久しぶりの小説執筆

僕はこの前の4月から社会人になりまして、平日は仕事、休日はだらだら、という日々を過ごしています。大学時代と違うのは趣味に使える時間が圧倒的に短くなったこと。平日は寝るためと食べるために帰宅しますし、休日もなんやかんや仕事の調べ事をしたり、ダラダラとYouTubeを見たりしています。すると不思議なことに、絵を描いたり小説を書いたり、と趣味の時間が無くなっていました。もっともYouTubeの時間を趣味に使えれば良いのですが、趣味は少しエネルギーが必要になるので億劫でした。

しかし心機一転、現在小説を書いています。それは自分のアイデンティティが無くなっていくような気がしたからです。別に僕の構成要素がそれだけとはこれっぽっちも思っていませんが、自分の中の大きなものがぽっかり無くなりそうで怖かったです。

アイデアは大量に思い浮かんでいましたが、それを納得がいくような、ある程度筋の通ったものにするまでの、錬成の作業に今まで手を付けられていませんでした。ですが危機感を抱き、現在は貯めたアイデアを混ぜ合わせて納得できる筋を考え、形にしつつあります。

働くようになって心情は変わり、今までのオチの付け方とは変わったな、と思う筋書きになりました。それが良いか悪いかわかりませんが。それと舞台が電車になりました。これはもう仕方ありませんね。社会人の宿命です。
小説を書き始めて改めて気付いたことは、創作は楽しいということです。展開が想定と違う方向に進み始めるのも楽しいですし、登場人物を自分にインストールしてどんどん筆を進めていくのも楽しいです。

次はもっと読書をしたいな、と思っております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?