武士もその原点を辿れば「傭兵稼業もする民兵」、私設軍隊そのものであった。 そして崇徳上皇の呪いのとおり、承久の乱で完全に自分たちが支配者となることに成功した。 日本の歴史の示すところでは、中央集権政府の組織した統一軍隊の方が弱く、民兵たる蝦夷や武士の方が強い。