ほむほむ@アレルギー専門医

医学博士。 日本アレルギー学会専門医・指導医・代議員。 日本小児科学会専門医・指導医。…

ほむほむ@アレルギー専門医

医学博士。 日本アレルギー学会専門医・指導医・代議員。 日本小児科学会専門医・指導医。 学会の各種委員。 Twitterフォロワー12万人以上など。 Yahoo!個人や毎日新聞で連載中。 ※特定の団体の意見を代表していません。 ※ヘッダー&アイコンは青鹿ユウさん。

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お子さんのアレルギーに悩んでおられる保護者、診療に携わる医療者の方々へ。

アトピー性皮膚炎は、予防できますか? もし、お父さん、お母さん、ごきょうだいがアトピー性皮膚炎で苦しんだ経験があるならば、これから生まれてくるお子さんに発症するかもしれないアトピー性皮膚炎を予防したいと思いませんか?  「新生児期から保湿剤を全身に使うと、生後32週(=約8ヶ月)までのアトピー性皮膚炎の発症を32%下げる」というエビデンス(証拠)がありますと言われるとどうでしょう。この報告は、2014年10月に日本から発表されています。 そして、今、徐々に「生まれてから早

    • 免疫抑制薬タクロリムス軟膏とPDE4阻害薬クリサボロール軟膏に、子どものアトピー性皮膚炎に対する効果の差はあるか?|2024年3月16日

      ■ ブログで公開した内容の深掘りです。 ( 本記事は、メンバーシップ(スタンダード・アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m) アトピー性皮膚炎に対し、さまざまな新規外用薬が登場しているが、その比較はできる?■ X(旧Twitter)をみていると、なんだか?なポストがありました。 ■ 免疫抑制薬タクロリムス(商品名プロトピック)軟膏がストロングクラスの効果で顔と頸部にしか使えない、PDE4阻害薬ジファミラスト(商品名モイゼルト)

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      • 内服JAK阻害薬バリシチニブ(商品名オルミエント)は、2歳以上の中等症以上のアトピー性皮膚炎に有効である:BREEZE-AD PEDS試験|2024年3月10日

        ■ ブログで公開した内容の深掘りです。 ( 本記事は、メンバーシップ(アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m) アトピー治療の急速な進展。小児もその恩恵が広がりつつあります。※2024年3月10日現在、バリシチニブはまだ小児適用はありません(今後、拡大される可能性に関しては本文中に述べました)。 ■ アトピー性皮膚炎に対する全身投与する薬剤は急速に進歩しています。 外用薬と全身治療薬(内服薬・注射薬)の手数が増え、現状では以

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        • デュピルマブの使用中にもかかわらず、アナフィラキシーを起こした10歳男児例の報告|2024年3月7日

          ■ ブログで公開した内容の深掘りです。 ( 本記事は、メンバーシップ(スタンダード・アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m) アトピー性皮膚炎治療における生物学的製剤。食物アレルギー応用も?■ デュピルマブは、最近、生後6ヶ月の乳児の重症アトピー性皮膚炎に使用可能になった、生物学的製剤です。 ■ 高価でもあり、しかも注射製剤ですので、全員に使用できるというわけではありません。 ■ 一方で、生物学的製剤を食物アレルギーの治療

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          免疫抑制薬タクロリムス軟膏とPDE4阻害薬クリサボロール軟膏に、子どものアトピー性皮膚炎に対する効果の差はあるか?|2024年3月16日

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          ■ ブログで公開した内容の深掘りです。 ( 本記事は、メンバーシップ(スタンダード・アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m) アトピー性皮膚炎に対し、さまざまな新規外用薬が登場しているが、その比較はできる?■ X(旧Twitter)をみていると、なんだか?なポストがありました。 ■ 免疫抑制薬タクロリムス(商品名プロトピック)軟膏がストロングクラスの効果で顔と頸部にしか使えない、PDE4阻害薬ジファミラスト(商品名モイゼルト)

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          免疫抑制薬タクロリムス軟膏とPDE4阻害薬クリサボロール軟膏に、子どものアトピー性皮膚炎に対する効果の差はあるか?|2024年3月16日

          内服JAK阻害薬バリシチニブ(商品名オルミエント)は、2歳以上の中等症以上のアトピー性皮膚炎に有効である:BREEZE-AD PEDS試験|2024年3月10日

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          ■ ブログで公開した内容の深掘りです。 ( 本記事は、メンバーシップ(アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m) アトピー治療の急速な進展。小児もその恩恵が広がりつつあります。※2024年3月10日現在、バリシチニブはまだ小児適用はありません(今後、拡大される可能性に関しては本文中に述べました)。 ■ アトピー性皮膚炎に対する全身投与する薬剤は急速に進歩しています。 外用薬と全身治療薬(内服薬・注射薬)の手数が増え、現状では以

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          内服JAK阻害薬バリシチニブ(商品名オルミエント)は、2歳以上の中等症以上のアトピー性皮膚炎に有効である:BREEZE-AD PEDS試験|2024年3月10日

          デュピルマブの使用中にもかかわらず、アナフィラキシーを起こした10歳男児例の報告|2024年3月7日

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          ■ ブログで公開した内容の深掘りです。 ( 本記事は、メンバーシップ(スタンダード・アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m) アトピー性皮膚炎治療における生物学的製剤。食物アレルギー応用も?■ デュピルマブは、最近、生後6ヶ月の乳児の重症アトピー性皮膚炎に使用可能になった、生物学的製剤です。 ■ 高価でもあり、しかも注射製剤ですので、全員に使用できるというわけではありません。 ■ 一方で、生物学的製剤を食物アレルギーの治療

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          シーズン到来 花粉症治療の「落とし穴」|毎日新聞医療プレミア|2024年3月7日

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          世界で感染拡大がはじまっている『マイコプラズマ』。日本で感染拡大する前に。|ニュースレター|2024年3月6日

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          世界で感染拡大がはじまっている『マイコプラズマ』。日本で感染拡大する前に。|ニュースレター|2024年3月6日

          牛乳アレルギーに対する経皮免疫療法Viaskin milkは有効か?|2024年3月4日

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          ■ ブログで公開した内容の深掘りです。 ( 本記事は、メンバーシップ(アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m) 治療の難しい牛乳アレルギー。経皮免疫療法ViaskinのフェーズI/II試験の結果。 ■ 牛乳アレルギーは、日本でも多い食物アレルギーですが、世界的にも多い食物アレルギーです。 ▷Moneret-vautrin, D. (1999). Cow's milk allergy.. Allergie et immuno

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          牛乳アレルギーに対する経皮免疫療法Viaskin milkは有効か?|2024年3月4日

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          世界で感染拡大がはじまっている『マイコプラズマ』。日本で感染拡大する前に。|ニュースレター|2024年3月6日

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          牛乳アレルギーに対する経皮免疫療法Viaskin milkは有効か?|2024年3月4日

          ■ ブログで公開した内容の深掘りです。 ( 本記事は、メンバーシップ(アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m) 治療の難しい牛乳アレルギー。経皮免疫療法ViaskinのフェーズI/II試験の結果。 ■ 牛乳アレルギーは、日本でも多い食物アレルギーですが、世界的にも多い食物アレルギーです。 ▷Moneret-vautrin, D. (1999). Cow's milk allergy.. Allergie et immuno

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          【ニュースレター】痛くない「鼻スプレー」インフルワクチンは、いかに認可までたどりついた?

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          オマリズマブ(商品名ゾレア)は、経口免疫療法の効果と安全性を上昇させる|2024年2月29日

          ■ ブログで公開した内容の深掘りです。 ( 本記事は、メンバーシップ(アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m) 食物アレルギーに対する経口免疫療法の有効性と安全性を高める研究がすすんでいます。■ 食物アレルギーは、先進国で増えています。 ■ 日本では、鶏卵、牛乳、小麦、種子類(ナッツ類)、ピーナッツなどが主な原因ですが、世界では特に、ピーナッツが問題となっています。 ■ そしてピーナッツや木の実類アレルギーは治りにくいとされて

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          鼻噴霧ステロイド薬の話【軽症から使う花粉症の第一選択薬】|Voicy文字起こし|2024年2月29日

          こんにちは、ほむほむです。 このチャンネルでは、子どもやアレルギーの健康情報を、5分程度でざっくりと解説しています。それでは早速始めてまいりましょう。 ※この記事は、メンバーシップに含まれている特典マガジンです。 今回は、鼻に霧状のステロイド薬を噴霧する、鼻噴霧ステロイド薬に関してお話しします。 鼻噴霧ステロイド薬は、例えばアレルギー性鼻炎や花粉症の症状にとてもよく効くお薬です。海外では、日本でよく使われる抗ヒスタミン薬の内服薬よりも、第一選択薬として使われています。

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          皮膚の保湿に効く内服薬や理学療法はありませんか?【ご質問に答える】|Voicyプレミアム放送文字起こし|2024年1月26日

          ※この記事は、メンバーシップ『アドバンス』の特典記事になります。 こんにちは、ほむほむです。 プレミアム放送では、医師でも意見が分かれるテーマや、最新の医学論文情報などを共有しています。それでは早速始めてまいりましょう。 アトピー性皮膚炎における『効率的な保湿方法』についてのご質問をいただきました。60代の勤務医の方で、皮膚科や漢方医学を専門とされている先生とのことです。 まず、ご質問の内容について確認させていただきます。 ご質問ありがとうございます。 これはなかなか

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          早期離乳食開始にガイドラインを改定したスウェーデンでは、食物アレルギーの発生に変化はあったのか?|2024年2月24日

          ■ ブログで公開した内容の深掘りです。 ( 本記事は、メンバーシップ(アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m) 離乳食の早期開始が食物アレルギー予防に効果がある。世界の指針は変わってきたか?■ 小児の食物アレルギーは近年増えています。 ■ そのため、アレルギーとして多い卵やピーナッツなどの食品を早い段階で取り入れることが、アレルギーを防ぐのに役立つ可能性が高いという知見がふえ、生後4~6カ月にこれらの食品を食べさせ始めることを

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          これから流行する? マイコプラズマの発見の歴史|Voicy文字起こし|2024年2月23日

          こんにちは、ほむほむです。 このチャンネルでは、子どもやアレルギーの健康情報を、5分程度でざっくりと解説しています。それでは早速始めてまいりましょう。 ※この記事は、メンバーシップに含まれている特典マガジンです。 今後、流行してくることが予想される『マイコプラズマ』。 1ヶ月ほど間が空いてしまいましたが、皆さんお元気だったでしょうか? 小児科は外来でも様々な感染症が流行しており、外来がごった返している状況があります。受診もなかなか難しいような時もあるのではないかと思っ

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          デュピルマブは、アトピー性皮膚炎のある5歳未満の子どもの感染症を減らす?|2024年2月23日

          ■ ブログで公開した内容の深掘りです。 ( 本記事は、メンバーシップ(スタンダード・アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m) 生後6ヶ月から使用できるようになったデュピルマブは、子どものアトピー性皮膚炎に有効かつ、感染リスク減少に効果があるかもしれない■ アトピー性皮膚炎は、小児で発症することが多い病気です。 ■ アトピー性皮膚炎があると、さまざまな皮膚の感染症を発症しやすくなり、黄色ブドウ球菌やヘルペスなどが原因になること

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          牛乳によるアナフィラキシーの再発率、重篤なアナフィラキシーの発生率は?|2024年2月18日

          ■ ブログで公開した内容の深掘りです。 ( 本記事は、メンバーシップ(アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m) 世界的に増加中、牛乳アレルギーによるリスク■ 牛乳アレルギーは、日本だけでなく、海外でも増えており、とくに重症のアナフィラキシーの原因としてナッツよりも増えているのではという報告もあります。 ■ 先進国における1歳児の牛乳アレルギーの有病率、つまりこの年齢でアレルギーを持っている子どもの割合は0.5%から3%と報告

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          健常新生児における最初の沐浴のタイミングは?|2024年2月17日

          ■ ブログで公開した内容の深掘りです。 ( 本記事は、メンバーシップ(スタンダード・アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m) 新生児の初めての沐浴は、早いほうが良い?遅い方が良い?■ 新生児の沐浴は、科学的なエビデンスよりも文化的な背景に基づいていることが多いとされています。 ■ 様々な沐浴方法がありますが、新生児の初めての沐浴は出生後24時間以上経ってからにすることが世界保健機関(WHO)も推奨しています。 WHO Rec

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          健常新生児における最初の沐浴のタイミングは?|2024年2…