みなもと太郎

みなもと太郎先生ありがとう、『風雲児たち』ふぉーえばー
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みなもと太郎先生ありがとう、『風雲児たち』ふぉーえばー

8月20日、みなもと太郎先生の訃報は青天の霹靂でした。 兄エースを喪ったワンピースのルフィのように白目をむいてガクガクしてしまいました。 そもそもこのnoteを書き始めたのも、インスタグラムを始めたのも、すべて病気療養中だったみなもと太郎先生がお元気になられ、『風雲児たち』の連載が再開されることを願ってのことでした。 https://www.instagram.com/storia0123/ ところがこの一ヶ月、仕事も忙しく、先生のことをゆっくり偲ぶこともできずに、い

090  本棚は世界につながっている

090  本棚は世界につながっている

九条Tokyoにはミニ図書館があります。オーガニックの食材を日本ワインや日本酒とともに楽しんでいただこうという酒肴、いや趣向のバルなのにねぇ。。。 当初は、毎月開催している「誤配だらけの読書会」メンバーが紹介した本などを置いておくための図書館としてスタートしました。 ところが、最近はじめた「つながる本棚」プロジェクトで取材させていただく際、最後に「今オススメするならこの3冊」という質問をしていると、ボクがまったく知らなかった作者や作品の名前が挙がってきます。 その本“読み

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みなもと太郎先生のこと。 その1
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みなもと太郎先生のこと。 その1

「風雲児たち」「ホモホモ7」などで知られるマンガ家のみなもと太郎先生が亡くなった。僕は生前、何回かお会いする機会があり、「風雲児たち」がNHKでドラマ化された際には広告ポスターをつくる幸運にも恵まれた。 僕にとってみなもと先生は、素晴らしいマンガ家というだけではなく、世界を見つめる「視点」を教えてくれた人だった。以下、先生のことを書いていきたい。 みなもと作品との出会い思い入れたっぷりにはじめたのはいいものの、実は僕はそれほど古参のファンというわけではない。手塚治虫の「ル

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未完のまま終わる仕事こそ、もっとも幸せ。
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未完のまま終わる仕事こそ、もっとも幸せ。

マンガ家のみなもと太郎さんが、先月、亡くなった。 みなもと太郎さんの代表作といえば、1979年の連載開始から40年以上に渡って描き続けている歴史マンガ『風雲児たち』だ。 「こんなに面白い歴史を、学校ではどうしてあんなつまらなく教えられるのか分からない」 2004年に手塚治虫文化賞の特別賞を受賞した時、みなもと太郎さんは記者にこう語ったという。 ぼくは『風雲児たち』をはじめて読んだのは社会人になってからだったけど、もし中高生の時に出会っていたら、人生が変わっていたかもし

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何度も読み返す再読本

何度も読み返す再読本

「何回も再読しているし、この先もきっと読み返すだろうなと思う本って稲田さんありますか?」と知人男性から急に質問メールをもらう。彼はいつも急に質問してくる。質問するきっかけが知りたい。笑 何冊もあるので思いつくままに挙げてみると、自分の年齢で #再読本 が変化することに気づきました。 20代 『哀愁の街に霧が降るのだ』椎名誠 『真・放浪記』野田知佑 『青春デンデケデケデケ』芦原すなお 30代 『風の歌を聴け』村上春樹 『ぼくが電話をかけている場所』レイモンド・カーヴァー

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【追悼】【再掲】読書感想文 マンガの歴史/みなもと太郎
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【追悼】【再掲】読書感想文 マンガの歴史/みなもと太郎

 どんなものでも「ある日突然、何もないところから生まれた」なんてあるわけがなく、漫画も当然ながら誕生までに様々な経緯があり、その文化が発達するまで様々なドラマ、事件、トラブル、葛藤そのほか諸々を経験してようやく今に至っている。  本書はその漫画を一つの歴史をとして捉えようとした教科書である。  漫画の起源として考えられるのは紀元8世紀ごろ、奈良時代に成立した絵巻物がある。絵巻物は長大な紙、あるいは絹などの布を使い、絵で物語の変化、経緯を表現した芸術作品あるいは芸術形式を指す

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8月27日「激おこ」

8月27日「激おこ」

「新選組まで描かないとファンに怒られるから」ですって? 本当ですよ! 新選組が出るとこまでいかないなんて! ファンはみんな怒ってますよ! この集合絵の近藤さんも土方さんも、本編に出してくださいよ! まだ近藤さんと土方さんは結成前にちらっと顔が出たからいいですよ、沖田総司は集合絵でも後ろ向いたままなんですよ…… 沖田、どんな顔だったんでしょうね。『冗談新選組』と同じ顔なのかしら。 『冗談新選組』と同じだと「吉田松陰」とソックリになっちゃうんですけどね。 ふつうに美男

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みなもと太郎と『風雲児たち』―読書月記20

みなもと太郎と『風雲児たち』―読書月記20

みなもと太郎が亡くなった。 『風雲児たち』と出会ったのは、1987年。かねてからファンだった星野之宣の『ヤマタイカ』が連載されていた「月刊コミックトム」でのことだった。最初からその面白さに気づいたわけではなかったが、11月15日にコミックスの第1~3巻(潮出版社版)を、16日、17日もそれぞれ3冊ずつ、そして18日は第10~13巻を購入している。当時、勤め先が水道橋にあったので、神保町の「コミック高岡」で購入した。というより、他の店で見つけるのが難しかった(手塚治虫の遺作の一

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漫画界の応援団長だった、みなもと太郎先生

漫画界の応援団長だった、みなもと太郎先生

前職場でお世話になった漫画家・みなもと太郎先生がお亡くなりになった。 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6402166 代表作は「風雲児たち」。昨年には日本漫画家協会大賞を授与されている。幕末の志士の活躍をリアルとコミカル入り乱れて描いた作品。「風雲児」たちはリイド社の連載作品だったが、外伝物がコミケで同人誌販売されていたりしたので、それを拾い上げて単行本化した。また名作「ホモホモ7」や、文豪の名作コミカライズ「レ・ミゼラブル」も絶版になっていた

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レ・ミゼラブル

レ・ミゼラブル

先日、漫画家みなもと太郎先生が亡くなられたことを知りました。 先生の代表作は「ホモホモ7」や「風雲児たち」ですが、私の大好きだったマンガは「レ・ミゼラブル」でした。 前回のつぶやきで書いた通り、学校帰りに本屋さんで立ち読みしていてこのタイトルを取り、面白そうだったのでちゃんと買いました(ォィ😆) 。 読み始めて男性と女性でなんでこんな絵柄が違うんだと思いつつ、そのストーリーにどんどん引き込まれていき、もうラストはボロ泣きでした。 このマンガの先生自身の後書きに「ラストが違

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