ブラッドベリ

10月のコント

「10月だね」
「だからなんなの?」
「だから10月なんだよ」
「だからなんだっつってんの!」
「10月はたそがれの国だって知ってるかい?」
「知るわけないじゃん」
「バカだね、君は」
「ええ、バカですけどなにか?」
「なんでもないさ」
「なんでもないって何よ?」
「なんでもないから何でもないのさ」
「10月ね」
「だからなんなんだ」
「だから10月なのよ」
「だから何だって言うんだよ」
「10月

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愛…いただきました
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The cat's pajamas

「猫のパジャマ」という作品を読みました。
恋愛、SF、エッセイなど、いろんなお話を楽しめる短編集です。

作者のレイ・ブラッドベリさんは、アメリカの作家。
「火星年代記」、「たんぽぽのお酒」、「10月はたそがれの国」など、他にも有名な作品がたくさんあります。

アメリカの歴史や文化を知ると、さらに深く伝わってくるものがあるだろうなあ……と、読んでいる間に何回も思いました。
人種や肌の色の違いがもた

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嬉しいです(о´∀`о)
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『華氏451度〔新訳版〕』(レイ・ブラッドベリ、ハヤカワ文庫)の感想

 「昇華士」が仕事のモンターグ。その仕事は国で存在自体が有害となった本を焼きはらうことである。一人の少女や、本と心中する老婆との出会いを通して、彼は自分の生活、そして世界に疑問を持っていく。そんな彼は本を手に取る。
 名作SF小説だが、未来の世界観としてリアルな感じは昔からなかったはず。“Fireman”が「消火人」でなく、本当に「火の人」だったとしたら、という言葉遊びからもうかがえるように、発想

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本当にありがとうございます<(_ _)>
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30 day book challenge 第18日

第18日は、「あなたの好きな著者が故人である本」
好きな本の中で著者が既に故人であるものですね。

これはね、これは、いろいろあるんですけど、1冊だけと言ったらこちらです。

「倫敦巴里」 和田誠  話の特集・刊

和田誠さん、昨年亡くなられました。平野レミさんのお連れ合いです。本自体が絶版、2017年に新しいページが増えた復刻版「もう一度倫敦巴里」がナナロク社から出ています。そちらは未入手。

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うれしい!
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これは怖い! おススめ短編小説・ホラー篇 第7回

レイ・ブラッドベリ 『群衆』『小さな殺人者』
(『10月はたそがれの国』 55年、宇野利泰訳、創元SF文庫)

『何かが道をやってくる』や『たんぽぽのお酒』など、SFの叙情詩人と呼ばれたブラッドベリ。彼が初期の頃に怪奇趣味の短篇を多く書いている事は、ホラー・ファンの間では有名です。

私の好みとしては、前述傑作群のポエティックな美文調と較べると、ホラー系の短篇は語り口が理屈っぽいのが少し気になりま

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スキありがとうございます! めちゃ嬉しいです!

『たんぽぽのお酒』(晶文社)レイ・ブラッドベリ 著 北山 克彦 訳

 今年の夏が終わろうとしている。

 あまり良い思い出が残せなかった人もいるだろう、特に今年は。

「特に今年は」と言ってみたが、仕事以外引きこもりな私は、脳内の素敵な夏の思い出はよもや宇宙人より遭遇率が低い。

「海で彼氏とイチャイチャ」とかは、マチュピチュよりも遠方に感じる(心の距離感的に)。

 そもそも、それが一体どういう儀式なのか分からない。それでも考えようとすると、私の中のジャスティス

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優しさは世界を救う。まずは私がお先に救われました。
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「華氏451度」のやさしい炎

「本ともっとポップな付き合い方ができないかな〜」と考えている最中に読みたくなり、レイ・ブラッドベリの「華氏451度」を買ってきた。

この物語に描かれているのは、ざっくり言うと
本は人間に“思考”をさせる(=哲学をさせる)
→哲学は人間を幸福にしないし、管理する側にとって都合が悪い
→誰も本を読まないように、現存する本は片っ端から燃やす。
という未来。

本を燃やす“昇火士”と呼ばれる仕事をしてい

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読んでくれて、ありがとう!
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フランスはアートの国*その2 - Amazing art scene in France*vol. 2

✳︎Monna Lisaたち✳︎

日本人にもお馴染みのモナ・リザ。
世界中の人たちも、
いや、現地のアーティストも大好きなご様子。
パリ滞在中に見かけたモナ・リザさん達。
もはや、原型ととどめていなくとも、
すぐわかる。
国籍や文化が違えど、我々の心に
深く刻まれているからに違いない。
一度見たら忘れられない、永遠の肖像画なのだ。

上から
・本物のモナ・リザ @ルーブル美術館(斜めから撮ったら

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Thanks a looooot!
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数字のインパクトについて考える

ついさっき「メレンゲの気持ち」に人気ユーチューバーのフィッシャーズが出演していて
「100」という数字ははインパクトが大きいという話をしていた。
100回やってみたとか
100個食べたとか

幼少期の記憶に心当たりがあった。
「もしウソだったら1000万円払う?」
「いいよ」
「じゃ一億円払う?」
「いいよ」
ここでひねた幼児だった私は意地悪な考えが浮かぶ。
「じゃ100万円だったら?」
「あ、や

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『華氏451度』(レイ・ブラッドベリ)本は悪、禁制品って未来。本を燃やす仕事してた男が一転、本を庇って同僚上司たちから逃げ回る展開になるの超アツい。そんなん無理ゲ-じゃん!とか思いつつ読み進んじゃう。受け身の娯楽世界ってど-なの。自分の頭で考えろよ!ってビシッと言われてる感じ。

スキありがとうございます!
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