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4世紀からの各国造家:地域任命時期別<国造本記> その1

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「隠さはぬ 赤き心を 皇方に 極め尽して 仕え来る
 祖の官と言立てて 授け給へる 子孫の清き名ぞ 
凡かに 心思ひて 虚言も 祖の名 断つな
 大伴の氏の名に負へる 丈夫の伴」

大大和(オオヤマト)国

144国造(くにみやつこ)の任命
 
手長椎・足長椎(テナギ・アシナギ) 、出雲在地王家。

<縄文からの伝統の上に、新しい時代が幕開いたと・・。><縄文からの伝統の上にイザナギ・イザナミ系の縁戚集団(血統的同族・王家)>

素戔嗚(スサノオ) ⇒任命国造1名 五十猛大屋彦(イソタケルオオヤヒコ)
① 八島士奴美(ヤシマシヌビ・ヤシマツチヌシ) <初代の大国主か。>
② 布波能母遅久奴須奴(フナギノモチクナスネ・フノナギノモチクナスクネ)
③ 深淵之水夜禮花(フネギノスヤトハ・フナエノミヤツカ)
④ 淤美豆奴(オミヅヌ・オミズヌシ)
⑤ 天之冬衣(アメノフユイ)


<大国主、刺国を脱出し根ノ堅州国に入国>


⑥ 大国主・大穴持(オオナムチ) 
<スサノオ後裔からの国譲りの上で畿内にかけてを統一するか。>
⑦ 鳥鳴海(トリナルミ・トナキアマ) 
<中国風に逆読みすれば、海の鳴る鳥、アメノナギト。南北朝期に明国に使者をだした懐良親王は、「良懐」と逆読みされますし謎の変換です。>
⑧ 国忍富(クニオシトミ)
⑨ 速甕多氣佐波夜遅奴美(ハヤミカタキサナギヤチナミ)


<大国主、大物主と同盟>


⑩ 甕主日子(ミカヌシヒコ)
⑪ 多比理岐志麻流美(タヒリキチマルミ)
⑫ 美呂浪(ミロナミ・ミロナギ)
⑬ 布忍富鳥鳴海(フノオシトミナルミ・フオシトミトリナギアマ)


<大国主の後裔、各地に割拠>


⑭ 天日腹大科度美(アメノヒハオオシナトミ)
⑮ 遠津山岬多良斯(トオツヤマミタラシ)

⑯兄磯城・兄阿日(アニシキ・エシキ・アニアヒ・エアヒ) <畿内の王でしょう。>

<スサノオの後裔、大国主の一門、各地に割拠。天照帝・スサノオ後裔と結ぶ。>


<大和王朝発足>
① 武・神日本磐余彦尊 ⇒任命国造 18名 北九州2国、近畿8国(12国?)、
② 綏靖・神渟名川耳尊
③ 安寧・磯城津彦玉手看尊
④ 懿徳・大日本彦耜友尊


⑤ 孝昭・観松彦香殖稲尊
⑥ 孝安・日本足彦国押人尊
⑦ 孝霊・大日本根子彦太瓊尊
⑧ 孝元・大日本根子彦国牽尊

孝元大王

<国造任命による支配、後世の戦国大名家と同様の人質側近養育政策>

開化大王

⑨ 開花・稚日本根子彦大日日尊 ⇒任命国造 1名 北陸1国、

<天照帝・スサノオの後裔、各地に割拠。畿内に進出>

崇神大王

⑩ 崇神・御間城入彦五十瓊殖尊(四道将軍任命)
 ⇒任命国造 12名 九州火国2国、四国1国、中国4国、北陸3国、関東1国、陸奥1国。

垂仁大王

⑪垂仁・活目入彦五十狭茅尊

<大国主、八上姫の後裔>


景行大王

⑫景行・大足彦忍代別尊 ⇒任命国造 8名 南九州4国、中国3国、東海1国。

成務大王

⑬成務・稚足彦尊 VS(倭建) ⇒任命国造 63名 九州8国、四国4国、中国9国、近畿6国、北陸8国、東海5国、関東15国、陸奥10国。

<倭武命(ヤマトタケル)とともに吉備氏、各地に出征>


⑭ 仲哀・足仲彦尊 ⇒任命国造 1名 東海1国。
⑭” 神功・気長足姫尊(遠征航海)
 ⇒任命国造 2名 四国2国、東海1国。

仲哀大王


孝元大王の末裔、葛城襲津彦(仁徳大王の叔父。

⑮ 応神・誉田別尊(九州) ⇒任命国造 20名 九州1国、四国4国、中国9国、関東3国、陸奥2国。

応神大王

⑯仁徳・大鷦鷯尊(大古墳) ⇒任命国造 6名 九州2国、淡路1国、中国1国、北陸1国、陸奥1国。

仁徳大王

<天照帝・スサノオ後裔、関東に進出>



⑰ 履中・大兄去来穂別尊
⑱ 反正・多遅比瑞歯別尊 ⇒任命国造 1名 北陸1国。
⑲ 允恭・雄朝津間稚子宿禰尊 ⇒任命国造 1名 近畿1国。
⑳ 安康・穴穂尊
㉑ 雄略・大泊瀬幼武尊(鉄剣) ⇒任命国造 3名 北陸2国、東海1国。

㉒ 清寧・白髪武広国押稚日本根子尊
㉓ 顕宗・弘計尊
㉔ 仁賢・億計尊
㉕ 武烈・小泊瀬稚鷦鷯尊

王朝断絶

男大迹尊の継承、大伴金村が擁立

㉖ 継体・男大迹尊(北陸・越) ⇒任命国造 1名 九州1国、
㉗ 安閑・広国押武金日尊
㉘ 宣化・武小広国押盾尊
㉙ 欽明・天国排開広庭尊
㉚ 敏達・訳語田渟中倉太珠敷尊

㉛用明・橘豊日尊 〈585-587〉
㉜崇峻・泊瀬部皇子 〈587-592〉
㉝推古・額田部皇女 〈592-628〉
㉞舒明・田村皇子 〈629-641〉
㉟皇極・宝皇女 〈642-645〉
㊱孝徳・軽皇子 〈645-654〉⇒任命国造 1名 北陸1国。
㊲斉明 〈655-661〉
㊳天智・中大兄皇子 〈668-671〉
㊴弘文・大友皇子 〈671-672〉

皇位奪取

㊵天武・大海人皇子 〈673-686〉
㊶持統・鵜野讚良皇女 〈690-697〉
㊷文武・珂瑠皇子 〈697-707〉
㊸元明・阿閇皇女 〈707-715〉⇒任命国造 3名 中国3国、陸奥1国。
㊹元正・氷高皇女 〈715-724〉
㊺聖武・首皇子 〈724-749〉

⇒設置時期不明 3名 和泉・胸刺(武蔵)・多ネ執嶋(種ケ島)


大王家から、天皇家へ


国造本紀:地域・系譜別

畿内 大和政権に従属した順の並び
<九州地方> 
 対馬・筑紫宇佐 ⇒火の国 →熊(隈)の国 →豊の国 →(高天原)

以下を参照ください↓

津嶋県直(ツシマノ) 神武期(*世紀)・対馬国
宇佐国造(ウサノ) 神武期(*世紀)・筑紫国ノ筑後宇佐

火ノ国造(ヒノ) 崇神期(3世紀)・火の国肥前
阿蘇国造(アソノ) 崇神期(3世紀)・火の国肥後ノ阿蘇

葦分(葦北)国造(アシワケノ・アシキタノ) 景行期(4世紀)・火の国肥後ノ葦北
大隈国造(オオスミノ) 景行、仁徳期(4・5世紀)・熊の国大隅
薩摩国造(サツマノ) 景行期(4世紀)・熊の国薩摩
多褹嶋国造(タネシマノ) 景行期(4世紀)・種ケ島国

末羅国造(マツラノ・マラノ) 成務期(4世紀)・火の国肥前ノ松浦
筑志国造(ツクシノ) 成務期(4世紀)・筑紫国
筑志米多国造(ツクシメタノ) 成務期(4世紀)・筑紫国
豊国造(トヨノ) 成務期(4世紀)・豊の国豊前
国前国造(クニサキノ・クサキノ・クマエノ) 成務期(4世紀)・豊の国豊後ノ国東
比多国造(ヒタノ) 成務期(4世紀)・豊の国豊前ノ日高
天草国造(アマソノ・アマクサノ・アマソノ) 成務期(4世紀)・火の国肥後ノ天草
葛津立国造(フジツタチノ・クズタテノ) 成務期(4世紀)・火の国肥前ノ藤津

日向国造(ヒュウガノ・ヒムカノ) 応神期(5世紀)・火の国(高天原)日向

松津国造(マツツノ・マツノ) 仁徳期(5世紀)・火の国肥前国

伊吉嶋造(イキシマノ) 継体期(6世紀)・壱岐島

≪個人的感想≫
 日向、肥前の隼人・熊襲の抵抗が根強いということか。
壱岐は、筑紫君「磐井の乱」の影響で、大和朝廷から離反するか。

 畿内 大和政権に従属した順の並び
<四国地方>
 土佐 ⇒阿波 →伊予 →讃岐

波多国造(ハタノ) 崇神期(3世紀)・土佐幡多

阿波国造(アワノ) 成務期(4世紀)・阿波国(⇔関東房総半島南部とも)
長国造(ハセノ・ナガノ) 成務期(4世紀)・阿波国那賀
伊余国造(イヨノ) 成務期(4世紀)・伊予国
都佐国造(トサノ) 成務期(4世紀)・土佐国

小市国造(オチノ・コイチノ・オイチノ) 神功期(4世紀)・伊予国越智
怒麻国造(ヌマノ・ツマノ) 神功期(4世紀)・伊予国野間

讃岐国造(サヌキノ) 応神期(5世紀)・讃岐国
粟国造(アワノ) 応神期(5世紀)・阿波国
久味国造(クミノ・ヒサミノ) 応神期(5世紀)・伊予国久米
風速国造(ホムソノ・カザハヤノ) 応神期(5世紀)・伊予国風早
淡道国造(アワジノ・アワミチノ) 仁徳期(5世紀)・淡路島

≪個人的感想≫
古くは土佐島の「一国一島」で、分割をへて四国となるか。
それとも、土佐と阿波で、東西に分けての国か。
 3世紀には独立性を保ちながらも大和に協力的、
4・5世紀には、四国の独立性を奪うために侵略・討伐により支配が強化されるか。

 畿内 大和政権に従属した順の並び
<中国地方>

出雲国造(イズモノ) 崇神期(3世紀)・出雲国
石見国造(イワミノ・イシミノ) 崇神期(3世紀)・石見国
吉備中県国造(キビノナカツアガタ) 崇神期(3世紀)・備中国
波久岐国造(ハクキノ) 崇神期(3世紀)・周防国

吉備穴国造(キビアナクニノ) 景行期(4世紀)・備後安那
穴門国造(アナトノ) 景行期(4世紀)・長門国
阿武国造(アタケノ) 景行期(4世紀)・長門国阿武
吉備風治国造(キビホムジノ) 成務期(4世紀)・備後品治
阿岐国造(アキノ) 成務期(4世紀)・安芸国
大嶋国造(オオシマノ) 成務期(4世紀)・周防国大島
針間国造(ハリマノ) 成務期(4世紀)・播磨国
針間鴨国造(ハリマカモノ) 成務期(4世紀)・播磨国賀茂
但遅馬国造(タジマノ) 成務期(4世紀)・但馬国
二方国造(フタカタノ・ニカタノ) 成務期(4世紀)・但馬国美方
稲葉国造(イナバノ) 成務期(4世紀)・稲葉国
波伯国造(ハギクノ・ナギクノ) 成務期(4世紀)・伯耆国

周防国造(スオウノ) 応神期(5世紀)・長門国
意岐国造(オキノ) 応神期(5世紀)・隠岐ノ島
明石国造(アカシノ) 応神期(5世紀)・播磨国明石
大伯国造(オオクノ・オオハク) 応神期(5世紀)・備前邑久
上道国造(カミツミチノ) 応神期(5世紀)・備前上道
三野国造(ミノノ) 応神期(5世紀)・備前御野
下道国造(シモツミチノ) 応神期(5世紀)・備中下道
加夜国造(カヤノ) 応神期(5世紀)・備中賀陽
笠臣国造(カサノオミノ・カサミノ) 応神期(5世紀)・備中国
都努国造(ツヌノ) 仁徳期(5世紀)・周防国都努

丹波国造(タニハノ・ニワノ) 元明期(8世紀)・丹波国
丹後国司(タンゴノ・ニゴノ・ニシリノ) 元明期(8世紀)・丹後国
美作国造(ミマサカノ) 元明期(8世紀)・備前美作

≪個人的感想≫
 言わずと知れた出雲勢力、吉備勢力、丹後勢力のある中国地方。
3・4世紀は出雲勢力の地盤掌握。5世紀は吉備勢力の制圧、8世紀にいたり、
山陰側で発展した丹後勢力を弱体化するための策がもちいられるか。

 畿内 大和政権に従属した順の並び
<近畿地方>

大倭国造(オオヤマトノ) 神武期(*世紀)・大和国 椎根津ノ彦
葛城国造(カヅラギノ・フジシロノ・フジキノ) 神武期(*世紀)・大和国 葛城ノ劒根ノ命
建桁国造(タケタノ)・県主 神武期(*世紀)・大和国 宇陀ノ県主ノ弟猾
凡河内国造(オオシコウチノ) 神武期(*世紀)・河内国
山代国造(ヤマシロノ・ヤマタイノ) 神武期(*世紀)・山城国
伊勢国造(イセノ) 神武期(*世紀)・伊勢国 天ノ日鷲
紀伊国造(キイノ) 神武期(*世紀)・紀伊国 天ノ道根ノ命
志貴国造・県主(シキノ) 神武期(*世紀)・大和国 弟ノ磯城ノ黒速

山城国造(ヤマシロノ・ヤマキノ) 神武期(*世紀)・山城国
*素賀国造(スガ) 神武期(*世紀)・大和飛鳥?、河内飛鳥?、遠江佐野素賀?

和泉国司(イズミノ) 神武期・和泉国(神域から国に転ず)
摂津国司(セッツノ) 神武期・摂津国(神域から国に転ず)

山背国造(ヤマシロノ・ヤマセノ) 成務期(4世紀)・山城国
伊賀国造(イガノ) 成務期(4世紀)・伊賀国
嶋津国造(シマヅノ) 成務期(4世紀)・伊勢志摩国
淡海国造(アワミノ・オウミノ) 成務期(4世紀)・近江国野洲
額田国造(ヌカタノ) 成務期(4世紀)・大和国(⇔美濃国池田・近江国野洲鏡里?)<額田ノ王の出身は大和平群額田・出雲国意宇。>
熊野国造(クマノノ) 成務期(4世紀)・紀伊国牟婁熊野

若狭国造(ワカサノ) 允恭期(5世紀)・若狭国

≪個人的感想≫
 神武期の国造が多いことは畿内の中心部で、神武を支える豪族勢力が結集された証拠でしょう。
 素直に読み取れば、素賀の地を、なぜ遠隔地の東海道、遠江国に持っていく必要があるのか。
 蘇我氏の勢力のある、飛鳥(ア・スガ)が「素賀」に相当するのでは。
遠江の現在の地名は、勢力圏が拡大し、入植した移民が、故郷の地の名を付けたのでは(北海道開拓民の広島⇒北広島や、伊達など)。
 仏教を崇拝するだけで蘇我氏が渡来氏族だとしてまかりとおる現在の学説、さしたる証拠もないのに、いかにも根拠のあるように書いているのは「?」と思います。
 武内宿祢と表される存在は、長く深く大和朝廷に関わりのあったことを示唆し、渡来氏族がぱっと出で、政権中枢に食い込み、数々の畿内有力豪族の上に君臨したなどということはありえないと思います。

 畿内 大和政権に従属した順の並び
<北陸地方>

三野前国造(ミノノミチノクチノ・ミノサキノ)・ 開化(3世紀)・美濃本巣。

科野国造(シナノノ) 崇神期(3世紀)・信濃国
久比岐国造(クビキノ) 崇神期(3世紀)・越後頸城
高志深江国造(コシフカエノ) 崇神期(3世紀)・越後国頸城沼川深江

三野後国造(ミノノミチシリノ・ミノゴノ) 成務期(4世紀)・美濃国。
斐陀国造(ヒダノ・イダノ) 成務期(4世紀)・飛騨国
高志国造(コシノ) 成務期(4世紀)・越前国
三国国造(ミクニノ) 成務期(4世紀)・越前国坂井三国
角鹿国造(ツルガノ・ツノガノ) 成務期(4世紀)・越前国敦賀
能等国造(ノシロノ・ノトノ) 成務期(4世紀)・能登
伊弥頭国造(イミズノ・イヤヅノ・イヤトノ) 成務期(4世紀)・越中射水
佐渡国造(サドノ) 成務期(4世紀)・佐渡ケ島

加宜国造(カゼノ・) 仁徳期(5世紀)・加賀
江沼国造(エヌマノ) 反正期(5世紀)・加賀江沼
加我国造(カガノ) 雄略期(5世紀)・加賀
羽咋国造(ハスノ) 雄略期(5世紀)・能登羽咋

加賀国造(カガノ) 孝徳期(7世紀)・加賀国

≪個人的感想≫
 3・4世紀に多くの国造が置かれる事は、出雲勢力の地盤がそのまま大和に従ったと考えてよいのではないでしょうか。
 5世紀には、やや反抗的な勢力となるも従い、継体帝の代に逆転したということでは。

 畿内 大和政権に従属した順の並び
<東海地方>

甲斐国造(カイノ) 景行期(4世紀)・甲斐国

尾張国造(オワリノ) 成務期(4世紀)・尾張国
参河国造(ミカワノ) 成務期(4世紀)・三河国
遠淡海国造(トオツオウミノ) 成務期(4世紀)・遠江国
珠流河国造(スルガノ) 成務期(4世紀)・駿河国
廬原国造(イオハラノ・アシハラノ) 成務期(4世紀)・駿河庵原

伊豆国造(イズノ) 神功期(4世紀)・伊豆国
久努国造(クヌノ) 仲哀期(4世紀)・遠江山名久努

穂国造(ホノ) 雄略期(5世紀)・三河国宝飫

≪個人的感想≫
 4世紀に国造がほぼ配置されるということは、葛城氏、尾張氏の協力関係が働いているということでしょうか。


 畿内 大和政権に従属した順の並び
<関東地方>

知々夫国造(チチブノ) 崇神期(3世紀)・武蔵国

相武国造(サガムノ・ソウブノ・アイタケノ) 成務期(4世紀)・相模国
師長国造(シナガノ・モロナガ) 成務期(4世紀)・相模余綾磯長?.
无邪志国造(ムサシノ・アヤシノ・アサシノ) 成務期(4世紀)・武蔵国
胸刺国造(ムナサシノ・ムサシノ) 成務期(4世紀)・武蔵国
須恵国造(スエノ) 成務期(4世紀)・上総国周准。
馬来田国造(ウマクダノ・マクタノ・マキタノ) 成務期(4世紀)・上総国望陀。
上海上国造(カミツウナカミ・カミアマカミ・ウエウナカミ) 成務期(4世紀)・上総国海上。
伊甚国造(イジミノ・イカンノ) 成務期(4世紀)・上総国夷隅。
武社国造(ムサノ・ムシャノ・タケシャノ) 成務期(4世紀)・上総国武射。
菊麻国造(キクマノ) 成務期(4世紀)・上総国市原原菊間。
新治国造(ニイバリノ・アラチノ・シンジノ) 成務期(4世紀)・常陸新治。
筑波国造(ツクバノ・ツクナミノ) 成務期(4世紀)・常陸筑波
仲国造(ナカノ・ナノ) 成務期(4世紀)・常陸那珂
久自国造(クジノ) 成務期(4世紀)・常陸久慈
高国造(タカノ) 成務期(4世紀)・常陸多賀

印波国造(イヌバノ・インバノ) 応神期(5世紀)・下総印旛
下海上国造(シモツウナカミノ・カアマカミ・ゲウナカミ) 応神期(5世紀)・上総海上
茨城国造(ウバラキ・イバラギ・イバシロ) 応神期(5世紀)・常陸茨城

≪個人的感想≫
 関東地方も、東海地方とほぼ同じような感じです。
畿内勢力と、うまく妥協的な関係だったのでしょう。
上総・下総・常陸は、やや独立的な感じでしょうか。


 畿内 大和政権に従属した順の並び
<陸奥地方>

上毛野国造(カミツケノ) 崇神期(3世紀)・上野国

阿尺国造(アサカノ・アサノ) 成務期(4世紀)・陸奥安積。
思国造(シノ・オモイノ) 成務期(4世紀)・陸奥志田
伊久国造(イクノ) 成務期(4世紀)・陸奥伊久
染羽国造(シメハノ・ソメハノ) 成務期(4世紀)・陸奥標葉
浮田国造(ウキタノ・フノ・ウクノ) 成務期(4世紀)・陸奥宇田
信夫国造(シノブノ・シブノ) 成務期(4世紀)・陸奥信夫
白河国造(シラカワノ・ハクカノ) 成務期(4世紀)・磐城白河
石背国造(イワセノ・イシシロノ) 成務期(4世紀)・磐代岩瀬
石城国造(イシキノ・イワキノ・イワシロノ) 成務期(4世紀)・磐城岩城
那須国造(ナスノ) 成務期(4世紀)・下野国那須

下毛野国造(シモツケノ) 仁徳期(5世紀)・下野国
道奥菊多国造(ミチノクノキクタノ・ミチキタノ) 応神期(5世紀)・陸奥菊多
道奥岐閉国造(ミチノクノキヘノ・ミチキベノ) 応神期(5世紀)・常陸多珂道口

出羽国造(デハノ・イズハノ) 元明期(8世紀)・秋田

≪個人的感想≫
 4世紀から5世紀までの勢力圏が、初期の共同体の勢力圏だったのでしょう。
そこから先は、縄文の伝統の中で育まれた、血族的な同盟関係にある共同体に生きる勢力だったのでしょう。



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