うさぴょん

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主に140文字小説と読書感想文を発表してます。 Twitterもやってます。 カクヨムでも作品を発表してます。↓ https://kakuyomu.jp/users/usagiruna   アマゾンアソシエイトも申請中です。

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  • うさぴょんの読書記録

    今までnoteに書いた読書感想文をまとめたものです。楽しんでもらえたら幸いです。

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    140文字小説でもない、読書感想文でもないものです。

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    今までにXで発表した140文字小説をまとめました。

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    140文字以上の文字数の小説

  • 日本三大奇書を読んでみた

    日本三大奇書を読んだ感想をまとめたもの

最近の記事

読書感想文56 須藤古都離著 ゴリラ裁判の日

ゴリラ離れした高い知能を持ち手話を使い人間とコミュニケーションを取ることができるゴリラのローズ。 彼女は自身が所属している動物園を訴えた。彼女の夫であるオマリがゴリラの檻に落ちた四歳の男の子を助けるために殺されたからだ。手話を使うゴリラの裁判という設定が面白い。メフィスト賞に相応しいと思う。 ただ、センサーを組み込んだグローブで手話を読みとって、その手話を音声に変換するというシステムは難しすぎないかなと思う。

    • コメとスマホ

      先日、スマホが水没した。激しい雨に打たれたせいである。パソコンで「スマホ水没」で検索するとスマホが水没した時は保湿剤の中に突っ込んでおくと良いらしいという情報が出てきた。保湿剤がない時は生米の中に突っ込んで置けばよいと。 私はケータイをタッパーに入れてそこに米を一合の米を入れ、密封して次の 日までほおっておいた。 次の日のお昼ごろにスマホをもってお店に行って治せるか聞きに行くためにジッパーの中で米に埋もれたスマホをもって家を出た。 「ひたすら道なりにまっすぐいけばケータイショ

      • 140文字小説179「別の生き物の美的センスを舐めてはいけない」

        • 読書感想文55 川村元気著 世界中から猫が消えたなら」

          https://amzn.to/3VXv8DB 難病で残り少ない命の僕のところに僕と同じ顔の悪魔がやってくる。悪魔は僕の寿命を延ばしてやる代わりにこの世界から何か一つを消すという。僕は時計や電話など身近なものを一つ一つ消してゆく。それは僕と彼女の思い出にまつわる品物ばかりで。恋愛8割ファンタジー2割の恋愛度高めのファンタジーなので、ファンタジーらしいファンタジーを求めている方は合わないかも

        読書感想文56 須藤古都離著 ゴリラ裁判の日

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        記事

          140文字小説178「若者も知らない」

          140文字小説178「若者も知らない」

          読書感想文55 花嶋堯春編 「我と来て遊べや親のない雀 小林一句集」

          花嶋堯春編 「我と来て遊べや親のない雀 小林一句集」 小林一茶の代表的な句を一度に読める本。一茶の句は弱いものに対する優しい視線を感じる。簡単でやさしくそして寂しい。見開きで右に一茶の句、左に編者による解説。一茶の生涯にも知ることができる。

          読書感想文55 花嶋堯春編 「我と来て遊べや親のない雀 小林一句集」

          140文字小説177「ちなみに王様はマスオさん状態だった」

          140文字小説177「ちなみに王様はマスオさん状態だった」

          読書感想文54 笹公人 著 「シン・短歌入門」

          https://amzn.to/3RsT5jw わかりやすい短歌の入門書。 短歌の入門書はたくさん読んできたがこれが一番ポップな本だと思う。 表紙がかわいい。 笹Pとアイドルのコトハちゃんの対談形式で書かれている。アイドル歌壇というアイドルに短歌を作ってもらうイベントをやっている笹公人らしい。 短歌を作ったことがないまったくのシロウトにも分かりやすい説明。

          読書感想文54 笹公人 著 「シン・短歌入門」

          140文字小説176「説得」

          140文字小説176「説得」

          140文字小説175「高校時代はノーカウントでお願いします」

          140文字小説175「高校時代はノーカウントでお願いします」

          カラスにクルミをぶつけられた話

          自転車で車道を走ってい左腕に痛みが走った。見たら、視界の端に黒いものが滑空するのが見えた。カラスである。カラスは何かを空中でキャッチしたあと恨めしそうにこちらを見ている。   カラスが咥えているものが殻のついたままのクルミだと気づいた時、さっきの腕の痛みとカラスが結びついた。  カラスのやつが上からクルミを落としやがったのである。  カラスは道路の上にクルミを落とし、車にクルミを割って欲しかったのだ。  もちろん中のクルミの実を食べるためにである。  なのに、私が車を追い越し

          カラスにクルミをぶつけられた話

          140文字小説174「研究結果」

          140文字小説174「研究結果」

          140文字小説173「被害者の主張」

          140文字小説173「被害者の主張」

          140文字小説172「見知らぬ男」

          140文字小説172「見知らぬ男」

          読書感想文53 かげはら史帆 著 「ベートーヴェン捏造名プロデューサーはうそをつく」

           ベートーヴェンの無償の秘書にして長年の友人、シンドラー。彼はベートヴェンの伝記を書き、人々にベートヴェンのエピソードを聞かせて回った。しかし、彼は記録を自分に都合よく改竄し、自分に都合の悪い記録は処分。 自身があたかもベートーヴェンの親友であるかのように見せかけた。シンドラーはどのように嘘をつき、その嘘はどのように暴かれたのか。   軽い文体で読みやすいノンフィクション。面白かった。

          読書感想文53 かげはら史帆 著 「ベートーヴェン捏造名プロデューサーはうそをつく」

          薬局で怒った話

           今使っている口紅が折れてしまったので薬局へ行った。  手頃な値段の口紅を探していたらそしたら、ケースと中身が別売りになっている口紅を見つけた。  みなさんも知っている通り、口紅というのは、薬莢みたいな形の筒型ケースに入っているものをくるくる回して中の口紅を繰り出して使うものである。  その薬莢みたいなケースと中の口紅が別売りになっていた。   なんと自分ですきなケースと口紅を組み合わせて使うらしい。  ステック状の口紅の紅の部分だけをを使う人はいない。必ずケースと一緒に使う

          薬局で怒った話