うれしー

「生きることは、食べること」嬉野さんの言葉の切れはし#346

ぼくら人間の目的はね、生きること。
そうでしょう奥さん。
それ以外に何があるのよ。
そして、生きることは、食べること。
ねぇ、奥さん。そうでしょう。
ーー嬉野雅道
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ぼくらが、日記でね。
昔から奥さん奥さんって言っているでしょう。
あれはね、昔から、主婦のみなさんに敬意を表していたからです。
主婦のみなさんは、毎日御主人に食べさせて、
子供が

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こっちから日が差してるから… スキです
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「明日を思う」嬉野さんの言葉の切れはし#345

彼らがその視線の先に見た明るい未来を、やがてぼくらが作る。
そんな気にさせるのが、「続・三丁目の夕日」の魅力だったと勝手にぼくは思っています。
ーー嬉野雅道
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ずいぶん昔、藤村先生と六本木で映画を見ました。
「続・三丁目の夕日」です。
笑って泣いて最後の最後まで楽しんだのですが。あの映画は、時代設定こそ昭和34年ですが、けして昔を懐かしむ映画

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こっちから日が差してるから… スキです
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「長い寄り道」嬉野さんの言葉の切れはし#344

ほんとうにぼくらは、長い長い寄り道をしているのかもしれない。
何がぼくら人間にとって幸せなのか。
そんなこと、本当は、もうみんな、分かっていることではないのか。
ーー嬉野雅道
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ある年の夏、ドラマ制作のための取材で、札幌と小樽とにある五つのコーラスチームのもとに足を運び練習風景を見学しました。
ぼくらとしては、コーラスの歌声に親しむのも初めて

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スキでした
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「泣いて、泣いて」嬉野さんの言葉の切れはし#343

どうしたって処理できない複雑な想いを抱えて、人は生きていかねばならないんですよ。
けど、その複雑な想いを処理する能力を人は持っている。
それが泣くという行為。
そして人は、泣いている他人の境遇に共感する能力も持っている。
泣いて、泣いて。
ーー嬉野雅道
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人は、なぜ泣くのか。
それは多分。
胸の中に降り積もる想いの全てが、必ずしも伝達可能なも

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丹念に丹念を重ねてスキですよ
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「溢れ出るなにか」嬉野さんの言葉の切れはし#342

ホーチミン市のホテルに到着した時、藤やんと大泉洋の胸の中から、なんだか訳のわからないものが堰を切って一時に溢れ出てきたはずなのよ。だから溢れ出た涙が止められなかった。
ーー嬉野雅道
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泣くという行為があるでしょう。
あれはね。
必ずしも悲しいから泣きたくなるのではないということを、
年配者のぼくは知っています。
悲しくなくたって、人は泣くんで

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スキでした
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「思い出すから」嬉野さんの言葉の切れはし#341

孤独を感じて、寂しさに泣く時、ぼくらは、きっと思い出しているね。なくなったものを。
寂しいのは、あえて、思い出すからなのかもしれない。
ーー嬉野雅道
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うちの犬が死んだ時。
奥さんは、毎日泣き通しでした。
多分、ぼくが死んでもあんなに泣きはしないだろうと思うくらいね。
それくらい泣いてました。
なにしろ結婚する前から飼っていた犬だったし、

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スキでした
102

「言葉は届かない」嬉野さんの言葉の切れはし#340

見えている風景が違う時。
言葉は、その人には届かない。
それは難しいとか、易しいとかではなく。
その人の凹んでいる事情が分かっていたってね、その事情が、その人にどんな風景を見せているかなんて分からない。
ーー嬉野雅道
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公園で男の子が泣いているとするでしょう。
転んでしまってね、どこかが痛いわけでもなさそうです。
だって、公園の隅の、ブランコ

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これ以上 スキがあったら僕は死にます
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「食べるがいちばん」嬉野さんの言葉の切れはし#339

あなたのためにご飯を作ってくれる人がいるのなら、多分その人がいちばん偉い。
自分で作っているのなら、勿論あなたがいちばん偉い。
ーー嬉野雅道
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いつの間にか、皆さん方とは、もうもう、長い長いお付き合いになりました。
さりとて、皆さん方に、
何をしてさしあげられるわけでもございませんが、
どうぞご健勝で、とにかく生きていってくださいませ(笑)。

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丹念に丹念を重ねてスキですよ
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「終わりを見送る」嬉野さんの言葉の切れはし#338

年の瀬にはやはり、そうとは気づかず、
ぼくらはやはり、何かを静かに見送っているよね。
終わっていく何かを。
それはやっぱり死んでいった者を見送るのに似ているのじゃないだろうか。
ーー嬉野雅道
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ほどなく年も暮れますね、みなさん。
去り行く年を見送り、また来る年を迎えて、
私ももうずいぶんな年齢になります。
そんなあたり前の繰り返しを、あたり前

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なんでそんなにスキ増えたんだよー
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