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記事一覧
コペンハーゲン②国の豊かさに触れる
コペンハーゲンの記事①は、こちらより。
記事②では、施設内に入場した場所を纏めてみたい。
運河巡り
約1時間のコースで、コペンハーゲンの街を海や運河から眺める事ができる。
早速ボートに搭乗。
ボートからは、街の中の色々な建物が見える。
港町らしい倉庫街。
オペラハウスは、海運会社大手のマースクの寄付により建てられたそうだ。
マースクは、海運売上高世界一を誇る企業。
黒いダイヤモンドと
コペンハーゲン①物憂げな人魚姫
ドイツの隣国、デンマーク。
首都コペンハーゲンと言えば、まず思い浮かべるのがアンデルセン童話。
この街にある人魚姫の像には、不名誉なニックネームが付けられている。
それが、世界三大ガッカリ。
ブリュッセルの小便小僧、シンガポールのマーライオンが仲間として挙げられている。
ブリュッセルの小便小僧を見ても、私はがっかりしなかったのだから、人魚姫を見てもきっとがっかりしないだろう!
焦る気持ちを抑えな
オランダ デン・ハーグ④彼女を独り占めした日
どうしても見たい絵。
何度でも見たい絵。
私には、そんな絵がたくさんある。
今年は、アムステルダム国立美術館で、フェルメール展が開かれた。
37作中、28作が集められた大展覧会。
そんなきっかけがあり、今年は私にとってのフェルメールイヤーにする事にした。
念願のデルフトに足を運び、その足でデン・ハーグのマウリッツハイス美術館へ、ニ度目となる訪問をした。
一度目とニ度目。
この差は、とても大き
オランダ デン・ハーグ③都会と自然の調和
先日の記事では、この街がオランダ政治の中心地だという事に触れた。
中央駅前には高層ビルが建ち、都会的な雰囲気だ。
しかし、駅前の別の方向(右手の大きな建物が中央駅)には大きな公園があり、鹿が何頭も餌を食んでいる。
この公園はHaagse Bosと呼ばれる森で、オランダ最古の森。
その大きさは、100ヘクタールにも及ぶ。
この森の中にはハウステンボスのモデルにもなったと言われるオランダ王室の居
オランダ デン・ハーグ②エッシャーのだまし絵
エッシャーと言えば、だまし絵。
2018年には、視覚の魔術師と名付けられたドキュメンタリー映画も作られた。
絵の中の一箇所に視点を置くと、そこから自然にゆっくりと周囲に視点が動き、現実にはありえない景色に踏み込んでいる事に気付く。
まさに、魔術師。
絵を何度も見返してしまうので、一度見たら忘れる事がない。
私は、これらの作品を見たくて、デン・ハーグにあるエッシャー美術館を訪れた。
Museum
オランダ デン・ハーグ①王子の日のパレード
オランダの、9月3週目の火曜日。
この日は国の祝日ではないそうだが、Prinsjesdag(王子の日)と呼ばれており、非常に大切な日だそうだ。
この日には、デン・ハーグ市内で王室のパレードが行われ、金の馬車に乗った国王にお目にかかれるという華やかなイベントがある。
そのため、デン・ハーグ市内の学校は、お休みになるそうだ。
さて、このパレードは、一体どんなパレードなのだろう?
毎年、テレビに映し出
オランダ デルフト②カリヨンの鐘が鳴る街
デルフト記事が長くなってしまったので、2つの記事に分けたい。
こちらは主に、フェルメール以外の街の魅力について。
フェルメールセンター
この建物は、かつてのギルドセンター。
フェルメールも館長を務めた画家のギルド、聖ルカ組合の場所でもある。
世界中に散らばったフェルメール作品。
元々は彼の最大のパトロン、ピーテル クラースゾーン ファン ライフェンが、19点ほど所有していたそうで、その部屋
オランダ デルフト①フェルメールの故郷へ
今年の2月から6月まで、アムステルダム国立美術館に於いて、フェルメール大展覧会が開催された。
全37作中、28作が集められ、空前絶後の展覧会と謳われた。
私は開催から2日目に、この展覧会を訪れた。
こんなきっかけがあり、今年は私にとってのフェルメールイヤーにしようと思い立ち、再度オランダに足を運んだ。
次の行き先は、アムステルダムではなく、彼の故郷デルフトだ。
街には、彼がここで暮らした軌跡が
ギリシャ③アテネ 博物館編
アクロポリス博物館
2009年に開館した博物館。
以前の博物館と区別するために、新アクロポリス博物館とも言われるそうだ。
アクロポリスの目の前に建ち、ガラス張りの現代的な建物はとても美しかった。
ギリシャ②アテネ 女神に愛される街
Αθήνα アテネ
この言葉を聞くだけでワクワクするほど、私はアテネの街に強い憧れがあった。
特別な場所であるからこそ、まだ若かった私は、いつか愛する人ができたら二人で一緒に訪れるのだと、そう決めてしまった。
そのため、欧州旅行をした学生時代にもギリシャは避け、訪れることはしなかった。
その後、何度か愛する人には巡り会えたものの、ギリシャ旅行を実現する事は出来ずにいた。
そして、ようやく長年
ギリシャ①サントリーニ 白壁と青い屋根
サントリーニの景色を初めて見たのは、世界の都市がモチーフになったカレンダーだった。
以前記事にしたモン・サン・ミッシェルを見たのも、このカレンダーだった。
実家のリビングに掛けてあったカレンダーはとても大きなもので、海と空の青さに、白い家々がくっきりと浮かび上がり、その家の上にも青い屋根が乗っていた。
幼かった私は、1ヶ月の間、毎日その景色を飽きる事なく見続けた。
そして、その1ヶ月が終わると、
スペイン バルセロナ 情熱と芸術の街
オリンピックと聞いて、私が必ず思い出す街がある。
それが、バルセロナだ。
1992年、私が初めてドイツで見たオリンピック。
開会式では、火のついた矢が放たれ、点火台に火が灯った瞬間には鳥肌が立った。
あれ以上に印象的な点火式を、私はまだ知らない。
オリンピック競技だけでなく、その街の様子が映し出される度に、私はこの街をいつか訪れてみたいと思っていた。
バルセロナと言えば、やはりサグラダ・ファ
ボスニア・ヘルツェゴビナ モスタル 世界遺産の橋を見たくて
ドゥブロブニクからの日帰り旅行。
行先は、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モスタルの街。
距離にして、150km程だが、国境を3度超える。
ドゥブロブニクの記事に書いた通り、ドゥブロブニクが飛び地になっているためだ。
ドゥブロブニクから海沿いを北上、ネウムの街があるボスニア・ヘルツェゴビナ領に入る。
そこから更に北上し、再度クロアチアに入国。
その後、ボスニアヘルツェゴビナ領に再入国となるのだ。