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デュピルマブ使用中のアトピー性皮膚炎の重症度を、もっとも反映するバイオマーカーはなにか?|2024年1月22日

■ ブログで公開した内容の深掘りです。

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日本におけるデュピルマブ投与患者に関するアトピー性皮膚炎のバイオマーカー研究

■ アトピー性皮膚炎は、様々なフェノタイプが存在し、それぞれが不均一な要因を持っています。
■ そして、リスク要因、重症度、予後、薬剤の効果及び副作用に関して個人差が大きいことから、それらを評価するためには、バイオマーカーの特性を理解し、適切に活用する必要があります。

■ 日本における「Biomarkers to Predict Clinical Improvement of AD in Patients Treated with Dupilumab(デュピルマブ投与患者におけるADの臨床的改善を予測するバイオマーカー; B-PAD)」と題された研究が多施設共同で実施されています。

■ この研究では、日本に住むアトピー性皮膚炎(AD)の患者110人を対象に、デュピルマブ投与前と投与開始後のバイオマーカーの変化を追跡しています。
■ 19種類のバイオマーカーを定期的に測定することで、どのバイオマーカーが治療において有用であるかを検討したのです。

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noteでは、ブログでは書いていない「まとめ記事」が中心でしたが、最近は出典に基づかない気晴らしの文も書き散らかしています(^^; この記事よかった! ちょっとサポートしてやろう! という反応があると小躍りします😊