儒教も個人救済は一切しないそのイデオロギーを一言で表すと政治万能主義である。よい政治を行えば経済も文化も人心も何もかもよくなる。超自然現象、超能力の世界すらよくなる。 作物はよく育つイナゴは来なくなる。それどころか鳳凰や龍が飛んできて挨拶する。そんな瑞祥もすべてよい政治がもたらす
ルターははじめ法律を学んだ。それは出世への道であった。しかし激しい罪の意識にさいなまれ良心の危機に悩んで修道士になった。彼の修道、苦行のすさまじさは修道院長すらおどろかせたほどであった。彼自身告白している。「もし修行によって救済が得られるのならば私は必ず救済されるはずである」。
アウグスティヌスは、初期点として地の国(civitas terrena)を考える。この国は、人びとは自らのためにのみはかる自己愛の国である。それを原理とする、いわば功利主義的国である。この国は闘争の国である。 そこから神の国(civitas dei)にいたる展開過程が世界史である
僕を読書に沼らせたきっかけの本です。大学1年、憲法のことがさっぱりわからなくて入門書的なのを片っ端から開くけど、つまんなくてうんざりしてたところ、この本だけは特上に面白くて時を忘れた図書館の窓辺を思い出す。新品で買って付箋を貼ったのは「デモクラシーは優曇華の花」。学問が始まった!
社会学者・小室直樹の本を読んだ者なら思う。マックス・ウェーバーを知らずして社会学を語る無かれ。近代資本主義を生み出すメカニズムを解明した功績は絶大だ。その中で、近代国家には官僚が欠かせない…しかし。 『最良の役人は最悪の政治家』byマックス・ウェーバー なぜ🤨答えは😉👇