バイオマーカー

ウェルビーイングをデジタルバイオマーカーで測るには
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ウェルビーイングをデジタルバイオマーカーで測るには

 「ウェルビーイング(以下、well-being)を定量的に捉えるためのデジタルバイオマーカーに関する基本情報とその関連研究」に関するお話です。  はじめまして、TechDoctor のデータサイエンティストの杉尾です。  「well-beingのような広義で非物質的な概念を定量化したい」といったモチベーションの方々に、少しでも価値のある情報をお届けすることができれば幸いです。 1. well-beingって何?幸福感?  well-beingとは、近年産業界や医療界でも

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N30体性感覚誘発電位:痙縮発生を予測するバイオマーカーとして期待
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N30体性感覚誘発電位:痙縮発生を予測するバイオマーカーとして期待

▼ 文献情報 と 抄録和訳 脳卒中後のN30体性感覚誘発電位と痙性および神経機能との相関関係;横断的研究 Chen, Lilin, et al. "Correlation of N30 somatosensory evoked potentials with spasticity and neurological function after stroke: A cross-sectional study." Journal of Rehabilitation Medici

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『唾液』というバイオマーカが、オーバートレーニングを監視いたします
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『唾液』というバイオマーカが、オーバートレーニングを監視いたします

▼ 文献情報 と 抄録和訳 オーバートレーニングを浮き彫りにする高強度サイクリングプロトコルに対する唾液中コルチゾールとテストステロンの信頼性 Hough, John, et al. "Reliability of salivary cortisol and testosterone to a high-intensity cycling protocol to highlight overtraining." Journal of Sports Sciences (202

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いま、バイオマーカーとしての『嗅覚』が熱い!

いま、バイオマーカーとしての『嗅覚』が熱い!

▼ 文献情報 と 抄録和訳 老化や神経変性疾患における嗅覚障害 Dan, Xiuli, et al. "Olfactory dysfunction in aging and neurodegenerative diseases." Ageing Research Reviews (2021): 101416. [ハイパーリンク] DOI, PubMed, Google Scholar [ハイライト]-嗅覚障害(OD)は、神経変性疾患、特にパーキンソン病(PD)やアルツ

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047 運動効果のメカニズムを解明する

047 運動効果のメカニズムを解明する

【私の研究はこんな感じ】  健康の維持・増進のために運動することが強く推奨されている一方で、その科学的な背景については不明な点が多く残されています。また、残念ながら基礎的な知見が実際のスポーツ現場で十分に活用されているとは言い難い状況です。そこで、私の研究では主に骨格筋を対象として運動・トレーニングあるいは身体的不活動・加齢による適応について検討するとともに、運動効果の指標となるバイオマーカーの探索を行っています。 【こんなコラボをしたい】     1)電子顕微鏡による

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「健康状態」が個人情報ではなく、共有されて活用される社会に慣れていくのだろうか?

「健康状態」が個人情報ではなく、共有されて活用される社会に慣れていくのだろうか?

声を分析してうつ病や認知症、パーキンソン病などの病気を見分ける技術の開発。すごいけど、でこれが進んだら、人前で話すだけで「自分でも気づいていない病気」が他の人に伝わってしまうと思うと恐ろしい気もする。 でも、よく考えたら歩行分析で認知症の兆候がつかめるのは明らかになっているが、これも「自分でも気づいていない病気」が外見でわかってしまうという意味では同じではある。 病歴などはいわゆる個人情報保護法における「要配慮個人情報」にあたるものだが、技術が進歩すればこれは保護しきれな

大学発技術シーズを社会実装し、成果を社会に還元したい。
Photo Soni Life Technology株式会社(旧Photo Soni Tec)
事業化推進責任者 若松知哉氏インタビュー

大学発技術シーズを社会実装し、成果を社会に還元したい。 Photo Soni Life Technology株式会社(旧Photo Soni Tec) 事業化推進責任者 若松知哉氏インタビュー

Introduction Hardtech & HealthのBatch 1プログラムに参加した15社の中で、最もアーリーステージのスタートアップがPhoto Soni Tech。京都大学の技術シーズをもとに、会社を創設しようとしているPre-Seedの段階だ。アーリーの立場でアクセラレーションプログラムを活用することのメリット、そして大学発スタートアップとしての同社のミッションについて若松知哉氏に話を聞いた。 ーーどういう経緯でPhoto Soni Techをやろうと思

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ADHDと脳波検査についてのまとめ

ADHDと脳波検査についてのまとめ

・ADHDをもつ人の脳波所見では、徐波の増加やΘ波/β波比の高さが認められるとされている。米国ではΘ波/β波比と前頭葉β波測定によるADHDの診断補助ツール(Neuropsychiatric EEG Based Assessment eid:NEBA )を2013年にFDAが承認して企業が行っているが、米国神経学会は疑いを持っていて、その手法について検証した論文を出している。この論文では「脳波検査単独による評価は困難。医師は従来の医学的評価に加えて脳波検査を説明し行うべきであ

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