はらゆきこ

ファシリテーター。 「人びとの違いが活かされ、その人の願いや大切にしていることを互いに…

はらゆきこ

ファシリテーター。 「人びとの違いが活かされ、その人の願いや大切にしていることを互いに尊重できる社会」を目指し、未来を共創造するプログラム「シナリオプランニング」を提供し、おもにビジネス分野、教育分野での人材育成に取り組んでいる。

マガジン

  • アクティブ・ブック・ダイアローグ

  • 学習するクリニックづくり

  • 二十四節気と私たちの暮らし

    • 2本

    二十四節気(にじゅうしせつき)とは、季節の変化を示す指標です。 春分や秋分、夏至、冬至といった二十四の節気(約15日ごとの区分)をまとめて「二十四節気」と呼びます。 昔から私たち日本人の暮らしは四季とともにあり、四季の変化を表す二十四節気を暮らしの目安としていました。 このマガジンでは、二十四節気を目安に、私たちの暮らしと食について発信していきます。 時の流れは昔も今も同じです。豊かな日々をつないで行くために、 ・季節の旬の食材を使用します ・精製された白砂糖は使いません ・食品添加物、化学調味料、旨み調味料は使いません ・トランス脂肪は使いません ・電子レンジ調理をしません ・楽しく手早くできる調理を目指します ・会話が弾む料理レシピを提供します

  • ワークショップ・ラボ

    • 9本

    女性3名の、ファシリテーター&ワークショップ・デザイナー チームです。 【ワークショップ・ラボ】 いまおかまゆみ はらゆきこ やぶたゆきこ (50音順) 経験豊富なファシリテーター&ワークショップ・デザイナーが、オリジナル・ワークショップづくりをご支援しています。 ワークショップを組織力のアップ、人材育成に活用しませんか。

  • 小さな組織のTEAMING

    • 1本

    20人以下の、小さな組織を応援します。

記事一覧

よき隣人としてのコンシェルジュで孤立ゼロを目指す。

わたしが関わっている「まごころサポート」は、 高齢者の生活サポートのお仕事をしています。 いわゆる介護保険外のサポートを届けます。 そのサポートを届けてくれるメン…

はらゆきこ
7か月前
7

まぁまぁ空振りでした

先日書いたこちらの記事で。 システム図を描いてからのレバレッジポイントをテコ入れ…をせず 自らの価値観をまず知っていただこう、と計画。 結果、まぁまぁ空振り、つま…

7

組織の基盤を整えるために行ったこと

先日書いた記事。 ここで書いた「組織の基盤を整える」ということ。さて、何をしたのか?について少しずつ書いていこうと思います。 うまくいかないこともいっぱいあって、…

6

「問題を解決すること」と「創造すること」の違いとは

「問題を解決すること」と「創造すること」はどう違うのでしょうか? 「学習する組織」著者ピーター・センゲはこう言っています。 「創造すること」と「問題を解決するこ…

12

TEAMING(学習しながら実行する組織づくり)

今年、しっかり取り組みたいこと。 「小さな組織のチームビルディング」と題し、 2020年は、20人以下の小さなチームをよりよくすることに 取り組んでいきます。 世間では、…

3

シナリオプランニング入門編

シナリオプランニング入門編実施しました。 2030年の日本の社会を描いたシナリオを活用し、 そんな未来になった時の自分の働き方を検討、 粘土でイメージプロトタイプ、最…

3

活動あって学びなし?!

ワークショップデザインは面白い。 ワークショップのチェックインからチェックアウトまで、 すべて意味がある。 創り出したい状態に、今の現実を近づける手段がワークショ…

4

ワークショップで人や組織がよりよく変わる

ワークショップとは?と、ネットで調べてみると… セミナーは講師が一方的に教えるため参加者は受け身だが、ワークショップは参加者が自発的に参加して体験するグループ学…

10

Give it a shot!

「毎日のTo do リストは3つに絞ろう」というブログ記事から Give it a shot! という表現。 コラムの内容は、 ------------------------------- 毎日のやることを3つに制限…

6

心理的安全性

はらゆきこです。 今年は、読んだ本を図解していこうと思っています。この本は、いわゆるリーダーだけでなく、メンバーも含めてリーダーシップを発揮し、チームづくりをし…

17

社会起業家リーダーシッププログラム2020

2019年からスタートした、SDGsラーニングジャーニー。 今回から「社会起業家リーダーシッププログラム」としてスタートします。 初のフィリピン訪問から、約8ヶ月。昨年は…

9

SDGs ラーニングジャーニーのきっかけ

私がこのSDGsラーニングジャーニーを行うことになったきっかけは、2018年6月、気候の良い清里清泉寮。 非構成のコミュニケーショングループT(Training)グループってご存知…

4

SDGsラーニングジャーニー2

0日目 後半 市内観光へ行く途中のタクシー女性がタクシーの窓を叩き、お金を乞う。 同じような女性が何人もいる。赤ちゃんを抱いて。 セブにはストリートチルドレンも多い…

3

SDGsラーニングジャーニー1

いよいよスタート1日目 私たちの、ラーニングジャーニーの特徴は、 「情報の搾取に終わらせない」 「本気で関わる」 「自分から変わる」 そして今回私が思ったのは「関わ…

1

SDGsラーニングジャーニー

第0期、SDGsラーニングジャーニー、終えました。 今回のジャーニーは、大切な大切な仲間の初参加の機会でした。 日本から参加してくれたみなさん、ありがとう〜〜(^ ^) …

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よき隣人としてのコンシェルジュで孤立ゼロを目指す。

よき隣人としてのコンシェルジュで孤立ゼロを目指す。

わたしが関わっている「まごころサポート」は、
高齢者の生活サポートのお仕事をしています。
いわゆる介護保険外のサポートを届けます。

そのサポートを届けてくれるメンバーを「コンシェルジュ」と呼びます。
現在、京都市内に30名。
コンシェルジュは、シニアの「よき隣人」として、なんでも相談、お願いできる人。
「高いところのものとって~」とか、「スマホの使い方教えて」など、気軽に。

先日、友人カップル

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まぁまぁ空振りでした

まぁまぁ空振りでした

先日書いたこちらの記事で。
システム図を描いてからのレバレッジポイントをテコ入れ…をせず
自らの価値観をまず知っていただこう、と計画。

結果、まぁまぁ空振り、つまりあまり響きませんでした。
私の経験による、組織の状態の見方が甘かったということなのだと思います。

まずは、自分を知ってもらい、その後互いを知ってもらうことで
チーム作りの一歩としてもらおうと思い計画したのですが、
それにはまだ早かっ

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組織の基盤を整えるために行ったこと

組織の基盤を整えるために行ったこと

先日書いた記事。
ここで書いた「組織の基盤を整える」ということ。さて、何をしたのか?について少しずつ書いていこうと思います。
うまくいかないこともいっぱいあって、いいお話ばかりじゃないけどお付き合いください。

この医院に初めて訪問した1年前。
院長が当時言われていたのが「接遇が悪くて患者クレームがある、患者が減っている」ということでした。
私が訪問したときの初回の印象は「無秩序」ということです(

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「問題を解決すること」と「創造すること」の違いとは

「問題を解決すること」と「創造すること」の違いとは

「問題を解決すること」と「創造すること」はどう違うのでしょうか?
「学習する組織」著者ピーター・センゲはこう言っています。

「創造すること」と「問題を解決すること」の根本的な違いは簡単である。問題を解決する場合、私たちは望んでいないことを取り除こうとする。一方、創造する場合は、本当に大切にしていることを存在させようとする。これ以上に根本的な違いはほとんどない。もちろん多くの人は、仕事でも私生活で

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TEAMING(学習しながら実行する組織づくり)

TEAMING(学習しながら実行する組織づくり)

今年、しっかり取り組みたいこと。
「小さな組織のチームビルディング」と題し、
2020年は、20人以下の小さなチームをよりよくすることに
取り組んでいきます。
世間では、新型ウィルスで大変な状況ですが、話題の客船の
中で、効果的なチーミングが行われていたら、きっと違ったと思うのです。
不確実な時代だからこそ、TEAMING(学習しながら実行していく組織づくり)が必要なのだと思います。

この本に書

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シナリオプランニング入門編

シナリオプランニング入門編

シナリオプランニング入門編実施しました。
2030年の日本の社会を描いたシナリオを活用し、
そんな未来になった時の自分の働き方を検討、
粘土でイメージプロトタイプ、最初の一歩づくりをしていただきました。

粘土ワークを入れて2回目ですが、威力あります。
システム思考をもっと活用できるといいかも…。

自分でも新たな発見があり、びっくり。
受信力を上げる必要あるな、と思い、聴く力を上げて行こう。

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活動あって学びなし?!

活動あって学びなし?!

ワークショップデザインは面白い。

ワークショップのチェックインからチェックアウトまで、
すべて意味がある。
創り出したい状態に、今の現実を近づける手段がワークショップ。
さらにそのワークショップの目的、目標を達成するために
その中身の一つずつのワークをデザインする。

また、ワークショップは万能ではない。
ワークショップでない方がいいことも、もちろんある。

先日、某女子大で行ったのは、
リスク

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ワークショップで人や組織がよりよく変わる

ワークショップで人や組織がよりよく変わる

ワークショップとは?と、ネットで調べてみると…

セミナーは講師が一方的に教えるため参加者は受け身だが、ワークショップは参加者が自発的に参加して体験するグループ学習の場。

参加者が自発的に参加、体験するグループ学習の場。
果たしてそうなのかな?

もともとは工房という意味です。
工房とは、何かを「創り出す」場です。
「創る」とは。
それまでは存在しなかったものを存在させること、ですね。

何を創

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Give it a shot!

Give it a shot!

「毎日のTo do リストは3つに絞ろう」というブログ記事から
Give it a shot! という表現。

コラムの内容は、
-------------------------------
毎日のやることを3つに制限すれば、
なにをやるべきか、
やらないべきかを吟味するようになる。
3つなら実行できるので、精神衛生上も良い^ ^
さらに、todoを一件一枚ずつメモに書いて、
終わったら積み上げ

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心理的安全性

心理的安全性

はらゆきこです。
今年は、読んだ本を図解していこうと思っています。この本は、いわゆるリーダーだけでなく、メンバーも含めてリーダーシップを発揮し、チームづくりをしていく必要性を教えてくれます。
本当に必要だなぁ、と思い、実はこの本で、「小さな組織のチームビルディング」というワークショップをしています。

大きく、そして今までにない速いスピードで変わり続ける社会の中、チームが成果を上げていくため、組織

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社会起業家リーダーシッププログラム2020

社会起業家リーダーシッププログラム2020

2019年からスタートした、SDGsラーニングジャーニー。
今回から「社会起業家リーダーシッププログラム」としてスタートします。

初のフィリピン訪問から、約8ヶ月。昨年は3回訪問しました。すぐ近くの国なのに、知らない国。
多くの社会課題があり、驚きと発見の連続の3回の訪問でした。

一番私を動かしたのは、フィリピンには、学びを実践し、その社会課題に取り組む人たちがいたこと。私も実践者になりたいと

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SDGs ラーニングジャーニーのきっかけ

SDGs ラーニングジャーニーのきっかけ

私がこのSDGsラーニングジャーニーを行うことになったきっかけは、2018年6月、気候の良い清里清泉寮。

非構成のコミュニケーショングループT(Training)グループってご存知ですか?Tとはトレーニング、人間関係トレーニング、ファシリテーターとしてのトレーニングの1週間の合宿でした。

9名のメンバーで円で座るだけ、非構成の1週間。本当に多様なメンバーで、ただ座るだけ。それも6日間も。場だけ

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SDGsラーニングジャーニー2

SDGsラーニングジャーニー2

0日目 後半
市内観光へ行く途中のタクシー女性がタクシーの窓を叩き、お金を乞う。
同じような女性が何人もいる。赤ちゃんを抱いて。
セブにはストリートチルドレンも多い。3日目に地元の食堂(カレンデリア)で食べていたら、子どもが来て、トントン、と触られ、お金を乞われた。
その子たちにお金をあげても、その子たちのものにはならない。
お金はあげない、無視をするのがいいと聞いているものの、私が大いに動揺する

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SDGsラーニングジャーニー1

SDGsラーニングジャーニー1

いよいよスタート1日目

私たちの、ラーニングジャーニーの特徴は、
「情報の搾取に終わらせない」
「本気で関わる」
「自分から変わる」
そして今回私が思ったのは「関わり続ける」

よくあるスタディツアーは、先進国からやってきて、
貧困地域を見て、学んで先進国へ帰っていく。
現地や、当事者の方には疲弊だけを残してしまう。
そんなツアーにしたくない。

私たちのワークショップに集まってくれた女性たち

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SDGsラーニングジャーニー

SDGsラーニングジャーニー

第0期、SDGsラーニングジャーニー、終えました。

今回のジャーニーは、大切な大切な仲間の初参加の機会でした。
日本から参加してくれたみなさん、ありがとう〜〜(^ ^)

この海外でのラーニングジャーニー企画は、私にとっての初の試みであり、
私にとってまさにラーニングジャーニーだった。
少しずつ、振り返りながらご報告していきます。

【0日目】
日本から何もわからぬまま来てくれた高校生の潤くんと

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