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紀元前~1世紀 天津神・国津神の軍団の編成 その1 古代豪族、大伴氏・春日氏・葛城氏(禁断の蘇我氏?)の系譜

「八雲立つ 出雲八重垣 
妻ごみに 八重垣作る その八重垣を」
                     -建速 須佐之男-
 推古帝の時代、中国に認識されていた「秦王国とは・・」
「辰王」とは大王家とは別の斎王、神女の意味か・・。
<縄文からの伝統の上にイザナギ・イザナミ系の縁戚集団(血統的同族・王家)>


スサノオ系「大国主」 奥様の系譜 1~5世の出身国

おおくにぬし1


2世「大国主」=蘇我能 由夜麻奴斯(ソガノ ユイ ヤシマヌシ)・清ノ湯山主・弥那佐牟留比古・夜斯麻斯奴

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<大国主、大物主と同盟>


「大国主17世の系譜」 1世から5世の室、6~11世の室、出身地が重なる感じがします。
重ねる婚姻により各地域との同盟関係の強化か(妄想。


<大国主の後裔、各地に割拠>

<スサノオの後裔、大国主の一門、各地に割拠。天照帝・スサノオ後裔と結ぶ。>

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大国主系 奥様の系譜 12世~14世の出身国

 17世には足りません。どこの世代が不足するのか、「古事記」で前出で説明される須勢理媛、沼河媛、多紀理媛、神屋楯媛、八上媛との関連も気になります。
大国主第16代(ここでは15代)。天ノ日腹 大科度美とは、長脛彦の兄、鬼王阿日大磯城登美の意味では、


 <天照帝・スサノオの後裔、各地に割拠。畿内に進出>
 <倭武命とともに吉備氏、各地に出征>


大国主 奥様の系譜 17世番外

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 持統天皇(蘇我系)の代に、側近を天智系の藤原不比等・葛野王の両職で固め、ある意味「蘇我系」が復興しているので、物部系の書物にも伏せられていることがあるのでは。



<国津「神魂」への系譜> 神玉王家の成立


天御中主尊 初代。 息に天八下尊。

天八下尊 二世神。天御中主尊の息。兄弟に国常立尊(後裔(四代のち)にイザナギ・イザナミ)。息に天三下尊。

天三下尊 三世神。天八下尊の息。兄弟に別天三降尊。息に天合尊。

天合尊 四世神。天三下尊の息。息に天八百日尊。

天八百日尊 五世神。天合尊の息。息に天八十万日尊。

天八十万日尊 天八十萬魂。六世神。天八百日尊の息。兄弟に百日萬魂。息に神魂命。

<神魂一世「出雲国風土記」 後裔は大伴・中臣・荒木田・渡会氏へと>
⑦神 「魂」(カム 「ミタマ」) /kamu 「mitama」 ・神魂ノ命・神 皇産霊・カミ ムスビ。一世神。天八十万日尊の息。息に櫛真乳魂、角凝魂。兄弟神に津速魂、高魂命、万魂命。<「魂」の系譜。大国主を助ける神産巣日(神皇産霊)の系譜でしょう。神話「古事記」が、人(稗田阿礼)が記憶し、発した言葉(口頭伝承)に近い「文字」を、当時最高の文官が、音と意味を意図して、漢字を無理やりあてはめたという前提を忘れないで、読んでください。>

<神魂二世> 先祖神的には天ノ一族の系譜に繋がります。先に土着した系統ということでしょうか。
▽⑧櫛 真乳 「魂」(クシマニ ムスビ・クシマチ ミタマ) /kusino mani ・櫛 真遅。神魂の息。二世神。後裔は伊勢外宮神官・度会氏。<事跡不明。「クシ」の系統です。クシ=紀氏へと繋がるのでしょうか。>

▽角凝 「魂」(ツノコリ ムスビ・ツゴリ ミタマ) /tsunokori ・角己利。神魂の息。二世神。息に伊佐布魂。<ヤタガラスの建角身に通じる名か。>

<神魂三・四世> 天ノ一族の系譜に繋がります。
▽伊佐布 「魂」(イサフ ミタマ) /isafu 天ノ伊佐布留魂命・五十狭布魂。角凝魂の息。三世神。『旧事』によると饒速日命(ニギハヤヒ)に従い天降りした32人の防衛(ふさぎもり)のひとり。

天ノ 底立(アメノ ソコタチ) /sokotachi ・天ノ曽己多智。角凝魂の系譜。伊佐布魂の息。四世神。息に天ノ背男、天ノ継杵、

<神魂五世> 天ノ一族の系譜に繋がります。
▽天ノ 背男(アメノ セオ) /ameno seo 伊佐布魂の系譜。天ノ底立の息。五世神。息に天日鷲翔矢、櫛明玉。娘に許登能麻遅媛、天比理乃咩(婿に天ノ太玉)、天津羽羽(婿に事代主)、天万栲幡千幡比売(婿に天ノ児屋根)。<坂東反逆者のカカセオとの関係が気になります。>

▽天ノ 継杵(アメノ ツギ) /ameno tsugi 天ノ底立の息。天ノ背男の弟。五世神。息に天鈴杵。孫に天御雲。<名は天津日継に通じるか。>
↓▽天ノ 牟久努(アメノ ムクヌ) /ameno mukunu 天ノ底立の息。

<神魂六世> 天ノ一族の系譜に繋がります。
天ノ 日鷲(アメノ ヒワシ) /ameno hiwasi ・翔矢。天ノ背男の息。息に大麻比古、天白羽鳥、天羽雷雄。孫に由布津主(阿八別彦)、天物知。<伊勢の雄。>

櫛明 「玉」(クシアキ ミタマ) /kusiaki 天ノ背男の息。<出雲玉造の祖。天照に国玉を献上。>

<相対する神・『出雲国風土記』の神魂>
▽八 尋鉾 長依 「日子」(ヤヒロム ナガイ ヒコ) /ya hiromu nagai ・ヤヒロホコナガヨリヒコ。神魂命の息。

[宇武賀 (比売)](ウブカ ヒメ) /ugahi ・ウムガヒメ。神魂命の娘。

[枳佐加 (比売)「命」](キサカ ヒメ) /kisaka ・木坂媛。神魂命の娘。息に佐太大神。
天ノ 御鳥(アメノ ミトリ) /ameno mitori ・アメノオドリ。神魂命の息。<別系統に同一名の人物あり。><鳥の系譜ですね・・。>
天津 枳値可美 高 「日子」(アマツ キネウマシ タカ ヒコ) /amatu kineumasi taka ・。神魂命の息。

[綾門 (日女)「命」](アヤト ヒメノ「ミコト」) /ayato no hime ・綾戸媛。神魂命の娘。大穴持(オオナムチ)の妻。
[真玉著玉之邑 (日女)「命」](マタマアラタマノムラ ヒメ) ・玉邑媛。神魂命の娘。大穴持(オオナムチ:大国主)の妻。

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国津(葦原 中津国) 北九州(豊前あたり?)および山陰道・そして出雲(八雲)種を撒くだけで稲穂のしげる出雲の干潟が魅力でしょう。
=中津国と書いてナカツコク or ナツコクと読むか(ナコクだったりして・・。畿内に勢力拡張するか。当時の意識として、出雲は島根県あたりという狭いものではなく、畿内の生駒の登美・葛城、大和の信貴山やその麓の大和川の八尾(八股大蛇)も範囲に含めての意味だったのでは?。そもそも国境という感覚を持っていたかも怪しいです。葛城氏が古事記に出雲の流れらしきことを匂わせてる件、もともとは近いというか一つだったのでは。中津国=出雲~紀伊の範囲か。

紀元前2世紀弥生前期

(第1期) 
伊佐那伎(イザナギ)命・伊佐那美(イザナミ)命
[出雲勢力](椎・櫛家)


伊那多美夜奴斯(稲登美主)須佐能夜都美祢(須佐登美女)

足 名 椎(アシ ナ ヅチ) /asinatuchi ・足長・足摩乳・稲田身・稲田富主・伊那多美夜奴斯・主須賀之八「耳」・簀狭之八箇耳・(アシナギ)。出雲の国津神。大山津見神の系譜(親子というのは世代的に逆、もしくは古くから存在した国か・・)。八岐ノ大蛇(ヤマタノオロチ)を信仰する。奇稲田姫(櫛名田姫)の婿に須佐之男を迎える。<その後の「櫛」の名をもつ王家に通じる名でしょうか。><五瀬・神武の東征を先導した椎根津彦の「椎」にも関連する系譜でしょうか。><稲田耳=(イタミミ)=(イト・ミミ)の音では。><もともとは、主(オオ)須賀之<須佐之の誤記?>(スサノ・)八耳(ハヤミミ<速耳>)なのでは?。神武帝に側近として仕えたという素賀の祖なのでは。><大伴氏の祖・「安牟須毘」の名はこの方からきている気がしますが・・(妄想。><土雲の「土」に通じる椎なのでしょうか。禰宜などと同じく神官を意味する言葉かもしれませんね。>

手 名 椎(テ ナ ヅチ)  /tenatuchi ・手長・手摩乳・須佐能夜都美祢(スサノトミネ)・素佐ノ八「耳」・(テナギ)。出雲の国津神。大山津見神の系譜(親子というのは世代的に逆、もしくは古くから存在した国か)。八岐大蛇を信仰する。奇稲田姫(櫛名田姫)の婿に須佐之男を迎える。<大山津見国の成立は山幸彦まで降ると推測されるので、足名椎手名椎の子孫が大山津見国を建国したということでしょう。><「八島牟遅能(ヤシマムジ)神」=「八島士奴美(ヤシマジヌミ)」に相当?「八島牟遅(ヤシマムロチ)」=高志之(コシノ) 「八俣遠呂知」(ヤマタオロチ)だったりして・・。>

▽[奇稲田 (姫)](クシイナダ ヒメ) /kusiinada hime ・櫛稲田比売・櫛名田姫・久斯伊那多(比祢)・久志伊奈太 美等与麻奴良(比売)「命」。出雲の国津神の主。須佐之男と婚姻。「1世神」。息に八島士奴美。<その後の「櫛」の名をもつ王家に通じる名でしょうか。><「鳥耳神」に相当?鳥耳神=稲田媛でしょうか。「八島牟遅能神」の娘・「鳥耳神(鳥取神)」の息、鳥鳴海神。><天叢雲剣=草薙剣。クサナギ=クシイナダ。>

《個人的感想》  出雲の王族の足名と手名が、どこかの勢力の圧迫で、姫を嫁に差し出そうとしていたのでは。「八俣のオロチ」は出雲の局地的な話しではなく、畿内の情勢をも含んでいる神話なのではないのでしょうか。
 どこかの勢力というのも、八俣(ヤマタ)ではなく「大和(ヤマト)川」水系の豪族を意味していたのでは?。スサノオが九州から北上して、大和の勢力を平定して出雲王国が畿内へと広がったのでは?
 大和川水系を平らげて、金剛山近辺の鉱脈や、剣のものとなる資源の流通拠点や、もしくは辰砂(水銀)を手に入れたことが草薙剣へと繋がるのではないでしょうか。
 葛城氏や磯城氏が、なんとなく出雲との親しさを匂わせているのは、スサノオの時に婚姻関係が結ばれたからではないのでしょうか。

<大伴 祖>
安ノ 牟須比(ヤスノ ムスビ) /ann no musubi 安ノ霊産「命」。大伴氏の祖。<アシナムスビで、「足名椎」と名が通じるか。「ヤシマシヌビ」にも繋がる気がします。><タカミムスビ、カミムスビも、神となる前は、牟須比の名だったかもしれませんね。>
▽香都知(カヅチ) /katuchi 安牟須比の息。息に天雷、多久豆玉(手力雄)。孫に天ノ火明、天ノ御食持。<「手名椎」と名が通じる。><雷「ミカヅチ」の系譜か。それとも、迦具土「カグツチ」の系譜か。>
▽麻 戸明 「玉」(アサノ トアキ 「タマ」) /asano toaki ・戸明(トアケ)。安牟須比の息。息に天津久米。<トアケで「手力男」に通じる名を持ちます。><「麻(アサ)」は天(アメ)と同意の表記でしょう。>

[渡海勢力]
建速 須佐之男(タケハヤ スサノオ) /takehaya susano ou ・(根ノ国)・須佐乃袁・素佐乃乎・素盞嗚・「牛頭天皇」。天照の弟神。海原の神。高天原から追放される。樋ノ川上流、鳥上山に降臨す。足名椎命・手名椎命の娘・奇稲田(櫛名田)姫の婿となる。息に五十猛、八島士奴美(大国主の別称)。娘に大屋津媛(婿に天ノ香語山)、抓津媛。天叢雲剣(草薙剣)を天照に献上。天照との息に勝速日 天ノ忍穂耳、天ノ菩卑、天津日子根、活津日子根、熊野奇日の五柱。<男神がよく彷徨ってます。初代イザナギも何か罪を得て、禊ぎをしに高天原にきたのでしょうか。><金海の首路王との関係が気になります。音が似てるだけでしょうか。><耳が代官職を意図するものなら、足名椎は出雲支配に任命された・・(妄想。><「八島士奴美」=大国主の祖先の王名では?(妄想。>
軍事貴族・大伴家の系譜
スサノオの跡、大ナムジの出現まで数世代(6世)の時間経過ありのようです。
各国造(王):地域・系譜別

(第2期)
[出雲・紀伊勢力] 大国主への国譲り。
櫛と耳の上下関係。
 王名「弥那佐牟留比古(三名狭漏彦)」


② 蘇我能 由 夜麻 奴斯(ソガノ ユイ ヤシマ ヌシ) /sogano yui yasima nusi ・清ノ湯山主・弥那佐牟留比古(ミナ「ヤナ?」 サムルヒコ)・夜斯麻斯奴八島士主・八嶋主)・「八島士奴美・蘇我ノ八嶋主・(大国主?・ヤシマシヌビ)」。スサノオと奇稲田姫の息。室に大山津見(大山都美)の娘・木花知利媛(木花知流比賣)。「2世神」。息に布波能母知汗那須奴。孫に深淵能水夜礼花。曾孫に意禰都奴。<夜麻奴斯=大国主の別名、八島士奴美(ヤシマシヌビ)に通じる名です。「やしま」は本州に冠する名だと思います。><須賀=素賀=蘇我=清=速甕、やはり古代から出雲と畿内に共通してある地名なのでは。鎌倉の宇都宮氏や南部、武田の様に、各国に所領が分散していてもおかしくないとは思います。><弥那佐牟留比古(ミナサムルヒコ)=彦名少名彦=ヒコナスクナヒコとも無理すれば読めなくもないかも(妄想。><神武期に素賀国造の「素賀ノ美志印」あり。子孫でしょうか。><弥那・・・。任那・・・。>

②[木 花 知利(媛)] /kino hana chiri 木花知流(比賣)・知利比売・(磐長姫・石長姫とも)。大山都美(大山津見)の娘。妹に木花開耶姫(木花咲耶姫)。邇邇芸と別れ八島士主の妻。息に布波能母知汗那須奴。<「日名照 額田毘道男の娘、伊許 知邇媛「日名照額田毘道男伊許知邇」(イコノ チニヒメ)」では。><邇邇芸命の室は大山津見の娘・木花佐久夜媛。><大山津見=木花=伊許に通じる何か(妄想。><日那照=夷照・・。>

[畿内山背(山城)・近江勢力]
<大年神の系譜> 世代的にも大国主とは別人でしょう。
大年ノ 「神」(オオドシノ 「カミ」) /ouodosi no kami 「大歳神」・三輪神・蛇神。スサノオの息。「2世神」。母は大山津見の娘・神大市媛。神活須毘神の娘・伊怒媛の婿。弟に宇迦之御魂神。<大田田根子に繋がるオオトや、継体のオオトに通じる王家の名かもしれませんね。>

[伊怒 (媛)](イヌ(ヒメ)) /inu no 神活須毘神の娘。大年神の室。息に大国御魂、韓神、曾富理神、白日神、聖神。

[香用 (媛)](カヨ(ヒメ)) /kayo no 神活須毘神の娘。大年神の室。息に大香山戸臣神。御年神。

[天ノ 知迦流 美豆 (媛)](アメノ チカル ミツ(ヒメ)) /ameno chiaru mitu 大年神の室。

奥津 日子 「神」(オキツ ヒコ) /okitu hiko (沖津彦)。大年神の9柱。<歴代大王の名乗りに繋がる「なんとか日子」登場。>
⇔↓大山咋(オオヤマクイ) /ouyamakui 山末之大神・(鴨神)・おおやまさく。畿内比叡山の神。大年神の9柱。「建角身」の娘・活玉依媛の婿。息に賀茂(鴨)別雷大神。跡職は弟・羽戸山神の息・若山杭神が継承するか。<天ノ火明の子孫・大伴氏の系譜、天津彦日中咋との関連が推測されます。><近江と関連の深い猿田彦、猿田=刺田=刺国と「咋」の名の関連も気になるところです。><「杭」とか「咋」は諏訪や出雲の「御柱」へと繋がる印象があります。>

庭 津 日 「神」 (ヒハツヒ) /hihatu にわつひ。大年神の9柱。

阿須波 「神」 (アスハ) /asuha 大年神の9柱。<のちの阿波国に繋がる名か。>

波比岐 「神」 (ハヒキ) / habiki 大年神の9柱。<アラ「ハバキ」と通じる名のような・・。>

香 山戸 臣 「神」 (カグ ヤマト ミ) /kagu yamato mi 大年神の9柱。<ヤマトの名称登場。大倭、凡倭の姓に繋がるか。大和守護的な名か。>

↓羽 山戸 「神」 (ハ ヤマト) /ha yamao 室に大気都媛神。大年神の9柱。息に若山杭神(若山咋)。若年神。<ヤマトの名称登場。大倭、凡倭の姓に繋がるか。大和守護的な名か。>
庭 高津 日 「神」 (ニハタカツヒ) /niwatakatsuhi ひたかつひ。大年神の9柱。

大土 「神」 (オオツチ) /outsuchi ・土之御祖神 (ツチノミオヤ)・(大椎)。大年神の9柱。<「意富」や「居々登」に通じる言葉が省略されての「大土」の名かもしれませんね。><スサノオに関連する「手名椎・足名椎」の「椎」を継承する末子。>

《個人的感想》 「大国主」はスサノオの娘婿とされますが、一括して、「大国主」1世~5世までの物語が省略されているかもしれません。
九州勢力の圧迫に負け、国譲りをおこなった最後の王は、ササノオの系譜を引く王家の何代目かに迎えられての「大国主」だったのでは。
オオナムチが「大国主」の6世とすれば、「大年神」はスサノオの息の1世なので、同一人物として処理するには難があるのではないでしょうか。
同じく1世の、「八島士奴美」、
 「蘇我=清(スガ)」で蘇我氏の姓の発祥とも関連があり、神話から大きく削除されたのかも。それとも、無理やり蘇我氏が自分の先祖をつっこんだか。
古事記からまったく削除されず、また深く触れられずというのは、当時の宮廷の人々では常識であったので、歪曲するわけにもいかず、
内容を薄くして、「大国主(八嶋士奴美)」の後裔として掲載したのでは(妄想。
スサノオ→②蘇我ノ 夜斯麻斯奴・「八島士奴美」→③清ノ 母知汗那須奴「国忍富ノ神」→④清ノ 水夜礼花「速甕之 多気佐波夜遅奴美」→⑤意禰都奴・狭漏八嶋野「甕主日子」→⑥天ノ布由衣*「多比理岐志 麻流美」→⑦大国主(オオナムチ・意富阿那母知)

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