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「乗り越える」嬉野さんの言葉の切れはし#348

自分の人生を肩代わりしてくれる人なんかいない。
ーー嬉野雅道

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一所懸命生きるって、
めんどくさい問題に立ち向かうことだと思うんですよ。

人間関係だって、毎日のご飯の準備だって、勉強だって、
仕事だって、恋愛だって、思い通りにいくことばかりじゃない。

仲の好かった人と喧嘩する時があったり、好きな人に急に心変わりされて失恋したり、反対に、ある日知り合った人が突然好きになってしまって、それまで付き合ってた人のことを嫌いになったわけじゃないのに、だんだん、その人から気持ちが離れて行く、そんな自分が無性に寂しかったり。

何も悪い事してないのに友達に意地悪されたり、仲良くしたいと思っているのに、どうしても仲間に入れてもらえなかったり。

離婚したり。自分の大事な人が亡くなってしまったり。

辛くて落ち込む事が、ぼくらの人生にはたくさんあるんですよね。

でも、その辛くて落ち込んだ時に、そのめんどくさい事態にぼくらは立ち向かって、いつかそれを乗り越えるわけじゃないですか。

そこが、聞いてて共感するところなんですよね。

自分の人生を肩代わりしてくれる人なんかいないから、
懸命に自分でその辛い状況を乗り越えようとする。
それを繰り返す事が、その人の人生を間違いなく豊かにしているとぼくは思いました。

苦しい只中にいる時は、ただ、苦しいだけだから、死んでしまいたいと思うときもあるんだろうけど、

でも、負けずに、懸命にそこを乗り越えようとすることが、その人の人生を大きくするのだと思いました。

乗り越えられるまで苦しいんだけれど、乗り越えた時、
間違いなく、その人は、その先に何かを見つけるんですよね。
その風景が、今度は、聞く者を励ましたりするんです。
ーー嬉野雅道(水曜どうでしょうディレクター)

ホワイト・スキ・カモン!
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『水曜どうでしょう』カメラ担当ディレクター(HTB 北海道テレビ放送)。うれしーとも呼ばれています。noteには、毎日「言葉の切れはし」を置いていました(2019年)。著書に『ひらあやまり』『ぬかよろこび』(KADOKAWA)、共著に『腹を割って話した』(イースト・プレス)など。
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