないで

          流行りのものをやってみると、INFJというタイプでした。 このタイプに関するnote記事をたくさん読むと、自分とその方との共通点が多くて、楽しかったです。 INFJのみなさんがよく書かれているのが「周囲と違う価値観を持っている」ということ。 僕もその言葉には共感できます。世間で「普通」と呼ばれる領域に属すことが少ないので、周りから「変わってる」とよく言われます。 「変わってる」という言葉はどちらかというと嫌いです。この言葉には「私たちとは違う生き物だ」という意味が含まれて

          「変わってる」って言わないで

          映画『アイアムアヒーロー』

          映画の存在は知っていたものの、見に行くことはありませんでした。しかし今回アマプラで見てみました。 以下ネタバレがあります。 長澤まさみさんと有村架純さんが綺麗でした。そしてより好きになりました。 個人的に、作中作を浅野いにお先生が描かれているのがお気に入りポイントです。今作品の花沢先生と交流があると浅野先生は漫画で描かれていましたが、ここでも浅野先生が登場するとは驚きでした。 残虐なシーンがたくさんありましたが、程よく慣れてしまいました。 腕にたくさん時計を付けてい

          映画『アイアムアヒーロー』

          描いた絵まとめ

          僕は趣味で絵を描いているので今まで描いたものの中で、載せられると思う範囲の絵を昔から順に載せていきます。 描いた時の気持ちとかも書きます。 文章はともかく、絵だけでも見てもらいたいです。 2017年 デジタル作画での2つ目の作品です。1つ目は落書きみたいなレベルで、載せられるものではありません。 この絵は結構細かく描いていて、お気に入りです。背景の水色の光は元々アプリに入っている背景を使いました。 レイヤーなどの知識が無い割には上手く書けているのではないかな、と思いま

          描いた絵まとめ

          創作の源は不安定なメンタル

          題名に共感する人は少なく無いと思います。 久しぶりに何か短編小説を書こうにも、特に何も思いつきませんでした。辞書を適当に引いて出てきた単語から着想を得て、300字前後で話を書くという縛りを設けてチャレンジしてみました。 しかし今までの作品を薄めたものしか出てこず、いまいち新しいと思えるものが作れませんでした。 僕が一番お気に入りの作品があるのですが、それはものすごい負の感情から生まれた作品です。他の作品も負の感情から生まれたものは多いです。葛藤、悩みなど暗いものがきっかけ

          創作の源は不安定なメンタル

          有名人の誕生日

          好きな芸能人、YouTuber、キャラクターなどの誕生日に、ケーキやその人の写真、年齢の数字バルーンを飾って、写真撮ってSNSにあげる風潮ありますよね。 僕はそういうの苦手ですけど。なんだか空しく感じてきそうで。 SNSでの愛の表現にはそうした写真は最適ですよね。「私はこの人のファンであり、大多数のファンとは愛の重さが違うんだ」という気持ちが透けて見えるのも嫌ですね。 でも、好きな人が食べていたものを食べる気持ちはわかります。僕もこの前しました。恐らく同じ気持ちになりたい

          有名人の誕生日